社会の枠組みの中に生きる人類が抱える普遍的な葛藤を描く 東京演劇アンサンブル『タージマハルの衛兵』上演!カンフェティにてチケット発売

ロングランプランニング株式会社のプレスリリース

東京演劇アンサンブル『タージマハルの衛兵』が2021年9月4日(土)~5日(日)に野火止RAUM(埼玉県新座市)で、9月8日(水)~9月12日(日)にシアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都豊島区)にて上演されます。東京公演のチケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。

カンフェティにてチケット発売中
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=61849&

公式ホームページ
http://www.tee.co.jp/?p=1637
 

「建設期間中は誰もタージマハルを見てはならない」と皇帝からお達しがあってから16年。1648年インドはムガル帝国の、アグラの街。

ついに完成の時を迎える前夜、夜通し警備についているのは幼馴染でもある下っ端衛兵のフマーユーンとバーブルの二人。警備中はタージマハルに背を向けて、沈黙のまま直立不動でいなくてはならない。だが、空想家のバーブルは黙っていられなくなり、律義に立ち続けるフマーユーンに話しかけてしまう。真面目なフマーユーンとだらしのないバーブル二人のとりとめのない会話は、仕事や物事に対する二人の考えの違いがにじみ出るものとなる。

そんな中、二人は突如、2万人もの民衆の手を切り落とすよう、皇帝から命令を受ける。

やがて二人は、バーブルが発した言葉をきっかけに、あまりにも理不尽で悲劇的な状況に追い込まれていく。

フマーユーンが出した結果の先にある二人の未来は……

内容 
登場人物2人の会話はとりとめのない日常的な会話でありながら、理想と現実、自由と支配、個と全体など、社会の枠組みの中に生きる人類が抱える普遍的な葛藤を描く。2015年アメリカで書かれた作品であり、資本主義の貧富格差が開いていく中で、人が幸福を求めるために本当に必要なものとは何かを、まるでコントのように笑わせながらも、残酷な現実を突きつけ、問題意識を観る人の日常に振り戻させる。

役者の軽快な会話で進行しつつ、「壁」「血の海」などの舞台美術、精神の葛藤・空想の世界を音楽と舞踊で表現していく。

■ 出演者
Wキャスト: 雨宮大夢(A・C)、小田勇輔(B・D)、篠原祐哉(B・C)、和田響き(A・D)

■スタッフ
作: ラジヴ・ジョセフ / 訳: 小田島創志 / 演出: 三木元太 / 舞台美術: 三木元太 / 衣裳: 田原真美子 / 振付: 鷲田実土里 / 音響: 島猛 / 照明: 真壁知恵子 / 宣伝美術: 竹田純子、奥秋圭 / 制作: 小森明子、太田昭

東京演劇アンサンブル『タージマハルの衛兵』(東京公演)
■ タイムテーブル
2021年
9月8日(水)19:00 C
9月9日(木)14:00 B/19:00 A
9月10日(金)14:00 C/19:00 D
9月11日(土)14:00 A/19:00 B
9月12日(日)14:00 D

※開場は、開演の20分前です。
※上演時間:約1時間半

■ チケット料金
前売 一般:3800円、U30:3000円
当日 4500円
(全席自由・税込)

東京演劇アンサンブル
戦後日本の新劇活動の一翼を担った演出家・広渡常敏を中心に1954年に創設し、「演劇行為の中に人間の変化の契機をつくる」ことを根底においた創造の集団をめざしてきた。1977年、東京練馬区・武蔵関の辺境に on the corner をこころざして劇場「ブレヒトの芝居小屋」を建設。オープンスペース、ブラックボックス、客席数可変の前衛的な劇場で、約50名の劇団員が、常にアクチュアルな演劇を求めつづけ、時代と世界に向きあった活動を、年間250~300ステージの規模で展開している。現在の代表は志賀澤子。
モスクワ、ロンドン、イタリア、ベトナム、韓国、ルーマニアなど海外公演実績も豊富。学校演劇への協力にも積極的。

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