Spotifyが次世代を担うポッドキャストクリエイターを育成するプログラム「Sound Up」を国内でスタート

スポティファイジャパン株式会社のプレスリリース

●自分自身の考えやストーリーを音声で発信したい女性を対象に、ポッドキャスト番組を企画・制作・
配信するためのノウハウを習得できるカリキュラムを提供。
●独創的なポッドキャスト番組を生み出すクリエイターを輩出し、国内における音声コンテンツの多様化と市場の活性化を促進
●プログラムの企画・運営を担当するファシリテーターに、人気ポッドキャスト番組のパーソナリティを務める平野紗季子 (『味な副音声〜voice of food〜』)と樋口聖典(『歴史を面白く学ぶコテンラジオ』)が就任
「Sound Up」専用サイト https://soundupjapan2021.splashthat.com/

世界で 3億5,600万人以上のユーザーが利用するオーディオ ストリーミングサービス Spotify(会社名 Spotify AB / 本社 Stockholm, Sweden)は、クリエイターが音声で自身のユニークな考えや発想、ストーリーを世の中に発信できるよう、ポッドキャスト番組の企画・制作・配信に関するトレーニングやサポートを提供する次世代クリエイター育成プログラム「Sound Up」を、この秋に国内で実施いたします。

本日より専用サイトで受講希望者を公募し、審査を通過した10名にはノート型パソコンやWiFiデバイス、マイク、ヘッドフォンなど、制作や編集作業に必要な機材を提供いたします。10名には9月27日からオンラインで行われる計4週間・全8回の前期プログラムに参加いただきます。さらに来年にも後期プログラムを受講いただき、最終的にはSpotifyの製作費出資のもと、自身が企画する番組のパイロット版を制作いただきます。受講生が制作したパイロット版のうち優れた作品は、Spotifyオリジナルまたは独占配信番組として世界のリスナーへの配信が検討されます。

「Sound Up」は、様々な課題に直面するコミュニティや少数派の人々の声をポッドキャストによって世界へ届け、多様性のある社会の実現を目指す目的で2018年にスタートしました。これまでにアメリカ、イギリス、ドイツ、スウェーデン、オーストラリア、アルゼンチン、インドなどで実施し、それぞれの国や地域で対象となるコミュニティの中から参加を募り、プログラムを実施してまいりました。参加者がパイロット版を制作した作品の中からは、アワードを受賞するなど高い評価を得て、その後人気番組となった例も生まれています。

今回「Sound Up」を実施する日本では、スイスの非営利財団「世界経済フォーラム」が今年発表したジェンダー・ギャップ指数(CGI)で120位となるなどジェンダー格差が社会的な課題として認識されています。Spotifyは「Sound Up」を通じて女性音声クリエイターを育成し、「自分らしく」生きたいと考える女性が自身の考えや価値観を発信する独創的なポッドキャスト番組を生み出すサポートを行うことで、国内音声コンテンツの多様化と市場の活性化に取り組んでまいります。

スポティファイジャパン株式会社 音声コンテンツ事業統括  西ちえこ コメント
「Sound Up」はポッドキャストという形で自分自身の考えや価値観を発信するクリエイターを育成するプログラムです。彼らが魅力的なコンテンツを生み出す後押しを行うことで、盛り上がりつつある国内音声市場をさらに活性化していきたいと思います。日本で初めて展開する今回着目したのは、日本の女性たちです。社会や家庭・職場で女性に期待される役割や固定観念を軽やかに乗り越え、”自分らしい” 生き方を模索する様々な女性たちの声をお届けできるのではないかと今から楽しみです。

なお「Sound Up」プログラムの企画・運営を担当するファシリテーターには、今年3月に実施された「JAPAN PODCAST AWARDS」で大賞を受賞した『味な副音声 〜voice of food〜』と、昨年大賞を受賞した『歴史を面白く学ぶコテンラジオ』でそれぞれパーソナリティを務める、フード・エッセイストの平野紗季子と株式会社BOOK代表取締役の樋口聖典が就任しました。音声ストーリーテリングのエキスパートのお二人には、相談役としても受講生をバックアップしていただきます。

