ブラックスター -Theater Starless-』全国LIVEツアー「BLACK TOUR」8/14京都公演速報レポートをお届け!!!

DONUTSのプレスリリース

8月19日(木)株式会社DONUTSは、『ブラックスター -Theater Starless-』の全国ツアー「BLACK TOUR」の8月14日(土)に行われた京都公演の速報レポートをお届けいたします。

8月19日(木)株式会社DONUTSは、『ブラックスター -Theater Starless-』の全国ツアー「BLACK TOUR」の8月14日(土)に行われた京都公演の速報レポートをお届けいたします。

・BLACK TOUR8/14 京都公演 速報レポート

チームW、チームBが福岡、大阪で開催してきたBLACK TOURはチームKのシンガー・吉野の出身地である京都へ。繊細かつ豪胆な吉野が歌い継ぐチームKとリンドウ、マイカ、真珠の3人のシンガーが彩るチームP、そしてシンガーの柘榴を擁する異才と異彩を放つチームCの共演だ。福岡、大阪と同じく、電車が到着する音と共に始まったオープニングアクト。3回目となる公演に、今回はどのような演出かと観客が見守る中、それぞれのチームのアルファベットオブジェの前に凛と立つ5人のシンガーと、7人のダンサーたちによる力強いパフォーマンスで、京都公演の幕が開いた。一瞬の静寂の後、チームKの「During the demise」が鳴り響く。この曲ではリンドウのシンガーことあじっこ、真珠のシンガーことスタンガンが主旋律を歌い上げ、吉野のシンガーこと齋藤知輝のラップを聴かせた。
 

2曲目であじっこと柘榴のシンガーことしゃけみーが「Early Summer Affair」を歌うと、続くバトンは不敵な笑みを浮かべた齋藤へ。齋藤の歌声と共に響いたのは「虹の彼方へ」だ。チームKに異動後、ボーダーラインのシャッフルチームで歌った曲ではあるものの、吉野がチームPのメンバーだった旧スターレスの雰囲気をも感じさせる貴重なバージョンとなった。続けてスタンガンとマイカのシンガーことKradnessのボーカルが交差するアッパーチューン「希望の旗のもとに」では、ダンサーのパフォーマンスと共にパワフルなチームPを感じさせたが、そんなライブの空気をガラリと変えたのはチームCの今夏イベント曲「Just live to dance」。夏らしい軽やかさと妖しげな色気をあわせ持つダンスでステージを彩るダンサーたち。チームCならではの艶あるパフォーマンスと共にしゃけみーのボーカルが会場を紫に染め上げた。
 

バンドでのライブを見せたWとBと違い、シンガー5人だからこそのライブを見せると言うシンガーたち。
さっそく、チームCの「Sub rosa」を本家のしゃけみーとチームKの齋藤がコラボで披露し、ダイナミックかつ繊細なボーカルのコントラストを巧みに聴かせるサプライズ! さらに「To be, or not to be」ではイントロでダンサー理土による美しくもエモーショナルなダンスが繰り広げられ、会場の視線を奪い、妖艶なトラックと鼓動を逸らせるビートの「続きは明日の夜に」は、しゃけみーがまるで物語の語り手のように歌とダンスでダンサーを操り、色香あるチームCのステージを体感させた。
 

 

ライブならではのスペシャルは続く。チームKの「Crazy for」はイントロからしゃけみーが主旋律を歌い、齋藤がラップとコーラスで聴かせるという初披露バージョン! ステージ上に立つ吉野と柘榴が目に浮かぶようだ。続く「Treasured」では同曲の作詞を担当したあじっこが歌唱。ゲーム内ではリンドウが演出を務めたこの曲を歌い、リアルとゲームがリンクする瞬間、あじっこがリンドウのような圧倒的な存在を感じさせた。予想外の展開が続く演出に会場もミクチャのコメントもヒートアップ。チームKらしいダイナミックな「The Final Problem」では歌詞はもちろん、原典である「シャーロック・ホームズ」に描かれる追走劇を表現するかのような理土とHAYATEのダンスが一際目を引く。二人のダンサーと共にチームKの真髄を表現した齋藤が、次に歌ったのはなんとチームBの「雷神」! BLACK LIVEのメイキング映像にも齋藤が「雷神」の歌唱を熱望するシーンが収められており、念願のパフォーマンスとなった。さらにこの曲ではHIPHOP界で名を馳せるダンサー・泰智が登場し、スペシャルパフォーマンスを披露するというサプライズ付き! 何重にも仕掛けられた驚きのステージの後にはチームWの「Breakin’ it faster」のマイカバージョンをKradnessとスタンガンが共に歌い、SHIMaたちの全身を使ったダンスと融合したアグレッシヴなステージを見せた。
 

 

