株式会社WOWOWのプレスリリース
ザ・ヒット・ソング・メーカー 筒美京平の世界 in コンサート
10日3日(日)午後5:00[WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]
※放送終了後~1カ月間アーカイブ配信あり
日本音楽界の至宝にして希代の作曲家、亡き筒美京平に捧ぐ、豪華レジェンド歌手が結集した奇跡のプレミアムコンサート。
(C)mitsuo shindo
2020年10月7日に惜しくも逝去した希代の作曲家、筒美京平。作品総売り上げ数は歴代1位の7600万枚を誇る、日本音楽界の至宝である。4月17日(土)・18日(日)の2日間、各日3時間超にわたり東京国際フォーラム ホールAで繰り広げられた『ザ・ヒット・ソング・メーカー 筒美京平の世界 in コンサート』。1968年の「ブルー・ライト・ヨコハマ」に始まり、2003年の「ABMITIOUS JAPAN!」など、1960年代から2000年代まで各年代でオリコンチャート1位を獲得したヒット曲群を連打。出演者総出で声を揃えた「また逢う日まで」のフィナーレに至るまで全曲を筒美作品で構成し、名曲ひしめく奇跡のコンサートを送り届けた。
岩崎宏美
ステージにはレジェンドが代わる代わる登場し、時を経ても色褪せることのない持ち歌を披露。岩崎宏美が「ロマンス」と「シンデレラ・ハネムーン」で凛とした歌声を響かせ、松本伊代は「センチメンタル・ジャーニー」を、早見優は「夏色のナンシー」を、’80年代当時の振り付けと共に歌い届け、心を揺さぶった。斉藤由貴は「卒業」をフレーズ一つひとつ慈しむように歌唱。郷ひろみは’72年のデビュー曲「男の子女の子」をはじめ、自身初オリコン1位となった「よろしく哀愁」などを華麗にパフォーマンス。「甘い生活」など3曲を披露した野口五郎は、「今日ほど“客席に座って観てみていたいな”と思った日はございません」と語り、筒美楽曲のレパートリーが108曲と最多であることを明かすと大拍手が送られた。「木綿のハンカチーフ」などを届けた太田裕美は、女性歌手では提供曲数が最多であることを「自慢です」と微笑んだ。各アーティストが筒美への想いを語るMCに共通して溢れるのは、深い感謝と敬意。思い出話はそのまま日本音楽史の貴重な記録ともなっている。ジュディ・オングは「魅せられて」を披露。大きな鳥の翼を思わせる伝説的な衣装を身にまとい、観客を眩い夢の世界へと誘った。WOWOWのスペシャルプログラムに織り込まれたインタビューで出演者が異口同音に語っている通り、筒美京平は、歌手一人ひとりの個性を生かしたメロディーを生み出す天才であることを改めて実感するコンサートだった。
松本伊代
野口五郎
持ち歌を披露する歌手に加え、豪華アーティストが次々に登場し、筒美京平ワールドを共に織り成した。朝丘雪路の「雨がやんだら」を夏木マリが、桑名正博の「セクシャルバイオレットNo.1」を大友康平が、田原俊彦の「抱きしめてTONIGHT」を藤井隆が歌唱するなど、意外性に驚くと同時に聴き入った。また、薬師丸ひろ子の「あなたを・もっと・知りたくて」を武藤彩未が、小泉今日子の「なんてったってアイドル」を乃木坂46(伊藤純奈・樋口日奈)が歌った場面は、筒美京平ワールドを歌い繋いでゆく未来を感じさせた。
編曲家として筒美と名タッグを組んできた船山基紀が音楽監督を務め、バンド“船山基紀とザ・ヒット・ソング・メーカーズ”を指揮し、至高の生演奏で全曲を支えた。船山が「先生、ありがとうございました」と天を仰ぎ、出演者全員と共に礼をした感動的なエンディング。筒美京平への愛とリスペクトに満ちた、夢のようなコンサートだった。
早見優
斉藤由貴
郷ひろみ
ジュディ・オング
コンサート写真:(C)国吉辰一
<番組情報>
ザ・ヒット・ソング・メーカー 筒美京平の世界 in コンサート
10日3日(日)午後5:00[WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]
※放送終了後~1カ月間アーカイブ配信あり
出演:岩崎宏美、太田裕美、郷ひろみ、ジュディ・オング、野口五郎、斉藤由貴、早見優、松本伊代、ほか
収録日:2021年4月17日、18日
収録場所:東京 東京国際フォーラム ホールA
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