平和の尊さを伝える「被爆ピアノ」によるコンサートをオンラインで開催して、若者たちと「核のない平和な世界」について考え、 その輪を全国、そして全世界の⼈たちと共有したい! 【クラウドファンディング開始】

有限会社ユージンプランニングのプレスリリース

2021年の今、「被爆ピアノ」、そして「原爆詩」と向き合い、『被爆ピアノコンサート』をオンラインで実施して、「核のない平和な世界」について考える機会を全国、そして全世界の人たちと共有したい!
毎年8月に原爆・戦争をテーマにする「戦争の記憶と記録を語り継ぐ映画祭」を2012年から主催しているテレビディレクター 御手洗志帆が代表を務める一般社団法人「昭和文化アーカイブス」と東京音楽大学の教員有志により構成された学生の社会貢献を支援する「ライフウィズミュージック」は「被爆ピアノ平和希求コンサート実行委員会」(所在地:東京都千代田区、プロデューサー:御手洗志帆、ディレクター:坂元勇仁、以下「当委員会」)を組織し、戦後76年を迎える今年、「核のない平和な世界」を目指して、被爆ピアノコンサート「平和希求 ~受け継ぐことば・うた~」を2021年8月13日(金)に開催いたします。本企画はすべて寄付や持ち出しの財源によって実施する予定であり、クラウドファンディングサービス「READYFOR」を通じて開催費用の原資である300万円を目標に7月1日(木)から支援募集を開始します。

 

#核なき世界を目指して 学生たちと被爆ピアノコンサートを開催したい​

【ライブ配信企画の背景と主旨】
1945年8月6日、そして9日。広島、長崎に原子爆弾が投下されて間もなく76年が経ちます。

戦争体験者の平均年齢が年々高齢化し、戦争や原爆の記憶が薄れつつある今、音楽を通して平和について考え、平和のために起こせるアクションはないだろうか…そう模索していた中、私たちは1台のピアノと出会いました。

調律師で、被爆二世でもある矢川光則さんが保管・管理する「被爆ピアノ」です。

爆心地から3キロ圏内で無数のガラス片が突き刺さり、傷だらけになりながらも奇跡的に残った「被爆ピアノ」。原爆の惨禍を知る「生き証人」として、核兵器の悲惨さや戦争の愚かさ、平和の尊さを伝えています。
唯一の戦争被爆国である日本であらためて「Remember ヒロシマ・ナガサキ!」を訴え、被爆ピアノが奏でる音色に耳をすまし、ともにうたうことを通して恒久平和、音楽が持つ力や意味を考える機会をつくりたい。そう願い、私たちは広島・長崎への原子爆弾投下から76年を迎える今年の8月に、被爆ピアノコンサートを開催します。

原爆や戦争に関心を抱き、平和を希求する方々だけではなく、戦争体験や原爆について学ぶことがなかった若者たち、そして音楽や言葉には平和を紡ぐチカラがあると信じている方々に、ぜひ、耳を傾けていただきたい、そう願っています。

■ 被爆ピアノを通してあの日のヒロシマ・ナガサキを想像したい!
そして多くの命が失われことに思いを馳せ、自分とのつながりを見い出したい!

今回、プロデューサーを務める御手洗志帆は、テレビ番組のディレクターとして、これまで広島の原爆特集や特攻隊、沖縄戦の惨状を伝える番組を制作してきました。
 
また20代の頃から、毎年8月に原爆・戦争をテーマにする映画を上映する「戦争の記憶と記録を語り継ぐ映画祭」を継続して主催しており、今年で10年目を迎えます。 
 
御手洗は生まれた時から広島で多くの被爆証言を聞いて育ちました。思い出したくもないつらい原爆の記憶を次世代のために証言してくだった方々のためにも、平和のバトンを受け取った一人として責任があると考えています。原爆を語り継ぐことは彼女のライフワークなのです。

御手洗が埼玉県にある「原爆の図 丸木美術館」で矢川光則さん、そして被爆ピアノと出会ったのは2012年のことでした。

あれから9年。
今年、御手洗の想いに共感した東京音楽大学の学生有志が中心となってコンサートが実現することになりました。私たちは彼ら・彼女らとのアクションが、学生たちと同世代の若者にとっても「ヒロシマ・ナガサキ」のことを考えるきっかけとなる、そう信じています。
 
東京音楽大学の学生はコロナ禍において「学生が社会とどのように関わり、音楽を届けたらいいのか」…など社会の中での音楽のあり方、役割について強い関心を持つメンバーが集ってくれました。またコンサートには、平和を希求する作曲家・ピアニストとして活躍をされている寺嶋陸也さんにもご出演いただくことになりました。素晴らしい演奏陣に心を震わせています。
 

 

