ACジャパンのプレスリリース
公益社団法人ACジャパンの2021年度公共広告作品が、このほど決定しました。
新たな作品は7月より1年間、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等、全国の各メディアで
放送・掲載の予定です。
ACジャパンは、公共のための広告活動を通して世の中を良くしていきたいとの目標
の下、毎年さまざまなキャンペーン広告を制作し、会員社のメディアを通してメッセー
ジの発信を行っています。
キャンペーン広告は、主に
①多くの人に共通する重要な社会問題をテーマに広告を制作し、全国のメディアを通じ
て発信する「全国キャンペーン」(A、B2作品)
②各地域(北海道、東北、名古屋、大阪、中四国、九州、沖縄)が抱える問題の中から
各々テーマを選定し広告を制作、各エリアのメディアを通じて発信する「地域キャン
ペーン」(7地域7作品)
③公共福祉や医療・国際貢献等に取り組む非営利団体等にACジャパンの仕組みを利用
していただき広告を展開する「支援キャンペーン」(7団体7作品)
④ACジャパン制作のCMをNHKで、NHK制作のCMを会員民間放送で放送する
「ACジャパン・NHK共同キャンペーン」(1作品ずつ交換・放送)
⑤会員校の学生が公共広告作品を制作し応募、表彰する「ACジャパン広告学生賞」
(テレビCM部門・新聞広告部門の2部門で実施。各々グランプリ・準グランプリの
2作品を放送・掲載)
の5種類からなり、2021年度は計21作品となりました。
2021年度全国キャンペーンAは、浦島太郎を題材に、「うら島」が「プラ島」にな
ってしまう、そんな話が昔話でなく、今実際に起きている話だということを、昔話タッチ
のアニメーションで伝え、海洋プラスチックゴミ削減を訴えます。(作品名:プラ島太郎)。
この作品では、昨年に引き続き、聴覚障害がある方の情報格差の解消を目指して、手話と
オープンキャプションの字幕対応を行います。
全国キャンペーンBは、「サステナブルな未来を~さあっ動きだそう。~」をテーマに企
画を募り、「食品ロスチラシ」という作品に決定しました。この作品では、スーパーのチ
ラシをモチーフに食品廃棄の現状を伝え、食品ロスを少しでも抑える対策として、賞味
期限・消費期限の近い食品の購入を促します。この作品では、外国人にもより内容を理解
していただけるよう、英語字幕対応を行います。
地域キャンペーンでは、東京以外の全国7地域で、各々のテーマで作品を制作し、キャン
ペーンを展開します。同キャンペーンは2年間継続して実施の予定です。
(地域) (テーマ) (作品名)
北海道 多様性 わたしは、アイヌ。
東北 健康促進&郷土愛 とうほく6健!お祭り体操
名古屋 思いやり 想い鶴
大阪 特殊詐欺の被害防止 お金の話はゆ~っくり
中四国 防災 いのちを守る切り札
九州 災害に備えて、いまできること 被災の声を、日々の備えに。
沖縄 沖縄の宝を大切に おじぃになっても釣りがしたい。
支援キャンペーンでは、「ジャパンハート」「日本盲導犬協会」「日本動物愛護協会」
「日本骨髄バンク」「日本腎臓財団」「国連WFP協会」「全国民生委員児童委員連合会」
の7団体を紹介する作品を制作し、広告を通してその活動を支援します。
(団体名) (作品名)
ジャパンハート 助かるはずの命
日本盲導犬協会 いってきます!をすべての人に
日本動物愛護協会 一目惚れ
日本骨髄バンク 天才だけでは、救えない。
日本腎臓財団 検査が、かん腎
国連WFP協会 ひとつのテーブル
全国民生委員児童委員連合会 隣の委員さん
ACジャパン・NHK共同キャンペーンでは、ACジャパンはNHK制作の作品(作品
名未定・制作中)を会員民間放送を通じて放送し、NHKでは大阪地区制作の作品「お金
の話はゆ~っくり」を放送の予定です。
ACジャパン広告学生賞では、「テレビCM部門」「新聞広告部門」で下記作品がグラ
ンプリ・準グランプリを受賞しており、それぞれBS民放8局及び新聞全国紙5紙で放送・
掲載される予定です。
【テレビCM部門】 ( テーマ) (作品名) (受賞校名)
グランプリ 思いやり 聞こえる優しさ 東京工芸大学
準グランプリBS民放賞 食品ロス 牛の気持ち 武蔵野美術大学
【新聞広告部門】 (テーマ) (作品名) (受賞校名)
グランプリ 詐欺 良い人 桜美林大学
準グランプリ 食品ロス #完食 目白大学
記
・2021年度 ACジャパン広告作品
(放送・掲載予定期間:2021年7月1日~2022年6月30日)
※支援キャンペーン作品「ひとつのテーブル」、NHK共同キャンペーン作品(作品名
未定)の2作品は、7月中旬頃に完成予定
① 全国キャンペーン
■全国キャンペーンA
・作品名 :プラ島太郎
・テーマ :海洋プラスチックゴミ問題
・企画・制作 :株式会社新東通信
・イラスト :犬ん子(青空亭)、チャンキー松本(青空亭)
