トリックスターエンターテインメント株式会社のプレスリリース
トリックスターエンターテインメント株式会社、株式会社イープラスでは、和×洋コラボレーション・コンサート「ワブヨウネ」を2021年11月23日(火・祝)に、東京・ニッショーホールにて開催いたします。
■和×洋の創作曲で表す「現在」—令和における新たな「和・洋」コラボレーションをお届けします!
日本の伝統的な楽器の音色と、オーケストラの美しくダイナミックな演奏が融合!
「和×洋」の表現を追求し、伝統と最先端を巧みに組み合わせた音楽性を高く評価されている気鋭の作曲家・KOHKIの楽曲を中心に、和洋それぞれの響きを楽しみながら、これまで多くの人の手により行われてきたミクスチャー(混合)の歴史を、出演者によるトークを交えながら一緒に旅をします。どなたにもお楽しみ頂ける、トーク付きのコンサートです。
■「和・舞・洋・音」が織りなす、新たな音楽体験!
尺八や笙、篳篥など日本の伝統的な楽器の音色と、オーケストラによる美しくダイナミックな演奏、さらに日本舞踊の色彩豊かな舞、華やかで深みのある歌唱が織りなす、特別な音楽体験をお楽しみください。
出演は、尺八奏者として先鋭的な技術と音楽性で、本公演の演目も多数手掛ける大河内淳矢をはじめ、KOHKI(ギター・三味線)、東田はる奈(笙)、國本淑恵(篳篥)、佐藤恵梨奈(ヴァイオリン・コンサートマスター)、ワブヨウネ・オーケストラの和洋楽器のプロフェッショナルたちが共演いたします。指揮者には、日本新作オペラから古典まで幅広いレパートリーを持ち、トークを交えたコンサートにも定評がある辻博之。ゲストには、日本舞踊界の若手トップとしてその高い表現力で注目を集める花柳幸舞音、歌唱・演技に秀でた実力派として数々の舞台で活躍するメゾソプラノ歌手・鳥木弥生を迎えます。和洋それぞれの響きや歴史を旅する、和×洋コラボレーション・コンサート「ワブヨウネ」にどうぞご期待ください!
■10月10日(日)10:00より、先行販売がスタート!
本公演のチケット先行発売を10月10日(日)10:00よりイープラスにて受付開始いたします。1日のみの特別なコンサートを是非ホールでお楽しみください。
<公演概要>
和×洋コラボレーション・コンサート「ワブヨウネ」
【日時】
2021年11月23日(火・祝)13:30/17:00 全2公演
(ロビー開場は45分前 / 客席開場は30分前)
【作・編曲・音楽監督/出演(ギター・三味線)】
KOHKI
【出演者】
大河内淳矢(尺八・オークラウロ)
花柳幸舞音(日本舞踊)、鳥木弥生(歌唱)
東田はる奈(笙)、國本淑恵(篳篥)
辻博之(指揮)、佐藤恵梨奈(ヴァイオリン・コンサートマスター)
〈ワブヨウネ・オーケストラ〉
加納百合子(Fl.)、久寿米木知子(Ob.)、島田明日香(Cl.)、磯崎早苗(Fg.)、石川大樹(Perc.)
佐藤恵梨奈(Vl.1)、和久空飛亜(Vl.2)、島岡万理子(Va.)、福井綾(Vc.)、中窪和輝(Cb.)
