2020年〈本屋大賞〉受賞作、凪良ゆう『流浪の月』が、李相日監督のもと、広瀬すず・松坂桃李ダブル主演で映画化決定!原作本に主演キャストスチール帯をつけて出荷!

株式会社 東京創元社のプレスリリース

「全国書店員が選んだ いちばん! 売りたい本」として2020年本屋大賞を受賞した、凪良ゆう『流浪の月』が映画化決定いたしました。

2019年8月の刊行以来口コミで売行きを伸ばし続けた『流浪の月』。刊行前の段階から、作品を読んだ書店員さんから「これはすごい!」「大傑作!」と、絶賛の声が続々! さらに、「忘れられない一冊になった」など多くの支持を集め、著者初の文芸書作品で2020年の本屋大賞を受賞しました。その後も俳優やタレントからスポーツ選手まで幅広い著名人から絶賛を博し、各種メディアで紹介されました。その結果、 同年の年間ベストセラー 1 位(日販単行 本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)にも輝きました。累計発行部数は39万部に達しています(2021年7月現在)

映画『流浪の月』は、「悪人」「怒り」など数々の映画賞受賞作品を手掛けた李相日監督のもと、現在を代表する俳優、広瀬すずと松坂桃李のダブル主演が決定。2022年全国公開予定です。
今後発表される新情報にもぜひご注目ください。

映画化決定を受け、原作本に主演キャストのスチール帯をつけて出荷を開始いたしました。全国の書店で購入いただけます。
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【ストーリー】
雨の夕方の公園で、びしょ濡れの 9 歳の家内更紗(かない・さらさ)に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文(さえき・ふみ)。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま 2 か月を過ごすことになる。が、やがて文が更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後。「傷物にされた被害女児」とその「加害者」という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会し……。再会すべきではなかった男女が出会ったとき、運命は周囲の人間を巻き込みながら疾走を始める。

作品タイトル:『流浪(るろう)の月』 
原作:凪良ゆう「流浪の月」(東京創元社刊)/主演:広瀬すず、松坂桃李/脚本・監督:李相日 
製作幹事:UNO-FILMS(製作第一弾) 
共同製作:ギャガ、UNITED PRODUCTIONS 配給:ギャガ 
映画クレジット:(c)2022「流浪の月」製作委員会 
公開表記:2022 年全国ロードショー 

映画「流浪の月」公式サイト
https://gaga.ne.jp/rurounotsuki/

・広瀬すずさん コメント
本当にびっくりしました。でも、いつかまた、李組に参加したいという事は「怒り」以来、ずっと思い続けてきた事でもありました。「この役の気持ちを知ってると思って」と監督に言われたその日から私は毎日なんだか、どこかずっと緊張しています。
私の少しの変化を、誰よりも早く細かく気付かれてしまいます。だからこそ監督の前では絶対嘘がつけないし、ちょっとでも誤魔化そうとするもんなら想像するだけで今、監督の前でお芝居するのが怖いです。あ、その緊張ですかね。
松坂さんは、以前ご一緒した現場でとても真面目で大らかな印象を受けました。文を松坂さんが演じると知った時も、なんだかすぐにしっくりくる不思議な雰囲気もあり、今回の役、作品で、ご一緒出来る事はとても楽しみです。

・松坂桃李さんコメント
李監督とは初めてご一緒しますが、作品を拝見していて、いつかやってみたいとずっと思っていた方でした。
正直今は霧の中にいる気分です。ただこの作品に文として参加できる喜びを噛み締めてもいます。全身全霊でいきます。
広瀬さんは成島組以来の再会ですが、肝が据わっていて頼もしさすら感じます。
改めてご一緒出来ることほんとうに楽しみです。李組の皆さんと創り上げていきたいです。宜しくお願い致します。

・李相日監督 コメント
痛ましい過去を背負った二人の物語なのに、悲壮感が漂わずにどこか浮遊しているような心地良さに包まれました。恋愛、友情、家族愛…名前のつけられない関係がここに は存在します。魂と魂の未来永劫揺るがない結びつき。そんなものはこの世界に存在しないのかもしれません。けれど、まずは信じてみる。この物語を信じる。更紗と文、二人の息遣いを信じる。
そこから、映画「流浪の月」はスタートしました 。「怒り」以来ですが、広瀬すずとは必ずまた映画で再会する。疑いのない確信と、強い願望を常々持ち続けていました。松坂桃李君のこの作品への意気込みには驚嘆するばかりです。身体つきはもちろん髪や体毛の一本一本、皮膚感に到るまで役に向けて丁寧に積み上げていく執念には心が震えます。
二人の眼差しが重なり、互いを慈しむ優しさに溢れた時、自分がどれほど 心を奪われるのか…待ち遠しくてなりません。

・凪良ゆう先生のコメント:
夢みたいでした。初めての映画化、さらに以前から作品のファンだった李監督に撮っていただけると聞いて、
人生ってこんなことがあるんだなあと呆然としたほどです。
小説からさらに広がっていく映画『流浪の月』が今から楽しみでなりません。
李監督から脚本をいただいたとき、人物への理解の深さに鳥肌が立ちました。
原作にはないエピソードを追加しながらも、どこまでも更紗らしく文らしい。
どれだけ原作を読み込んでくださったのだろうと、
李監督にお任せして本当によかったと改めて確信しています。
広瀬さんも松坂さんも際だった存在感と透明感のあるおふたり。
一見静かながら内に渇望を秘めた文と更紗に、どこか通じるものを感じています。
おふたりに演じていただくことで、物語に込めた思いがより多くの方に伝わるよう願っています。

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