・歌・ナレーション・声優
:柴咲コウ
・制作協力 :松森果林(聞こえる世界と聞こえない世界をつなぐ
UDアドバイザー)
江副悟史(日本ろう者劇団代表)
・手話出演 :長井恵里(ろうちょ〜会代表)
・放送・掲載エリア:全国
■全国キャンペーンB
・作品名 :食品ロスチラシ
・テーマ :サステナブルな未来を~さあっ動きだそう。~
・企画・制作 :株式会社JR西日本コミュニケーションズ
・放送・掲載エリア:全国
② 地域キャンペーン
■北海道
・作品名 :わたしは、アイヌ。
・テーマ :多様性
・企画・制作 :株式会社電通北海道
・放送・掲載エリア :北海道
■東北
・作品名 :とうほく6健!お祭り体操
・テーマ :健康促進&郷土愛
・企画・制作 :株式会社東北博報堂
・放送・掲載エリア :東北
■名古屋
・作品名 :想い鶴
・テーマ :思いやり
・企画・制作 :株式会社電通 中部支社
・ナレーション:松下由樹
・放送・掲載エリア :東海、北陸
■大阪
・作品名 :お金の話はゆ~っくり
・テーマ :特殊詐欺の被害防止
・企画・制作 :株式会社電通 関西支社
・歌・ナレーション :渡部陽一
・放送・掲載エリア :近畿
■中四国
・作品名 :いのちを守る切り札
・テーマ :防災
・企画・制作 :セーラー広告株式会社
・ナレーション:水樹奈々
・放送・掲載エリア :中国・四国
■九州
・作品名 :被災の声を、日々の備えに。
・テーマ :災害に備えて、いまできること
・企画・制作 :株式会社大広九州
・ナレーション:三遊亭小遊三
・放送・掲載エリア :九州
■沖縄
・作品名 :おじぃになっても釣りがしたい
・テーマ :沖縄の宝を大切に
・企画・制作 :株式会社アドスタッフ博報堂
・放送・掲載エリア :沖縄
③ 支援キャンペーン
■ジャパンハート
・作品名 :助かるはずの命
・企画・制作 :株式会社JR西日本コミュニケーションズ
・ナレーション:国分太一
・放送・掲載エリア :全国
■日本盲導犬協会
・作品名 :いってきます!をすべての人へ
・企画・制作 :株式会社博報堂
・放送・掲載エリア :全国
■日本動物愛護協会
・作品名 :一目惚れ
・企画・制作 :株式会社ADKクリエイティブ・ワン
・ナレーション:遠藤憲一
・放送・掲載エリア :全国
■日本骨髄バンク
・作品名 :天才だけでは、救えない。
・企画・制作 :トヨタ・コニック・プロ株式会社
・放送・掲載エリア :全国
■日本腎臓財団
・作品名 :検査が、かん腎
・企画・制作 :株式会社ADKクリエイティブ・ワン(関西)
・出演 :林家たい平
・放送・掲載エリア :全国
■国連WFP協会
・作品名 :ひとつのテーブル
・企画・制作 :株式会社電通九州
・ナレーション:竹下景子
・放送・掲載エリア :全国
■全国民生委員児童委員連合会
・作品名 :隣の委員さん
・企画・制作 :株式会社電通北海道
・放送・掲載エリア :全国
④ ACジャパン・NHK共同キャンペーン
■NHK制作作品
・作品名 :未定(制作中)
・放送エリア :全国
■ACジャパン制作作品
・作品名 : お金の話はゆ~っくり
・テーマ : 特殊詐欺の被害防止
・企画・制作 : 株式会社電通 関西支社
・歌・ナレーション :渡部陽一
・放送エリア :全国
⑤ 第17回ACジャパン広告学生賞
■「テレビCM部門」グランプリ
・作品名 :聞こえる優しさ
・テーマ :思いやり
・企画 :東京工芸大学 制作代表者:滝口 太郎
・放送エリア :全国(BS民放8局)
■「テレビCM部門」準グランプリBS民放賞
・作品名 :牛の気持ち
・テーマ :食品ロス
・企画 :武蔵野美術大学 制作者:河北 瑠慧
・放送エリア :全国(BS民放8局)
■「新聞広告部門」グランプリ
・作品名 :良い人
・テーマ :詐欺
・企画 :桜美林大学 制作者:飛田 奏
・掲載 :全国紙5紙
■「新聞広告部門」準グランプリ
・作品名 :#完食
・テーマ :食品ロス
・企画 :目白大学 制作代表者:久保田 香帆
・掲載 :全国紙5紙
以上
※ACジャパンについて
・公益社団法人ACジャパンは、1971年に関西公共広告機構として設立されました。
1974年に社団法人公共広告機構となり、2009年にACジャパンと名称変更しま
した。「公共マナー」や「環境問題」など、社会にとって有益と思われるメッセージを、
さまざまな広告の形で発信することにより、社会と公共の福祉に貢献することを目標と
して活動する民間の組織で、活動は約1000社の会員社や個人会員からの会費を基に
運営されています。
会員メディアからの広告枠の無償提供と、会員広告会社からの表現アイデアの提供が
運営における最大の特徴で、日本全国の多くの民間企業が参加するボランティア活動の
公益性の高さが認められ、2011年に公益社団法人になりました。
http://www.ad-c.or.jp