NBSのプレスリリース
20世紀最大の振付家、ベジャールの名前を冠するモーリス・ベジャール・バレエ団が世界がコロナ禍に襲われた2020年3月以降、外来のバレエ団としては最大規模となる53名で来日をはたします。
https://www.nbs.or.jp/stages/2021/bejart/index.html
日本でも高い人気を誇る名門モーリス・ベジャール・バレエ団。18度目の日本公演は当初、2020年5月に予定されていましたが、コロナ禍のために二度にわたり延期を余儀なくされました。緊急事態宣言があけるこの10月、満を持してカンパニー総勢53名が来日します。渡航制限や隔離期間という、アーティストにとって活動を制限され、非常に厳しい条件が課される中、コロナ禍の日本においては最大規模の来日公演が実現します。
今回の日本公演で上演するのは有名なラヴェルの音楽に振り付けられたベジャール最大のヒット作「ボレロ」を中心に、現芸術監督ジル・ロマンによる新作などを交えたミックス・プログラム。そして英国のロック・バンド、クイーンの音楽に振り付けられた「バレエ・フォー・ライフ」。同作のラストを飾る曲はクイーンの人気曲「ショウ・マスト・ゴー・オン」です。コロナ禍においても献身的に芸術に身を捧げ、数々の困難を乗り越えて来日を果たすダンサーたちの姿は、フレディの叫ぶ「ショウを続けなければならない」という力強い歌詞に呼応し、観るものを感動と興奮の渦へといざなってくれます。
なお、本公演では文化庁の助成のもと、小学生~18歳以下の青少年3,253名を無料で招待することも決定しました。新型コロナウイルス感染症の影響下で、子どもたちが文化芸術を体験をする機会が多く失われている状況において、ひとりでも多くの子どもたちが素晴らしい舞台にふれ、芸術のすばらしさ、バーチャルではけして味わうことのできない感動体験をとおして豊かな精神を育む一助となることを目指しています。
【18歳以下無料招待について詳細はコチラ】
https://www.nbs.or.jp/stages/2021/bejart/u18.html
また、今回の日本公演に寄せて、ブライアン・メイ(クイーン)から日本のファンにむけたメッセージも届いていますのでここにご紹介します。
ブライアン・メイ(クイーン)より「バレエ・フォー・ライフ」へのメッセージ
「この素晴らしい機会にもう一度、僕たちのファンと友人の皆さんに観ていただきたいと願っています。もっとも大胆なバレエのクリエーターであり、今なお惜しまれる偉大な友、故モーリス・ベジャールが、モーツァルトとクイーンの曲をめぐり創り上げた、信じられないほど独創的なバレエ作品を」
— ブライアン・メイ、クイーン
感動の舞台の開幕はもうすぐです!
モーリス・ベジャール・バレエ団2021年日本公演
■「バレエ・フォー・ライフ」
振付:モーリス・ベジャール 音楽:クイーン/W.A.モーツァルト 衣裳:ジャンニ・ヴェルサーチ
上演時間:約1時間45分(休憩なし)
※開演時間に遅れるとご自分の席に着席いただけませんので、時間に余裕をもってお越しください。
【公演日】
10月14日(木)18:30
10月15日(金)14:00
10月16日(土)14:00
10月17日(日)14:00
会場:東京文化会館(上野)
■「人はいつでも夢想する」
振付:ジル・ロマン 音楽:ジョン・ゾーン 台本・ヴィデオ共同作業:マルク・オローニュ ー
「ブレルとバルバラ」
振付:モーリス・ベジャール 音楽:ジャック・ブレル、バルバラ
「ボレロ」
振付:モーリス・ベジャール 音楽:モーリス・ラヴェル
上演時間:約2時間30分(休憩含む)
【公演日】
10月9日(土)14:00
10月10日(日)14:00
10月11日(月)18:30
会場:東京文化会館(上野)
公式サイト
【日本語】https://www.nbs.or.jp/stages/2021/bejart/index.html
【English】https://www.nbs.or.jp/english/stages/2021/bejart/top.html