水族館と共に海洋プラスチック問題を考えるアート展と映画上映会を9月23日より開催

株式会社サンシャインシティのプレスリリース

株式会社サンシャインシティ(以下、「サンシャインシティ」)と三菱地所株式会社(以下、「三菱地所」)は共同で、アートと映画を通して海の環境問題について考えるイベントを9月23日より開催します。現在、世界で大量のプラスチックが海洋に流出し、海洋プラスチックごみとなっていることが、大きな課題となっています。推計で年間800万トン~1,100万トンのプラスチックが海洋に流出しており、海の生き物たちが暮らす環境は、今人間たちが出すプラスチックゴミで脅かされています。
本企画では、池袋にある三菱地所グループの複合施設「サンシャインシティ」を舞台に、海の環境問題をテーマに、①アートを通して社会課題を訴求するアーティスト・藤元明氏によるアート展示(9月23日~30日)と、②海洋プラスチック問題を題材にした映画上映会(9月25日)を開催いたします。
※本リリースPDFはこちらよりダウンロードいただけます→https://prtimes.jp/a/?f=d20364-20210909-94dc9d7e351ec3c52e9b6f58cae3f843.pdf

サンシャインシティ施設内にある「サンシャイン水族館」が持つ専門性と親和性を活かし、近年課題となっている海洋プラスチックごみによる環境汚染や、海の生物に与える影響についてアートと映画、サンシャイン水族館の専門家を交えたトークイベントを通して、一人一人が身近な問題として考える機会を提供します。水族館の来館者を含む幅広い方々が、親しみやすく、さまざまなことを感じ取れる「アート」と「映画」を通して、SDGsの達成に向けたマインドを醸成することを目指します。

藤元氏と海岸の大量のプラスチックゴミ藤元氏と海岸の大量のプラスチックゴミ

 

アート展のイメージアート展のイメージ

アート展のイメージアート展のイメージ

三菱地所グループは、「三菱地所グループのサステナビリティビジョン2050」において、「Be the Ecosystem Engineers」というスローガンを掲げ、立場の異なるあらゆる主体が、持続的に共生関係を構築できる場と仕組み(=エコシステム)を提供する企業(=エンジニアズ)であることを目指しており、本取り組みもその一例です。今後も、三菱地所グループ内各社で連携しながら、持続可能な社会の実現を目指し、様々なサステナビリティに関する取り組みを進めて参ります。

  • 実施概要(予定)

①アート展「A Plastic on shore‐海岸のプラスチック」
海ごみという社会課題を、アートを通して表現するアーティスト・藤元明氏によるアート展を開催。 自ら海岸や海上に足を運んで海ごみを採取した映像、実際の海ごみやその再生素材を用いたアート作品を展示・販売します。また、サンシャイン水族館内では、藤元氏によるアート作品の一部を特設水槽にて展示いたします(水族館での展示は18:00までご覧いただけます。※最終入場17:00)

展覧会名:「A Plastic on shore‐海岸のプラスチック」
会期:2021年9月23日(木・祝)~9月30日(木) 11:00~20:00
 ※9月25日(土)13:30~16:30の間は映画上映会開催のため、映画チケットをお持ちの方のみご入場頂けます。
会場:サンシャインシティ 専門店街アルパB1催事場/サンシャイン水族館
 https://sunshinecity.jp/
入場料:無料 
  ※サンシャイン水族館入場の際は別途入場料

藤元明 / Akira Fujimoto  Artist
1975年東京生まれ。東京藝術大学美術学部大学院修了。FABRICA(Italy) に在籍後、東京を拠点に国内外で活動。制御出来ない社会現象や環境問題をモチーフに、絵画、映像、インスタレーションなど様々な表現手法でアートの境界線を拡張している。主なプロジェクト・展覧会に「NEW RECYCLE®」「TOKYO 2021」「陸の海ごみ」など。都市における時間的空間的余白を活用するプロジェクト「ソノアイダ」は現在も様々な形で進化している。戦争や災害など社会的喪失の記憶をテーマにしたプロジェクト「FUTURE MEMORY」は現在原爆をテーマに広島平和記念資料館の協力のもと活動、今後 New York, Genevaなどでの展開を予定している。

