小学生のみ入場可能な「なつやすみ子どもだけ寄席」開催!!

落語家 桂 福丸のプレスリリース

プロの上方落語家、桂福丸が中心となり、小学生のみが入場可能な「子どもだけ寄席」を夏休みに開催します。子どもたちは自分のおこづかいから料金(一人300円)を払い、子どもだけで鑑賞します。「子ども食堂」と同じ発想で、大人の方々にはご協賛をお願いし、子どもに充実した内容を届けます。桂福丸扮するラクゴニンジャによる落語教室により、初めての方も楽しめます。コロナによって学校行事や課外活動がなくなった子どもたちに笑顔になってもらうことが活動の原点です。大人が中止にした子どもの楽しみは、大人が埋めてあげるという気持ちを広げるために、ご協力賜れば幸いです。

各位 

 このたび、私桂福丸は、夏休みに「子どもだけ寄席」を開催することにいたしましたので、それについてお取り挙げいただければ幸いです。

1、北海道公演 「子どもだけ寄席 in 蘭越」
8月4日(水)14時(13時15分開場)
会場:蘭越パームホール(磯谷郡蘭越町昆布町380)
料金:300円(40名限定・小学生限定)☆予約受付中
ご予約:0136-57-5550ぴあかねこ 内事務局
出演:ラクゴニンジャ・桂福丸

北海道公演チラシ北海道公演チラシ

2,東京公演 「子どもだけ寄席 新作こども宇宙落語発表」
8月15日(日)11時/14時 開演(各30分前開場)
会場:日本科学未来館7F未来館ホール(江東区青梅2-3-6)
入場料:300円 ☆7月7日発売開始
問い合わせ:落語彩々 090-2047-3754
☆小学生限定
☆できるだけ自分のおこづかいから出してね!
☆前売り予約で定員に達した場合、当日券の販売はございません。
出演:ラクゴニンジャ「落語教室」・桂福丸「新作こども宇宙落語」ほか・三遊亭とむ・鏡味味千代「(太神楽曲芸)」
☆入場予約(当日支払い)
https://kodomodake-yose.peatix.com
Peatix(予約受付サイト)にて受付します。お支払いは当日で結構です。
見どころ
・はじめてでも大丈夫!ラクゴニンジャの楽しい落語教室!
・宇宙のことをまなべる!新作こども宇宙落語!
・スゴ技をみのがすな!太神楽曲芸!
・すごい展示もたくさん!日本科学未来館!(日本科学未来館に入場される方は別途入場料が必要です)
<保護者のみなさまへ>
①    開演の30分前から入場できます。指定席ですのでゆっくりおいででいただいても結構です。当日入り口にて、お支払いと引き換えに指定席番号をお子様にお渡しします。
②    終演は、1回目12時半頃、2回目15時半頃です。お迎えの方はその頃に開場前においでください。日本科学未来館に地下駐車場がございます。会場付近での一時駐車はご遠慮ください。
③    保護者の方のお名前と携帯電話の番号を書いたメモをお持たせください。
④    子どもたちはマスク着用でお願いします。
⑤    検温・消毒にご協力いただきます。体調不良の場合、入場をお断りする場合があります。

東京公演チラシ東京公演チラシ

3,大阪公演 「なつやすみ 子どもだけ寄席」
8月18日(水)・19日(木)11時開演(10時15分開場)
会場:天満天神繁昌亭(大阪市北区天神橋2-1-34)
入場料:両日とも300円 ☆7月7日発売開始
問い合わせ:落語彩々 090-2047-3754
☆小学生限定
☆できるだけ自分のおこづかいから出してね!
☆前売り予約で定員に達した場合、当日券の販売はございません。
配信視聴料:1,000円(18日公演のみ配信)(2週間のアーカイブ付)
出演:ラクゴニンジャ「落語教室」・桂福丸・露の瑞・揚野バンリ「(ジャグリング)」
チケットのお求め
〇チケットぴあ TEL 0570-02-9999 (Pコード597-700) t.pia.jp
〇セブンイレブン(Pコード597-700)
〇繁昌亭チケット窓口(あさ11時~よる7時/窓口販売のみ)
見どころ
・はじめてでも大丈夫!ラクゴニンジャの楽しい落語教室!
・プロが毎日落語を演じている天満天神繁昌亭に入れる!
・スゴ技をみのがすな!ジャグリング!
<保護者のみなさまへ>
①    10時15分から入場できます。指定席ですのでゆっくりおいでいただいても大丈夫です。
②    終演は12時25分頃です。お迎えの方はその頃に開場前においでください。会場に駐車場はございません。一般のパーキングは近くにいくつかございます。会場前の道は狭いので、駐停車で待機することはできません。
③    保護者の方のお名前と携帯電話の番号を書いたメモをお持たせください。
④    子どもたちはマスク着用でお願いします。
⑤    検温・消毒にご協力いただきます。体調不良の場合、入場をお断りする場合があります。

