株式会社朝日新聞出版のプレスリリース
7月3日、記録的な豪雨にともない静岡県熱海市で発生した大規模な土石流は、すさまじい勢いで街を襲いました。あらためて実感させられた水害の脅威。高齢者の命ぎりぎりの救出劇にも遭遇した本誌記者の現地リポートをお届けします。これに加え、全国主要都市の役場の浸水リスクを調査した「水没する都市55」も一覧表付きで掲載。今後も続く水害シーズンに対する備えについて考えました。他にも、韓流スター・ジェジュンのグラビア&インタビュー、東京五輪を機に迫る新型コロナ「ラムダ株」蔓延の脅威、「晩婚活」を成功させるためのテクニックなど、充実のラインナップでお届けします。表紙&グラビアには俳優の小芝風花さんが登場。落ち着いた大人の女性の色っぽさは、ドラマで演じる“残念女子”度ゼロ。このギャップは必見です!
巨大化する台風や集中豪雨……地球規模で気候変動が起きる中、水にまつわる災害が増えています。そんな時、地域住民を守る「命の砦(とりで)」となるのが自治体の役場の庁舎。ところが、国土交通省のデータを元にした本誌の独自調査では、全国の県庁所在地、政令指定都市、中核市にある役場の約半数に、豪雨時に浸水の恐れがあることがわかりました。なかには5mから10mの浸水が予測される所も。あなたの住む街に潜むリスクも、これを機にチェックしてみてはいかがでしょうか。2015年の関東・東北豪雨の際に、市役所が浸水する被害を受けた常総市への取材では、浸水によって災害対策にどのような影響が出たのか、当時を教訓にどのような対策をとっているのかを聞きました。全国で頻発する土砂崩れの背景にある政府の方針を反映した森林の伐採、事前に予測が困難な豪雨から生き延びるための知識など、水害シーズンを前におさえておくべき情報を集めました。
その他の注目コンテンツは、
●ジェジュン インタビュー「正直に言うと、自分が裸になったような気持ち」
韓国人アーティスト・ジェジュンのドキュメンタリー映画「ジェジュン:オン・ザ・ロード」が7月2日から公開されています。インタビュアーと撮影を手がけたのは、韓国の大ヒット映画「私の頭の中の消しゴム」のイ・ジェハン監督。これまでも踏み込めなかったジェジュンの内面や複雑な過去への思いに迫り、孤独に苦悩してきた青年の肖像をスクリーンに描き出します。今回の撮影について「裸になった気持ち」と語った、日本の報道陣によるジェジュンへのインタビューの模様を、カラーグラビアと併せてお届けします。
●東京五輪水際対策は隙だらけ…南米発の“最凶”ラムダ株が日本に上陸する日
新型コロナウイルスの新たな変異株が、世界を席巻し始めています。日本ではインド由来のデルタ株が第5波の引き金になるとみられていますが、さらに東京五輪開催を機に、南米で感染が拡大中の「ラムダ株」と呼ばれる変異株が上陸する恐れがあるといいます。ワクチンの効果を5分の1にするという説もある「ラムダ株」ですが、政府の水際対策は隙だらけで……迫りくる新たな脅威について取材しました。
●成婚まで100日!「晩婚活」は短期集中とストライクゾーン拡張で一気に決める
「いい人がいたら」「いつか結婚したい」と思っていたら、もう50歳、という人も少なくないのが現代の日本。年齢が上がるほどハードルは上がりがちですが、やり方次第で結果は出せるはず。「晩婚活」のプロや体験者に秘訣を聞くと、いくつかのポイントがわかってきました。肝は「短期集中」と「ストライクゾーン拡張」。他にも晩婚ならではのの結婚に至るまでのテクニックの数々を紹介します。
週刊朝日 2021年 7/16号
発売日:2021年7月6日(火曜日)
定価:440円(本体400円+税10%)
https://www.amazon.co.jp/dp/b0973tk15c