藤元明 Akira Fujimoto  Artist藤元明 Akira Fujimoto Artist

アーティスト・藤元明氏からのメッセージ
本展覧会は、私が2019年よりアートプロジェクトとして取り組んでいる「海ごみ」をテーマとしています。海ごみは我々の社会構造のしわ寄せが表層化したもので、我々の価値観のメタファーと言えます。陸の営みから流失した海ごみは、国境に関係なく海上を漂い海洋生態系にとりこまれながら、時に海岸に戻ってきます。日本の海岸にも様々な国のごみが漂着しています。本展では、海ごみの中でも主役と言えるプラスチックにフォーカスし、これまで重ねてきたリサーチとフィールドワークをもとに、様々な手法で制作された作品を展示・販売します。
我々は遠くに見える美しい海ばかり眺めてきましたが、足下の海岸には、我々の価値観を問う物的証拠が広がっています。

②映画「A Plastic Ocean-プラスチックの海」上映とゲストトーク
私たちの日常生活の至るところに存在するプラスチック問題をテーマに、プラスチックが海に生きる生物たちと私たち人間の体に及ぼす影響を、映画を通じて考えます。大丸有エリアの複数拠点を会場として、SDGs に特化した映画を上映する「大丸有SDGs映画祭2021」※1(主催:大丸有SDGs ACT5実行委員会)のサテライト上映会として、昨年の映画祭クロージングで放映し反響を呼んだ「プラスチックの海」を放映し、海の生き物や海のプラスチック問題に対して異なる分野で活躍するゲストをお招きしたトークイベントも行います。 

開催日時:2021年9月25日(土)14:00~16:30頃
(14:00~15:40 映画上映、15:40~16:20 ゲストトーク)
会場:サンシャインシティ 専門店街アルパB1催事場
 https://sunshinecity.jp/
参加費:1,000円

A Plastic Ocean-プラスチックの海 ポスターA Plastic Ocean-プラスチックの海 ポスター

・作品の詳細
多くの科学者や識者が警鐘を鳴らす、海洋プラスチック問題。自然分解されないプラスチック製品は、今世界中の海で浮遊あるいは沈殿しています。プラスチックゴミによる海洋汚染の実態や海に生きる生物たちと私たち人間の体に及ぼす影響を、映画を通じて考えます。世界70カ国以上、1200回以上の上映。17カ国語に翻訳され、短縮版が国連本部でプレミア上映された話題作。

・トークゲスト
藤元 明氏(アーティスト)
ぬまがさワタリ氏(イラストレーター)
丸山 克志氏(サンシャイン水族館 館長)

・ファシリテータ
大森 健太郎(三菱地所㈱)

・申込・詳細
https://act-5.jp/act/2021act5-6/

◆新型コロナウイルス感染症対応策について
客席は、各会場キャパシティの50%前後をめどに設定し、参加者が密集状態にならないよう配慮いたします。また、入場時の体温検査や、鑑賞参加を事前予約制にして万一の場合にもトレースできるようにするなど、感染予防については入念な体制を整えて実施いたします。
なお、感染拡大による緊急事態宣言発令等で やむを得ずイベントの開催が中止となる場合がございます。

※1<大丸有SDGs映画祭とは>
東京駅前、大手町・丸の内・有楽町地区(以下、「大丸有エリア」)に拠点を置く企業がSDGsアクションを共創する「大丸有SDGs ACT5実行委員会」が主催。SDGsに通じるテーマの映画作品を集めた映画祭。SDGsに特化した全17作品(内、短編6本)を約1か月にわたり上映。豪華ゲストを招いた映画作品に関するトークショーを通じて、「ただ観て」終わらない、「考え、行動する」ことを目指しています。
・開催期間:9月3日(金)~10月8日(金)
・開催場所:大丸有エリア内の複数拠点
 大丸有SDGs映画祭リリース:https://act-5.jp/wp-content/uploads/2021/08/daimaruyuusdgseigasai2021_pressrelease_20210802.pdf
 大丸有SDGs ACT5 公式サイト:https://act-5.jp

大丸有SDGs映画祭2021ロゴ大丸有SDGs映画祭2021ロゴ

【本プロジェクトが貢献する主なSDGs】

 

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