大阪公演チラシ大阪公演チラシ

この会に対する想いは以下の通りです。 

①コロナとこどもたち 
ご存じの通り、昨年からの新型コロナの影響により学校行事のほとんどがなくなりました。大人と違い、子どもたちにとっての世界は家庭と学校がほとんどです。大人が、年に1回の会合やイベントを開催しなかったとしても、また来年があり、再来年があります。しかし、たとえば小学3年生のイベントをなくしてしまうと、その子にとって小学3年生のイベントは一生なくなったままになるのです。もちろん学校によっては、何らかの形で色々な行事を開催しようと努力されているところもありました。そのような先生方や保護者の方の熱い姿を見て、何か自分にもできることはないかと思いついたのが、今回の「子どもだけ寄席」です。 

 ②なぜ「子どもだけ」? 
子どもにとって、大人が見ていないところで遊ぶ、というのはワクワクするものです。子どもだけでつくった秘密基地、先生が寝てからする修学旅行のまくら投げ。そこには子どもだけで盛り上がれる自由な時間があります。本来ならなかなか入れない劇場に子どもだけで入って舞台を鑑賞することは、必ず子どもたちにとって大きな経験となり、またよい思い出になると思います。もちろん保護者の方にとっては、子どもだけにすることの不安もおありだと思いますので、必ず携帯電話を書いたメモをお持たせください。何かありましたらすぐにこちらからご連絡させていただきます。 

 ③生の落語に触れる1回目は小学生がベスト!! 
さまざまな年齢の子どもたちの前で落語をしてまいりましたが、初めての体験として、小学生の間がベストだと思います。小学生になるとある程度日本語の語い力も増え、話を聴いて情景を想像できるようになっているので、素直に噺の世界に入ってきてくれます。また、思春期に近くなると自分自身が周りにどう見えているかが大きく気になりだし、純粋に落語には接しにくくなる傾向もあります。全国の子どもたちが、小学生の間に一度は生の落語を聴く機会を持ってもらうというのが、「子どもだけ寄席」の大きな夢です!! 

 ④なぜ「自分のおこづかいから」? 
先日、私の子ども(8歳と5歳)を連れて動物園に遊びに行った時、ふと思いついて、出発する前に一日のおこづかいとして500円ずつ渡しました。そして、動物園の入場料も含めてその中から出してや、と言っておきました。あとはジュースに使うかお菓子に使うか、またゲームに使うかも自由、余ったら持って帰ってもよし、としたのです。すると、現地でしばらくして案の定「ジュース飲みたい」と言いだしました。もちろん私は「渡した分から自分で買ったらええやん。」と言います。すると子どもたちはしばらく考えて、「今はやめとくわ。後で」という結論を出したのです。そんなことがいくつかの場面であり、今までのようにあれ買え、これ買え、あれやりたい、とかいうこともなく、子どもたちは結局いくらか余らして満足してお金を持って帰りました。自分のお金、と思って使うのと親に買ってもらうのは違う、ということを私も勉強する機会になったのです。そんな実体験から、今回の寄席はできるだけ自分のお金で出してもらおうと思っています。小さな「お金の勉強」の機会にもなればと思っております。 

⑤なぜ「300円」?
昨今テーマパークやゲーム、イベントなどの多くで、子どもを対象としたものが増えてきました。それ自体は本当に素晴らしいことで、子どもたちが多種多様な体験をできる時代になったのは喜ばしい限りです。ただ一方で、必ずしも安いとは言えない料金で子どもを対象にしたものも少なくありません。私が子どものころは、かなり安い料金でさまざまな施設に子どもが入れました。できるだけ多くの子どもたちに、等しく落語を体験できる機会をつくるために、300円という料金にいたしました。

