ヤマハ パワードスタジオモニター『HS5SG』

ヤマハ株式会社のプレスリリース

ヤマハ株式会社は、プロフェッショナルオーディオ機器の新製品として、スタジオからDTM用途までのあらゆる制作環境に対応するコンパクトなパワードスタジオモニター「HS5」のカラーバリエーション 『HS5SG』を2021年8月に数量限定で発売します。

パワードスタジオモニター『HS5SG』パワードスタジオモニター『HS5SG』

当社のスタジオモニターは、1977年に発売した「NS-10M」から「MSPシリーズ」、「HSシリーズ」に至るまで、業務用リファレンスモニターとして世界中のさまざまな音楽制作の現場で幅広いユーザーに使用されてきました。中でも、2013年にモデルチェンジした「HSシリーズ」は、長年培ってきたスタジオモニターづくりのノウハウと最先端の解析技術を融合し、精確な再生能力を高めたことで、高い評価を得ています。

このたび、さまざまなスタジオインテリアと調和するデザインを求めるユーザーのニーズに応え、スタジオからDTM用途までのあらゆる制作環境に対応する、「HSシリーズ」のコンパクトな5インチモデル「HS5」に、限定カラーバリエーションとして「スレートグレー」を追加します。

<概要>
専用スピーカーユニットと厳選された音響部品、バイアンプ方式採用の高性能パワーアンプ
共振を抑制するエンクロージャー設計や流体音制御技術によるノイズの低減
限定カラー「スレートグレー」を追加し、既存のブラック・ホワイトと合わせて3色から選べる

品名/品番/価格/発売時期
パワードスタジオモニター/HS5SG/オープン/2021年8月

<主な特長>
1.専用スピーカーユニットと厳選された音響部品
「HSシリーズ」では、磁力線のフローを制御・均一化する先進的な磁気回路設計を施したトランスデューサーを採用し、音響部品の再選定・最適化を合わせて行うことで飛躍的な再生能力の向上を図りました。また、高性能 1 インチドームツイーターと、共振を最小限に抑えるよう設計された肉厚ウェーブガイドを採用したことで、高域の再生可能周波数が30kHz まで広がり、高域を正確かつスムーズに再生することができるようになりました。大型マグネットを採用した専用のウーファーは、レスポンスと耐入力に優れ、いかなる音量においても歪みの少ない制動感のある低域を実現しています。さらにウーファーリングやバスケットなどの音響部品の再選定、最適設計を行い、輪郭のある低域を実現しました。

2.高性能専用パワーアンプ
パワーアンプ部には、高域と低域のそれぞれの帯域を専用パワーアンプで増幅するバイアンプ方式を採用し、最適化された高性能アンプユニットは、常に高品位で音質変化の少ない均一なサウンドを提供します。

3.共振を低減するエンクロージャー設計
エンクロージャーは、不要な共振を徹底的に排除し、原音再生の精度を高めるよう設計しています。高剛性で均一な音響特性を持つ MDF材の採用に加え、接合には強度に優れた技法として古くから木材建築で用いられている三方留めを採用。木材の接合面に設けられた凹凸をすき間なく組み合わせることで、単純な面の接合とは比較にならない強度を確保し、共振によるノイズを低減します。

4.流体音制御技術によるノイズの低減
バスレフポート周辺の空気の渦は、ポート内外の空気の振動を誘発し、ポート内にノイズを発生させます。「HSシリーズ」では、ポート形状の設計に空気の流れと音を可視化・解析・制御する流体音制御技術を採用しました。空気の渦を最小限に抑えた新型ポートは、可聴帯域のノイズを減少させ、音楽制作環境での高い要求に応えます。

5.環境に合わせた緻密なセッティングを可能にする音響コントロール類と端子類
リアパネルには、壁際にスピーカーを配置した際に低域が強調される点を補正し、正確なモニタリングを可能にするROOM CONTROLを搭載、また、HIGH TRIMも装備しており、部屋や用途に合わせた緻密なバランス設定が行えます。入力端子はXLR、TRSフォーン端子を併装し、ミキサーやキーボード、オーディオインターフェースからの出力など、あらゆるユースケースに柔軟に対応します。

ヤマハ スピーカー 製品情報サイト
https://jp.yamaha.com/products/proaudio/speakers/
ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/

※文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
※このニュースリリースに掲載されている情報などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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