台湾映画上映&トークイベント第6回『猫とハエ』『ロブスターキッド』『弱くて強い女たち』短編映画に新鮮な驚き!

台北駐日経済文化代表処台湾文化センターのプレスリリース

今年もオンラインでの開催となった台湾映画上映&トークイベント、新作と未公開作品で台湾映画の「精鋭と新鋭の挑戦」を伝えていく第6回は、『猫とハエ(原題:貓與蒼蠅)』『ロブスターキッド(原題:龍蝦小孩)』『弱くて強い女たち(原題:孤味)』の短編3作を上映しました。日本ではなかなか見る機会のない短編映画ですが、台湾の映画祭では新人監督の登竜門でもある為チケットは即完となる人気です。

ロブスターキッドロブスターキッド

今回の新人監督による高雄、台南、台北、台東を舞台に人々の暮らしと心模様を描いた3作は、どれも観客の心に響いたようで、たいへんご好評をいただきました。

「3本ともクオリティが高くて、さすが台湾映画、『ロブスターキッド』の主演の張嘉方も素晴らしかった」「『ロブスターキッド』は、ユーモアとアクションを短い時間でちりばめ監督の才能を感じた」
「お祖母さんに焦点を当てた『弱くて強い女たち』短編もとても良かった」

「いずれも作家性を強く感じる作品で興味深かった。『猫とハエ』は特に俳優が演じているとは思えないリアリティを感じた」
「『弱くて強い女たち』の孫娘役がとてもよかった」

弱くて強い女たち弱くて強い女たち

「『ロブスターキッド』の悲惨な環境の中でも自分を奮い立たせて明るい笑顔を携える主人公の笑顔に救われた」「長編に負けない見応えがあり、どれも台湾の社会情勢や生活が感じられ大変興味深かった」
「若手監督の登龍門と言うだけあっていずれの作品もクオリティが高く、有名無名問わず配役の素晴らしさにも意気込みを感じた」など。

猫とハエ猫とハエ

また、アフタートークでは作品解説と監督ふたりの動画メッセージ、この秋の映画祭情報をお伝えして、たいへん役立ったという声をたくさんいただきました。

「情報が過不足なく、しかもネット上では得られない貴重な情報も含めて解説され、とてもありがたかった」
「それぞれの作品の背景、作り方がよく分かり、作品の理解が深まった」
「話がいつも丁寧で、単に情報だけ、というのではなく、作り手に寄り添っているからなのだと思う」
「3作品共に細かい所まで説明して頂きありがたい」
「それぞれの作品の気になったところを監督が答えられたのでよかった」
「監督のビデオメッセージもこの上映会ならではの特典で、とても嬉しい」
「各映画祭の話題など、毎度勉強になる」「新作情報がありがたい」等々。

★曹仕翰(ツァオ・シーハン)監督と許承傑(シュー・チェンジエ)監督からのムービーメッセージ内容

 

曹仕翰(ツァオ・シーハン)監督曹仕翰(ツァオ・シーハン)監督

「『猫とハエ』は漁港の外国人労働者と知的障害の女性の話です。結末はあまりはっきり描かず、皆さんに想像してもらうようにしているのは、明らかにしないことによって人間の本当の姿が見えるのではないかと思い、このような形にしました。」曹仕翰(ツァオ・シーハン)監督

許承傑(シュー・チェンジエ)監督許承傑(シュー・チェンジエ)監督

「『ロブスターキッド』と『弱くて強い女たち』は、どちらも私が好きなものをテーマにした短編です。ひとつは少しアクションのある冒険もの、もうひとつは家庭を描いたたもの。この二作を通して、人と人との感情や暖かさを感じてもらえるとうれしいです」許承傑(シュー・チェンジエ)監督
このアフタートークは、どなたでもご覧いただけるように、10月31日までアーカイブ配信しています。

https://v.classtream.jp/tw-movie/#/player?akey=39b2b26bb54a5a19d137adafeca119ac

 

◎次回は10月23日(土)、ゾンビに襲われる国会を背景に、荒唐無稽ながら政治と社会問題の核心を突く作品『家へ帰ろう〜国会大脱出(原題:逃出立法院)』。
アフタートークは作品解説と台北電影賞について。
申し込みは10月6日(水)11時から台湾文化センターのHPより。
http://jp.taiwan.culture.tw/
ご期待下さい。

 

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。