国立音楽大学のプレスリリース
調印式にて 青梅市長：浜中 啓一(左)、学長：武田 忠善(右)
1. 発表のポイント
● 地域貢献のための各種事業を実施します
● 芸術鑑賞、教育現場での音楽指導をはじめとする、地域の青少年の育成および社会教育活動に寄与します
2. 発表内容
青梅市では、市民が生涯を通じて学習できる機会の充実に努める等、教育および人材育成に力を入れてこられました。特に芸術分野においては、青梅市総合文化祭の開催をはじめ、コンサートによる芸術鑑賞や各市公演会での発表の場づくりに取り組んでいるところです。
一方、国立音楽大学では、近隣の自治体、公益財団法人、また株式会社等との産学連携を含めた連携協定を通じ、芸術振興、人材交流、青少年の育成といった課題解決に向けた取り組みを行ってまいりました。特に、青梅市内に拠点を置く公益財団法人青梅佐藤財団とは2020年11月、包括連携協定を締結し、財団主催の演奏会にて芸術による地域貢献を行ってまいりましたが、この度の青梅市との協定締結により、今後はより一層双方の交流を深めてまいる所存です。
浜中市長からは「市内にある中学校においても吹奏楽が盛んですので、この提携を機に生徒たちに演奏を聴かせていただいたり、指導を得られたらありがたいという気持ちでいます。」と、今後の展望についてお話しされました。また、本学の武田学長より、これまでの青梅市との交流について、青梅佐藤財団主催の演奏会に触れ「お客様として市内の中学生、高校生もたくさん聴きに来てくださり、本学の学生や教員と交流を持てたらと、かねてより公益財団法人青梅佐藤財団の皆様とお話ししておりました。全国で地域連携が叫ばれている中、協定を結んでいただき、教育文化の発展に寄与できれば」と、これまでの青梅市での実績、今回の協定の意義について述べました。
将来的には、本学での社会教育活動を含めた音楽交流の機会を設ける等、同市との包括的な交流事業が検討されております。芸術を通した地域貢献、課題解決に精進してまいります。