【被爆ピアノコンサート『平和希求 ~受け継ぐことば・うた~』について】
■配信日時:2021年8月13日(金)18:00 YouTubeライブ無料配信開始予定(20:00終了予定)
■会場:東京音楽大学
■配信方法:YouTubeチャンネルにて配信。
無観客ライブ・プログラムとして配信後、アーカイブとして記録。
■配信URL:YouTubeチャンネル ライフウィズミュージック
■プログラム
1. 原爆詩朗読
朗読:神足有紀(東京音楽大学修士課程2年)
ピアノ:寺嶋陸也
 
栗原貞子
生ましめんかな-原子爆弾秘話-
 
原民喜
「原爆小景」より
コレガ人間ナノデス、日ノ暮レチカク、水ヲ下サイ、永遠のみどり、碑銘
 
峠三吉
「原爆詩集」より
序、八月六日

2. 平和のうた・こころのうた(曲順未定)
長崎の鐘(作詞:サトウハチロー、作曲:古関裕而、編曲:寺嶋陸也)
一本の鉛筆(作詞:松山善三、作曲:佐藤 勝、編曲:藤中聖也)
さとうきび畑(作詞・作曲:寺島尚彦)
ハナミズキ(作詞:一青窈、作曲:マシコタツロウ、編曲:アベタカヒロ)
死んだ男の残したものは(作詞:谷川俊太郎、作曲:武満 徹)
原爆を許すまじ(作詞:浅田石二、作曲:木下航二、編曲:藤中聖也)
鳥の歌(カタルーニャ民謡、訳詞:北川フラム、編曲:林 光)
平和のたね(作詞:伊藤晧一、瑞慶覧尚子、作曲:瑞慶覧尚子)

合唱・ピアノ・ヴァイオリン:Longing for Peace Ensemble[東京音楽大学学生有志]
指揮:佐藤洋人
 
3. ピアノ独奏
フランツ・シューベルト:楽興の時 D780/Op.94(全6曲)
ピアノ:寺嶋陸也
 
4. フィナーレ
リメンバー(作詞:なかにし礼、作曲:鈴木キサブロー、編曲:アベタカヒロ)
出演者全員による演奏

※当日、演奏の都合により曲目、曲順を変更する場合がございます。
 

 

 

【クラウドファンディングプロジェクトについて】
■タイトル:#核なき世界を目指して学生たちと被爆ピアノコンサートを開催したい
■URL:https://readyfor.jp/projects/peace_piano/
■実施主体:「被爆ピアノ平和希求コンサート」実行委員会
■目標金額:300万円 
■寄附募集期間:2021年7月1日(木)~8月23日(月)23:00 【53日間】
■形式:All in / 購入型:
※All in形式は、目標金額への到達の有無に関わらず集まった資金を受け取ることができる仕組みです。
■支援金の使途内訳:
収録費、配信費、編集費、編曲費、楽譜製作費、会場費、広告費、記録費、出演者報酬(交通費・食費充当)、新型コロナウイルス感染防止対策費(PCR検査料等)

 

■主催:「被爆ピアノ平和希求コンサート」実行委員会
■共催:ライフウィズミュージック、社団法人「昭和文化アーカイブス」
■協力:東京音楽大学指揮専攻

【「被爆ピアノ 平和希求コンサート」実行委員会について】
戦後76年、戦争の記憶が風化しつつある中、 原爆の被害を受け傷つきながらも奇跡的に生き抜いた 「被爆ピアノ」によるパフォーマンスをライブ配信(アーカイブ配信あり)で 全国に届けるプロジェクトの実行委員会です。 
委員会は戦争の記憶と昭和に築かれた昭和の文化の歴史を記録し、継承する「一般社団法人 昭和文化アーカイブス」と 東京音楽大学で学ぶ学生たちの社会的活動を支援し、新しい時代の「音楽と社会」のあり方を追求するプラットフォーム「ライフウィズミュージック」(東京音楽大学指揮専攻主管)により組織されています。
 
<プロデューサー>
御手洗志帆(映像ディレクター、一般社団法人昭和文化アーカイブス代表)
 <ディレクター>
坂元勇仁(レコーディングディレクター、東京音楽大学特任講師)
 <コーディネーター>
井上勢津(ノルウェー政府認定音楽療法士、東京音楽大学講師)
直林広高(「道の駅日光」指定管理者JV 共同代表)

<公式HP>「被爆ピアノ平和希求コンサート」 http://life-with-music.net/peace_piano

【本件に関するお問い合わせ】
「被爆ピアノ平和希求コンサート」実行委員会
ディレクター 坂元勇仁、コーディネーター 井上勢津
〒101-0065 東京都千代田区西神田2-4-1(財)東方学会11号室
有限会社ユージンプランニング気付
tel: 03-3239-1906; fax: 03-3239-1907
E-Mail peace_piano@life-with-music.net

 

 

 

 

 

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