スペースシャワープロデュース「LIVEWIRE」 落語と弾き語りの融合イベント「スペシャ寄席」!見逃し配信は7/25(日)まで!

株式会社スペースシャワーネットワークのプレスリリース

株式会社スペースシャワーネットワーク(代表取締役社長:林吉人、本社:東京都港区、以下「 スペースシャワー」)は、有料ライブ配信サービス「LIVEWIRE」にて、落語と弾き語りの融合イベント「スペシャ寄席」を配信いたしました。

スペシャ寄席スペシャ寄席

大阪のラジオ局 FM802のDJ樋口大喜が、音声アプリ clubhouse上で出会った落語家と意気投合し立ち上げた、#clubhouse寄席。今年に入ってからは、紅楽葉寄席としてスマホを飛び出し、大阪、東京、福井など各地で開催。そして今回、アーティストの弾き語りライブと落語の融合イベント「スペシャ寄席」として大阪umeda TRADにて開催!

落語家とアーティストを1組づつ組み合わせ3ブロックに分けた構成で、それぞれがステージに並ぶという、今までにない斬新なスタイルで開催された本イベント。

まず登場したのは、このイベントでは最年少、上方の若手落語家、桂九ノ一。

桂九ノ一/森良太桂九ノ一/森良太

九ノ一が落語とは何かを初心者にもわかりやすく語った後に、彼の呼び込みで森良太が登場。父親が落語家であると明かした森は、弾き語りと落語の共通点を話し、軽快に奏でる。幼少期に父親と離別していると話した森は、イベント本番前に十年ぶりに父親に電話をかけ、「お父さんのおかげで、とても素敵なイベントに呼んでもらった」と伝えたという。頭に思い浮かべる家族の風景を重ねて「死」という曲を歌った。ギターの最後の一音から照明はゆっくり高座を照らす。

九ノ一が勢いよく話し始めたのは「六文銭」だ。銭をねだる狡賢い子どもと簡単に騙される父親の滑稽話。これもまた家族の風景だ。

九ノ一のサゲが決まり、拍手の中、ギターが鳴り始める。新曲「青空」には日常にある普遍的な愛が歌われていると感じた。「素晴らしい一日の幕開けです」と高らかに宣言。

九ノ一と森は「親子」や「家族」の繋がりを感じる落語と音楽を披露した。

続いて出てきたのが笑福亭笑利とヤマサキセイヤ(キュウソネコカミ)だ。

笑福亭笑利/ヤマサキセイヤ(キュウソネコカミ)笑福亭笑利/ヤマサキセイヤ(キュウソネコカミ)

登場から程よく脱力した感じで登場した二人は座るなり話し始め、漫才のような掛け合いに。このイベントの前にお互いがそれぞれのライブに足を運んでいることもあり、バイブスは調整済み。「もうずっとトークでもいいですよね」と笑利が煽ると拍手が起こるほど。

「ぬいペニ」では歌詞に合わせて笑利が酒を飲む仕草を披露し、ヤマサキはブルースハープを切なく吹き上げた。笑利は今回の企画のために、キュウソネコカミの曲を聴いて書き下ろした創作落語を披露。制作のため楽曲はもちろん、映像作品や弾き語りライブを観て研究し、随所にキュウソネコカミというバンドの精神性を詰め込んだ。涙を流しながら聞いているお客さんもおり、会場は笑いとエモーショナルに包まれた。

石崎ひゅーいは、このイベントのために新調したという浴衣で登場。

桂紋四郎/石崎ひゅーい桂紋四郎/石崎ひゅーい

「どうしてもギター侍を彷彿してしまう」と笑いながらも「落語と弾き語りの融合を混ぜちゃいけないという人がいたら、ギターと紋四郎さんの落語で”切って”いきたい」と会場を笑わせた。3曲目に披露された「アヤメ」の曲中に紋四郎が登場。拍手が止むと照明は高座を照らし、紋四郎が話し始める。目の不自由な定次郎が清水寺に百日参り観音様に願い続ける演目「景清」は、アヤメの歌詞にある「見えているものがすべてなんかじゃないんだ」などと重なっていく。優しくも鋭さを持った石崎の弾き語りと紋四郎の切れ味鋭い落語は見事ひとつの舞台で溶け合った。

Text by 樋口大喜(FM802 DJ)

このライブの模様は7月25日(日)23:59まで見逃し配信中。チケットは同日21:00までLIVEWIRE WEBサイトで販売中。

LIVEWIRE
https://livewire.jp/p/spsyose210719

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