株式会社massenextのプレスリリース
音楽エージェントサイト「ZULA(ズーラ)」を運営する株式会社massenext(東京都港区)は、 この度、20代の若きクラシック界の新星、永井秀和(作編曲家)と澤村杏太郎(指揮者)からなるユニット「N nulls」(ヌルズ)の4thアルバム「iN White」をZULA Recordsより全世界へ向けて配信いたします。 東京藝術大学出身の新進気鋭の二人による本作は、2月19日よりSpotify、Apple Music、YouTube Music、Amazon Music、LINE MUSIC、AWA、KKBOXなどの各音楽ストリーミングサービスから視聴することができます。
タイトル:「iN White」
アーティスト:N nulls
全5曲入り
レーベル:ZULA Records
配信日:2020年2月19日(水)より配信
<本作の解説>
東京藝術大学出身の二人、作編曲家・永井秀和と指揮者・澤村杏太朗。
ともに20代半ばながらすでに数々の作品に関わり、注目されているクラシック界の新星二人が結成したユニット「N nulls」。
このアーティスト名には”Next Japonism”、”No one knows”、”No boder, only music”、そして“null”(ドイツ語の0)の意味が込められています。
前作「Fall in AutumN」に引き続き、全員20代なかばの演奏家による「ピアノ+弦カルテット+尺八」という編成から、「日本の四季」をテーマにした4連作の最終作となる本作は、冬をテーマにしながらクラシックの枠にとらわれることなく、冬から春に向かう情景を表現した永井秀和の感性あふれる楽曲群となっています。
■収録曲について
M1: From Winter
冬の朝の情景が浮かぶようなイントロから、キリッとした爽やかさを感じるアルバムの幕開けとなる楽曲
M2: Snowing more and more!
日本の童謡「雪」をモチーフに、のびのびとした尺八が印象的な爽やかな楽曲
M3: INTERLUDIUM
永井秀和のジャンルレスな感性が強く表現されている楽曲。ピアノと尺八の掛け合いによるジャジーなインプロヴィゼーションのような前半から、後半への場面展開が秀逸
M4: Silent Haze
冬の曇り空としんしんと降る雪の情景が浮かぶ美しい楽曲。冒頭とエンディングでは弦楽器で雪の降る様子を表現、“N nulls”のコンセプトの一つ「No boder」を体現するようなクラシックの枠にはまらないポスト・クラシカルの世界観を持っている彼ららしい楽曲となっています
M5: To Spring
「冬から春へ」というコンセプトアルバムの最後を飾るこの曲は、M1「From Winter」と同じメロディから始まりながら、後半に向けて「春」への季節の流れを表現、生命の息吹を感じさせるような展開が美しい楽曲
■クレジット
作曲・編曲/Piano:永井秀和
プロデュース/指揮:澤村杏太朗
尺八:長谷川将山
1stViolin:山口真由夏
2ndViolin:植松優Viola:長田健志Cello:饗庭萌子
■N nulls-Profile-
2018年東京藝術大学の同窓生、作編曲家の永井秀和と、指揮者の澤村杏太朗により結成。
”Next Japonism”、”No one knows”、”No boder, only music” そして“null”(ドイツ語の0)の意味を込めユニット名を「N nulls」(ヌルズ)とする。
日本から世界へ、邦楽器(尺八)を編成に組み込むこと、日本の伝統的な楽曲を親しみやすく編み直すことをコンセプトにしながら、彼らのベーシックであるクラシックの枠にとらわれない新しい世界観を世界に向けて発信するプロジェクト。
■永井秀和(ながい しゅうわ) -Profile-
作編曲家・ピアニスト・アーティスト
神奈川県出身。2017年に東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。
高校在学中、第12回TIAA全日本作曲コンクール【ソロ部門】第2位入賞(1位該当者なし)。
2015年、東京藝術大学院北川原研究室主催「生命力の踊り場vol.2―杜の音楽祭―」に楽曲提供。
一般社団法人PLANET-TERRA主催「PLANET TERRA YOUTH ORCHESTRA」にてオーケストラ作品を発表。
東京藝術大学主催「藝大アーツスペシャル2015 障がいとアーツ 音楽劇”星がひかるとき”」作曲担当。
28年度日本映画大学 第3回 卒業制作「沢のぼり」作曲担当。2017年、個展演奏会「ナガイシュウワの世界 1st Concert」を開催。
「Camerata project主催「小劇場オペラ 《出雲阿国》」音楽担当。
2017年5月より、日本初のゲーム音楽プロ交響楽団JApan Game Music Orchestra(通称JAGMO)の編曲を担当。
2017年より東京フィルハーモニー交響楽団による文化庁主催事業『文化芸術による子供の育成事業』にて校歌の編曲を担当。
PFFアワード2018にて準グランプリ・ジェムストーン賞をW受賞するなど、数多くの賞を受賞している『ある日本の絵描き少年』の音楽監督を務める。
2018年より、バンダイナムコエンターテインメント/ワーナーミュージック・ジャパン主催の「テイルズオブオーケストラコンサート2018」に編曲家として参加。
同年、ワーナーミュージック・ジャパン主催の「初音ミクシンフォニー2018-2019」に編曲家として参加。
その他、数多くの演奏会や映像に楽曲提供をする傍ら、ピアニストとしてアンサンブルに参加。独自の作風で、ジャンルに拘らない音楽活動をしている。また、デザインの製作や、月刊ピアノ2016年9月号より漫画「学マン」を隔月連載中(ペンネーム:エスコム)。音楽の枠を超えた活動も行なっている。これまでに作曲を奥定美和、日野原秀彦、林達也の各氏に、ソルフェージュを久保田文子、疋田安子の各氏に、ピアノを石黒典子、大田佳弘の各氏に師事。
■澤村杏太朗(さわむら きょうたろう) -Profile-
指揮者
東京藝術大学指揮科を首席卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞、若杉弘メモリアル基金賞を受賞。これまでに指揮を三河正典、高関健、山下一史の各氏に師事。また、尾高忠明、下野竜也、ダグラス・ボストック、沼尻竜典、山田和樹、リッカルド・ムーティらのマスタークラスにおいて研鑽を積む。これまでに、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、東京ニューシティ管弦楽団と共演。オペラの分野でも精力的に活動し、「カルメン」「椿姫」など10以上の作品を指揮。
今シーズンより新国立劇場に副指揮者として勤務している。
<ZULA について>
株式会社 massenext が運営する「ZULA(ズーラ)」は、 インディペンデントで活動するアーティストのエージェントとして、 各音楽配信事業者を通じ全世界へコンテンツの提供を展開している音楽エージェントサイトです。 音楽を世代や国境越えて触れることができる時代に、 アーティストの楽曲をその活動領域を問わず、 よりフレキシブル に発信するべく、 アクティブに、 アーティストそしてエンドユーザーが、 音楽を楽しめるようになるためのサポートをしてきます。 また、 新進気鋭のアーティストを発掘しオリジナル原盤の制作を行い、 ZULA Recordsとして若手アーティスト支援のための取り組みにも力を入れております。 ZULA(ズーラ)では、 今後もインディペンデントで活躍するアーティストの楽曲を、 積極的に全世界へ配信してまいります。
公式サイト: http://www.zula.jp
Twitter:@ZULA_JP