Sound Up ファシリテーター  平野紗季子  コメント
音声メディアは感情や繊細なニュアンスも伝えやすく、だからこそ日々の中で感じることを、喜怒哀楽も含め表現・共有しやすいと思います。プログラムを通じ、自分自身の考えやストーリーを音声で発信する女性クリエイターが広がり、それによってリスナーが新しい視点や生きるヒントを得られるようになると嬉しいです。とてもワクワクしています。一緒に成長しましょう。

Sound Up ファシリテーター  樋口聖典  コメント
時代とともに自分の考えを誰かに伝えることの重要性がどんどん増してきている実感があります。そしてそれを最も手軽に、最も強烈に行うことができるのが音声メディアだと思います。「Sound Up」を通じて日本の女性がより輝けるようになり、日本の音声シーンがもっと盛り上がっていけば嬉しいです。

プログラム概要は次の通りです。

実施期間   9月27日-10月22日 (オンラインで開催)
実施内容   前期課程:
       4週間のバーチャルトレーニング(8-10時間/週)
        • ライブ配信クラス
        • ビデオクラス(録画)
        • 実践課題
       ※ 参加者10名には2022年実施の後期課程にもご参加いただきます
応募方法   下記の応募フォームから申し込み
       https://soundupjapan2021.splashthat.com/
応募条件    • 女性(性自認が女性の方を含む)
        • 20歳以上の日本居住者
        • 素晴らしいアイデアを持ったポッドキャスター志望者
        • 下記全てのカリキュラムに参加いただける方
            o 2021年 前期課程:4週間のバーチャルトレーニング
            o 2022年 後期課程:パイロット版の制作までを行うトレーニング
応募締切   2021年7月25日午後11時59分(JST)
その他    ポッドキャスト制作の経験不要

ファシリテーターについて
平野紗季子

フード・エッセイスト。1991年福岡県生まれ。小学生から食日記をつけ続け、大学在学中に日々の食生活を綴ったブログが話題となり文筆活動をスタート。雑誌等で多数連載を持つほか、菓子ブランド「(NO) RAISIN SANDWICH」のプロデュースなど、食を中心とした活動は多岐にわたる。著書に『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)。最新作『味な店』(マガジンハウス)が2021年6月に発刊。ホストを務めるポッドキャスト番組「味な副音声」でJAPAN PODCAST AWARD 2020大賞を受賞。

樋口聖典

1981年8月20日、福岡県田川市生まれ。
自主制作映画制作、自主企画イベントなど様々な経験を経たのち、2011年に音楽制作会社(株)オフィス樋口を設立。広告音楽や舞台音楽、映画音楽などの制作に携わる。
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属お笑いコンビ「ギチ」として活動経験あり。2014年、お笑い芸人”どぶろっく”とともに、ロックバンド”どぶろっかーず”を結成し、2015年、テイチクエンタテインメントより「もしかしてだけど、バンドアルバム」発売。
2016年、故郷である福岡県田川市にて株式会社BOOKを設立。廃校利活用施設「いいかねPalette」を拠点に、地元・筑豊地域の産業開発・雇用促進を軸とする地方創生事業に取り組む。
2020年、自身がプロデュース及びパーソナリティを担当するPodcast番組「コテンラジオ」が「JAPAN PODCAST AWARD 2019」にてグランプリ獲得。

Spotify について
https://www.spotify.com/
Spotifyは2008年のサービス開始以来、音楽の聴き方を進化させてきました。 Spotifyでは7,000万曲以上の音楽や260万番組以上のポッドキャストを無料でも発見・管理・共有いただけますが、有料のプレミアムプランである「Spotify Premium」にアップグレードいただくと、広告が入らず、より良い音質で、ダウンロードすればオフラインでもお楽しみいただけます。

Spotifyは世界で最も人気のあるオーディオ ストリーミングサービスであり、世界178の国と地域で1億5,800万人以上のSpotify Premium会員を含む 3億5,600万人以上のユーザーが利用しています。

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