【楽譜コーディネート】
田添茜
【会場】
ニッショーホール(〒105-0021 東京都港区東新橋1-1-19 ヤクルト本社ビル)
【チケット料金(全席指定・税込)】
一般 ¥6,000円
U25(25歳以下) ¥3,000
※U25:25歳以下対象・当日引換券・枚数限定、要証明書。
【チケット発売スケジュール】
チケット販売URL:https://eplus.jp/wabuyoune/
■先行発売:10月10日(日)10:00~10月22日(金)23:59
■一般発売:2021年10月25日(月)12:00~
注意事項
・未就学児の入場はご遠慮下さい。
・営利目的の転売は不可とさせて頂きます。
・車いすでご来場のお客様は、チケットご購入後、ご来場日前日営業時間内に下記お問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。付添いの方がご観劇される場合も、チケットが必要となります。
・複数枚ご購入の際、情勢や感染対策等の関係でお席を連番でご用意できない場合がございます。予めご了承ください。
【公式サイト】https://www.wabuyoune.com/
【主催】トリックスターエンターテインメント/イープラス
【公演に関するお問い合わせ先】
トリックスターエンターテインメント株式会社 電話:03-6402-3765(平日10:00~18:00)
【プロフィール】
KOHKI 〈作・編曲・音楽監督/出演(ギター・三味線)〉
ギタリスト、マルチプレイヤー、作曲家として活動する傍ら、編曲家として「STUDIO-KOHKI」、音楽プロデューサーとして「Yassassin Label」を主宰。
若干15歳でSony Musicからメジャー・デビューし活動する傍ら、資生堂、キヤノン、エドウィン、トヨタなどのCM音楽を手掛ける。独立後、「STUDIO-KOHKI」に拠点を移し、音楽プロデューサーとしての活動を開始。数多くの楽曲制作に携わり、ティム・ジェンセン(菅野よう子作品、他)、小林旭、UA、SANDII、屋敷豪太、クレモンティーヌ、他、とコラボレーションする。
2011年、ドイツ・ベルリンへ渡り、自身のユニット「バロッQ ぱんくす」としてライヴ活動を展開。帰国後は、NHK連続テレビ小説・主題歌(2013)の作者としても知られる佐藤和哉(篠笛)や大河内淳矢(尺八)など邦楽器アーティストのプロデュースを手掛け、高い評価を得る。テレビ朝日『題名のない音楽会』などにメディア出演の他、『JAPAN EXPO』や『SEEDS Conference』で演奏、音楽監督を務める。
大河内淳矢〈尺八・オークラウロ〉
愛知県西尾市吉良町出身。
桐朋学園芸術短期大学日本音楽専修尺八専攻卒業。
NHK邦楽技能者育成会55期卒業。
自作曲を中心に演奏活動を行うほか、ジャンルを越えたアーティストとの共演も積極的に行う。国内のフェスティバルほか、海外公演にも多数出演。2012年に外務省在外公館長表彰を授与される。イベントや楽曲プロデュースも手がける。テレビ番組、ドラマ、CM、舞台音楽、アーティストやゲーム音楽などのレコーディングにも多数参加。
オリジナルCD『Nostalgia』『心からありがとう』『八∞縁』3枚リリース。
2017年より大倉文化財団と契約を結び、尺八とフルートを融合した楽器“オークラウロ”の奏者としても活動している。
花柳幸舞音〈日本舞踊〉
花柳流師範。神奈川県出身。日本大学芸術学部卒業。
人間国宝・文化功労者である花柳寿南海に師事。
豊かな表現力と繊細なテクニックを兼ね備え女性らしく、しなやかな身体表現に定評のある舞踊家。古典舞踊の研鑽と共に創作舞踊の作品創作にも意欲的に活動を行なっている。
2014年、文化庁主催「各流派合同新春舞踊大会」にて最優秀賞受賞をし、NHK Eテレ「にっぽんの芸能“今輝く若手たち”」で注目の日本舞踊家として特集放送される。
2019年、「古典の技術を堅実に継承しつつ新作にも意欲的に取り組み自分の彩りを加えていこうとする姿勢に大きな飛躍が期待される」と評価され東京新聞第2回日本舞踊新鋭賞を受賞。その他、舞踊批評家協会賞新人賞受賞、日本芸能実演家団体協議会奨励賞など多数受賞。
ドイツや韓国など、海外での普及活動も行い国内外で活動の場を広げている。
2013年より「花柳幸舞音舞踊研究會」を主宰。国立劇場、歌舞伎座をはじめ様々な舞台、舞踊公演、文化庁巡演公演など多数出演。近年では映画やTV、ネット番組での舞踊指導や出演、東京ビックサイトや東京国際フォーラムでのイベント振付やダンサーとして参加するなど活躍の場は多岐に渡る。
鳥木弥生〈歌唱〉