美しく儚い冬の歌「Without her?」では、原典である「戦争と平和」の主人公の一人であるアンドレイの心情をPASSIONとRYOMAが情感豊かな舞いで表現し、スタンガンが今にも泣きだしそうな歌声を乗せる。真冬の静寂から一転、雨音が静かにステージを濡らしはじめ、続く「雨傘」はTommyをはじめとしたダンサーたちが傘を使って印象的なパフォーマンスを披露。切なげなスタンガンとKradnessの歌声が重なった。温泉イベントで披露された「残紅の行方」には齋藤が迎えられ、アンダーとして温泉イベントに参加した吉野のあったかもしれないステージを想起させ、あじっことのユニゾンを聴かせた。Kradnessとスタンガン、そしてあじっことチームPシンガー勢揃いで「Paradise Lost」を聴かせ、チームPという個性を感じさせたライブは終盤へ。「僕のすべてを君に捧げる」ではチームPのシンガー3人が時計の針を思わせる振りをぴたりと揃え、歌声に留まらず、リンドウ、マイカ、真珠のスターレスでのパフォーマンスを体現してくれるようだった。ダンサーと共に都会的で艶やかな「虚構の肖像」を歌い上げたしゃけみーがチームCの魅力を余すことなく放ち、チームKは吉野の存在感を一気に放出するように齋藤が「ひらひらり」を聴かせ、ラストへ向けて息つく隙を与えない。圧巻だったのはシンガーの5声のアカペラから始まった「Salva me」だ。KBSホール名物のステンドグラスを見せる演出で聖夜のステージが観客の目の前に現れる。ステンドグラスの輝きを背負ったダンサーたちとあじっこによる、過去・現在・未来の亡霊に翻弄され抗うスクルージの様子を描いたパフォーマンス。わずか1曲分の時間で、まるで原典「クリスマス・キャロル」を観ているかのような、息苦しいまでの充足感を見る者に与えた。ラストは齋藤、しゃけみー、あじっこ、Kradness、スタンガンの声で聴かせる「BLACKSTAR」。磨き抜かれたダンサーたちのパフォーマンスはステージの終盤になっても衰えを知らず、広いステージを隙間なく使い、その力強さで見るものを圧倒する。彼らの雄々しさを宿して響いたこの曲は、京都を熱で包んだのだった。
 

 

怒涛のパフォーマンスが終わり、チーム名を象ったオブジェがひっそり佇むのみとなったステージ。タンバリンと手拍子の音が会場を埋め尽くすと、彼らを待ち望む熱に応え「Fragile Lake」からアンコールが始まる。

8月21日から実装されるチームKの夏イベント曲でジャジーな「黒い虚実」がゲームに先駆けて披露され、会場のファンもミクチャのオーディエンスも歓喜! 数多くのサプライズで彩られたこの夜のライブはアンコール最後に全シンガー、全ダンサーが集結し、ブラスタ流のサマーパーティーチューン「Mid Summer Beach」を響かせて幕を閉じた。熱い熱い京都の夜は続く仙台へとバトンを渡す。次の公演も存分にブラックスターを刻み付けて欲しい。
 

「ライブでしか出来ない新しいものを生み出したり、既存の曲を魅せる無限の可能性があると思っています。これからも最高のライブをお届け出来るように頑張ります」(あじっこ)

「いろんなことが出来ました。感動しました。みなさんが応援して、たくさん愛してくださるおかげです! ありがとうございました!」(スタンガン)

「念願のステージが叶ったことに感謝しています。WとBからいただいたバトンを繋いで、どんどんいいものにしていきたいです」(Kradness)

「ここで『虹の彼方へ』を歌うことが怖くて。でも4人みんなが一緒に練習してくれて、ここで歌えたことが幸せでした。歌っていて、お客様のおかげで綺麗な虹が見えました」(齋藤)

「今日のライブで(ブラスタが)もっといけると僕的には確信しましたのでまだまだ大きくなって、いい意味でみんなを裏切っていきたいと思います」(しゃけみー)

TEXT BY えびさわなち
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出演者:順不同・敬称略
吉野(Singer:齋藤知輝(Academic BANANA))
柘榴(Singer:しゃけみー)
リンドウ(Singer:あじっこ)
マイカ(Singer:Kradness)
真珠(Singer:スタンガン)

Dancer:
PASSION
理土
HAYATE
RYOMA
Tommy
SHIMa
Ko
泰智 (KoRock)

総合演出:福山桜子
音楽監督:阿部隆大

■BLACK TOUR 京都公演アーカイブ配信チケットはこちら
https://mixch.tv/liveview/321/detail
※8月22日(日)23:59まで
※上記時間以降のアーカイブ配信(見逃し配信)はございません。

■アプリのダウンロードはこちら
iOS https://apps.apple.com/jp/app/id1457688497
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