「聖徳太子 日出づる処の天子」開催記念!テレビ大阪にて、特別番組「聖徳太子~没後1400年、その事績をたどる~」を放送

テレビ大阪株式会社のプレスリリース

MCにウーデンジェニファー里沙アナを抜擢。取材を経て感じた「和の心」とは⁉ ウーデンアナは今なお語り継がれる聖徳太子の事績に何を想う⁉

 

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テレビ大阪は、9月3日(金)夕方5時22分から、特別番組「聖徳太子 日出づる処の天子~没後1400年、その事績をたどる」を放送する。
【ホームページ】https://www.tv-osaka.co.jp/sp/taishi1400/

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 聖徳太子は、古代日本の礎を築いた政治家であり、宗派を超えた信仰を集める、日本仏教の祖。
冠位十二階や十七条憲法、そして遣隋使といった政策を通じて国内に秩序をつくり、外国との関係を深めた。
その要となったのは現代の私たちにも通ずる、調和や思いやりの精神・・、「和」の心だった。
聖徳太子が没して1400年。
テレビ大阪では、長い時を超えて伝えられてきた聖徳太子の事績を辿る特別番組を放送する。
 この特別番組のMCに抜擢したのは、ウーデンジェニファー里沙アナウンサー。
今年4月にテレビ大阪に入社したウーデンアナは、父がオーストラリア人で、母が日本人。出身は東京都で、大阪での生活は初体験だ。

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 聖徳太子の事績をたどる…というテーマで番組企画を進める中、少し違う視点でとらえることのできる出演者を検討してきた。もっとも伝えたかったのは「和の心」。
演出を担当した長江将樹ディレクター(テークワン)が、MCとして最初に頭に浮かんだのがテレビ大阪に入社してまだ間もないウーデンアナだった。

 長江ディレクターは次のように語る。
「聖徳太子は様々な政策を通して、新しい国づくりに励んだ人物です。その要となったのは現代の私たちにも通ずる「和」の精神。争いの絶えない時代を生きた聖徳太子だからこそ、仏教の慈悲の精神を拠り所としたのだろうと思います。外国の価値観を知るウーデンさんは、古代から受け継がれる和の心をどのように読み取ってくれるのか。そんな興味や期待を込めて、MCを打診しました。」

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 ウーデンアナの重要な役割は、聖徳太子が建立し、古くから太子信仰の中心地として知られてきた四天王寺での取材。
 四天王寺では「絵解き」文化が代々語り継がれており、聖徳太子の事績をたどる重要なポイントについては現地取材を敢行し、独自の言葉で語ってもらうことが必要だった。

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 長江ディレクターによると、ウーデンアナは当初「教科書で見たのを覚えているぐらいです…」と、やや不安そうだったという。
 聖徳太子に関する知識については、実は多くの人が同様の感覚かも知れない。
それだけに、聖徳太子の事績を番組を通して視聴者によりわかりやすく伝えるために、聞き手の役割は大きい。まさに重責に向けて、ウーデンアナは、多くの時間を費やして聖徳太子の探求を進め取材に臨んだ。
「ウーデンさんは、何度かの打ち合わせを経て、本番の日には聖徳太子の情報をまとめたノートを持参してこられました。そんなウーデンさんのかげながらの努力のおかげで、聞き手が彼女でなければ引き出せなかったであろうコメントをたくさん聞くことができました。」
 

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 ウーデンアナは、番組MCを打診された際、やはり少々不安があったと語るが、取材準備を進めるにつれて、聖徳太子への興味が増していったという。
 「聖徳太子については日本史の授業で学んだ時の知識しかなく、MCのお話をいただいたときには正直少し焦りました。ですが、準備を進めていくうちに仏教が日本に伝わった歴史的背景や聖徳太子が与えた影響の大きさに面白さを感じ、伺いたい質問がたくさん生まれてきました。」

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 そして実際の取材でウーデンアナは、とても印象的な言葉があったという。
「取材当日特に印象に残ったのは、番組の要となる“和の心”を“英語ではハーモニーと訳されている”とご説明いただいたことです。“和の心”というと様々な解釈があり難しく感じてしまいますが、“ハーモニー”と訳してみると“様々な音が合わさり生まれる一つの美しい音色”という意味があるように、当時の世の中の混乱やそれを一つにしたいという聖徳太子の思いがより鮮明に浮かんできました。番組を見て下さる方々にも、聖徳太子や仏教の歴史をより面白く感じるためのきっかけを一つでも多く得ていただきたいなと感じております。」

 また、番組放送の翌日からは、大阪市立美術館で「聖徳太子 日出づる処の天子」が開催。100年に一度の節目に合わせ、太子の生涯をたどり、没後の太子信仰の広がりが紹介される。
【ホームページ】https://taishi1400.exhn.jp/

ウーデンジェニファー里沙アナウンサー
「聖徳太子について、その名前や伝説は知っているけれど詳しくは知らないという方が中にはいらっしゃるのではないでしょうか。私もその一人です。番組に携わることをきっかけに勉強を始め、素朴な疑問を大切にしながら取材に臨みました。
没後1400年という大きな節目で、番組を見ていただくことによって、聖徳太子や仏教の歴史をより面白く感じるためのきっかけや、あす誰かに自慢できるようなエピソードを一つでも多く得ていただけたら嬉しく感じております。」

 

プロデューサー:増田尚志(テレビ大阪事業開発センター)
没後1400年を経ても今なお語り継がれる聖徳太子。その事績をたどることは、現代に生きる私たちにとっても大きなヒントになるはずだと、番組企画を進めた。
聖徳太子に関わる美術の全貌を紹介する特別展が、大阪市立美術館で開催されるが、この特別番組と合わせてご覧頂くと、聖徳太子に対する理解がより深まるはずだと確信している。世界が難局に直面している今こそ、聖徳太子が伝えた「和の心」を、この番組で感じて欲しい。

 

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