ロシアのメゾソプラノ、E.オブラスツォワに見出され東欧各地でのコンサートツアーで演奏活動を開始。オペラデビューはフィレンツェ市立歌劇場公演「ジャンニ・スキッキ」。F.バルビエリ、W.マッテウッツィ、J.ライスに師事。イタリア、ルッカ、ピストイアでの「タバッロ」フランス、クレルモン=フェランでのビゼー「ジャミレ」主演、スペイン、バルセロナ他での「蝶々夫人」スズキ等、ヨーロッパ各地で活動し、メディアの評価も高い。国内でも東京芸術劇場、新国立劇場などのプロダクションに重要な役柄で出演。ビゼー「カルメン」題名役、プーランク「カルメル会修道女の対話」マリー、ヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」アズチェーナなど幅広いオペラのレパートリーの他、ベートーヴェン「第九」ヴェルディ「レクイエム」等のソリストとしても活躍。2015年「岩城宏之音楽賞」受賞。歌唱表現力、演技力に秀でた本格派として、また、ソプラノ森谷真理との「ゲキジョウシマイ」や「メゾソプラノ地位向上委員会」、執筆や翻訳など、ユニークな活動でも注目を集めている。笈田ヨシ演出 「蝶々夫人」「アルべルト・ゼッダスペシャルコンサート」等、出演作品の放映も多数。
東田はる奈〈笙〉
私立大阪桐蔭高校吹奏楽部を経て、東京藝術大学音楽学部邦楽科雅楽専攻を卒業。
在籍時は笙、楽琵琶、打物、歌物、御神楽、右舞を学ぶ。高校までは吹奏楽に没頭していたが、高校2年の時に笙奏者である伊藤えり氏と出会い演奏に感銘を受け、雅楽の道を志す。笙を伊藤えり、増田千斐、八槻純子、右舞・歌物を宮内庁式部職楽部の松井北斗、増山誠一、小原完基、多忠純、各氏に師事。
藝大生による木曜コンサート第334回【邦楽】に笙の独奏で出演。ラジオ関西「三上公也の朝は恋人」に出演。NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」、「スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)新版オグリ」のレコーディングに参加。
Oboe奏者の志村樺奈とのデュオ「Oriental-Occident」では東洋と西洋の新たな出会いを模索し、コンサートやイベント等の依頼演奏、小学校をはじめとした教育の場におけるアウトリーチ等、幅広い分野で活動している。
2018年に1stアルバム「Ocean」をリリース。
2021年11月に2ndアルバムをリリース予定。
國本淑恵〈篳篥〉
東京藝術大学音楽部邦楽科雅楽専攻卒。
篳篥を三浦進、高桑賢治、東儀秀樹、各氏に師事。
国内での演奏の他、中国雲南省やモンゴル、南米、オーストラリア等各国にて演奏。
年齢、性別を問わず篳篥を指導、雅楽の普及に努める。
目白浄清楽篳篥講師。NHK文化センター町田教室篳篥講師。
雅楽団体「伶楽舎」所属。
辻博之〈指揮〉
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。在学中より著名指揮者のアシスタント、合唱指揮者を務め、オペラ指揮の研鑽を積んだ。
自らも戯曲への劇音楽、声楽舞台作品の作曲、演出を手掛け続けるほか、役者としても活躍。活動を通し、オペラ指揮への多角的なアプローチを重ねている。
2021年新国立劇場オペラ研修所終了公演でのチマローザ「悩める劇場支配人」ではイギリス『オペラ』誌上で「優雅かつ的確な細やかさで、チマローザの音楽に脈々と流れる歓喜を引き出した」と評され、オペラブッファ指揮者としての評価を高めた。
現在、愛知県立芸術大学にて後進の指導にあたる他、クラシック以外の著名アーティストと自らのオーケストラを率いて共演、他ジャンルとのコラボレーション、新たな試みにも意欲的に取り組み、舞台芸術の可能性を追求している。
2017年にオーケストラ・アンサンブル金沢定期演奏会にデビュー後、九州交響楽団、読売日本交響楽団、兵庫芸術文化センター交響楽団等を指揮。お話を交えたコンサートに定評がある。今後もオペラ「夕鶴」公演(東京芸術劇場)にて新演出を指揮する他、東京フィルハーモニー交響楽団等との共演が予定されている。
佐藤恵梨奈〈ヴァイオリン・コンサートマスター〉
宮城県出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学を卒業。2000年長野国際コンクールにて、熱演賞受賞。仙台ユースクラシックコンクールにて優秀賞受賞しオーケストラと共演。国立劇場にて天皇皇后両陛下への御前演奏をオーケストラで行う。東京文化会館をはじめ様々なホールにてソロリサイタルを行う。これまでにヴァイオリンを勅使河原真実、原田幸一郎、グレゴリー・フェイギン、シュワルツベルグ・ドーラ、玉井菜採、ジェラール・プーレ、オレグ・クリサ、窪田茂夫の各氏に師事。
アーティストのレコーディングやPV撮影、ツアーサポートをはじめ、TBS/TBS-BS「音旅 ・聴ままにクラシック」レギュラー出演、人気ドラマ「TRICK番外編 ・警部補矢部謙三2」カルテット役出演、映画「島々清しゃ」での安藤サクラへのヴァイオリン指導など様々な分野で活動している。
2017年『ヒーリング・ヴァイオリン』~やすらぎの美メロ・クラシック名曲集~ハイレゾアルバムにてデビュー。弦楽器雑誌「サラサーテ」にてインタビュー記事掲載。
ピアニスト惠村友美子と共に「いちごに」というユニットでも活動中。