<以下、ご協賛お願い用の文章です>
このような想いを基に開催する「子どもだけ寄席」は、これから桂福丸の活動の一部としてずっと継続していこうと思っております。ただ一点、この会には当たり前ですが継続的な資金が必要です。落語はそんなに大きな予算がかかるものではありませんが、一人300円の入場料で、夏休み→冬休み→春休みと続けていくために、上記の趣旨や想いに共感してくださる方がもしいらっしゃれば、ご協賛を賜れば幸いでございます。 
以下のメールから、お名前・ご住所と共にお申込みくださいませ。ご協賛賜った方のお名前は、当日のパンフレットに入れさせていただきます。また、ご希望の方には折々の活動報告もお送りさせていただきます。
10年ほど前から全国で盛んになった、「こども食堂」の落語版のようなイメージで、気軽に応援していただければ嬉しいです。コロナによって人と人とのつながりが薄くなることの多い時代となりましたが、何とか笑顔を作りだしていきたいと存じます。最後までお読みいただき誠にありがとうございました。 
敬具 
ご協賛問い合わせ
落語彩々 桂福丸 a-luck@w3.dion.ne.jp       090-2047-3754
ご協賛 一口1万円~

想いとご協賛のお願い想いとご協賛のお願い

<春休みの大阪公演の様子>

 

以上、長くなりましたが、何とか大型休みごとに、日本の各地で開催できればと思っております。少しずつ少しずつ育てていきたい企画でございます。日本の子どもたちのために、どこかでお取り上げいただければ幸いでございます。何卒よろしくお願い申し上げます。

桂 福丸

<桂福丸プロフィール>
1978年神戸市生まれ。灘中学灘高校卒業後、京都大学法学部に進学。2001年卒業。卒業後は英語落語を学びアメリカでも公演を行う。2007年2月、4代目桂福団治に入門。「福丸」の名付け親は作家の藤本義一氏である。3月9日に高石アプラホールにて初舞台を踏む。天満天神繁昌亭ほか、各地の落語会に出演中。寄席では古典落語を中心に演じている。
2014年4月には、自身の体験を基にしたビジネス書「怒られ力~新社会人は打たれてナンボ!(明治書院)」を出版。「京大宇宙落語会」では、宇宙をテーマにした新作落語を発表している。クラシック音楽とのコラボレーションや、B型肝炎の患者の方々に寄り添う活動なども行っている。
2021年より、小学生向けの落語会「子どもだけ寄席」を開始。ラクゴニンジャというキャラクターの落語解説、じゅげむなどの初めてでも楽しめる演目、太神楽曲芸などの寄席の演芸を合わせて子どもたちに楽しんでもらっている。場内には大人は入れず、入場料は数百円とし(皆様からの志で運営)、子どもたちが自分のおこづかいで入るというのも特色。子どもたちの自立やお金の勉強の手助けにもなるよう工夫している。
<受賞>
2017年度 文化庁芸術祭大衆芸能部門新人賞
第23回 新進落語家競演会新人奨励賞
2017年度 花形演芸大賞銀賞
<舞台>
・天満天神繁昌亭、子どもだけ寄席、学校公演(各地)、会社研修会(落語、講演、ワークショップ)、
アメリカ公演(英語落語)、国際交流会(英語落語、ワークショップ)、寄席クラシックス 等
<著書>
・「怒られ力~新社会人は打たれてナンボ!~」(明治書院)
<桂福丸you tubeチャンネル>
子ども向け落語や、寄席の舞台裏、インタビューシリーズの動画をアップしています。
https://www.youtube.com/channel/UCnUdN1r7yHLyGDkJshutobw
<桂福丸オフィシャルサイト>  https://katsurafukumaru.com/
<桂福丸twitter>  @fukuma_lism   https://twitter.com/fukuma_lism
<桂福丸instagram> fukuma_lism  https://www.instagram.com/fukuma_lism/?hl=ja

ラクゴニンジャ写真ラクゴニンジャ写真

桂福丸写真桂福丸写真

 

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