音楽コンテンツを活用したデータ起点マーケティング支援サービス『Artist Watch Plus』を提供開始

株式会社博報堂のプレスリリース

株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下博報堂)は、株式会社阪神コンテンツリンク(以下阪神コンテンツリンク)のビルボード事業部のリソースを基に、音楽コンテンツを活用したマーケティング支援サービス『Artist Watch Plus』の提供を開始します。

『Artist Watch Plus』は、阪神コンテンツリンクビルボード事業部が運営するBillboard JAPANの提供するチャートデータをもとにしたアーティスト分析に、博報堂・博報堂DYメディアパートナーズが運営するコンテンツビジネスラボのオリジナル調査『コンテンツファン消費行動調査』を掛け合わせ、音楽コンテンツマーケティングに博報堂が得意とする生活者視点を導入したサービスです。

音楽コンテンツを活用したい一般企業や音楽ビジネスプレーヤーを対象に、アーティスト、市場、生活者などのデータを起点とする多面的な分析を基にした今までにない分析レポート作成のほか、アクティベーション企画や協賛イベント選定などのマーケティング支援、コンサルティングサービスを行ってまいります。

 

                
                     【対応領域・サービス】

<分析の元データ>
コンテンツファン消費行動調査

『コンテンツファン消費行動調査』は、生活者のコンテンツ消費実態を明らかにする、博報堂・博報堂DYメディアパートナーズのオリジナル調査。音楽、映画、アニメ、スポーツ、ゲームなど、11のコンテンツカテゴリ横断での分析や、生活者の利用メディア・サービスの視点での分析ができることが特徴。2012年から定点的に実施されている。

(調査の特徴)
・コンテンツファン行動を、「興味」「利用」「ファン」「支出」の 4 行動に分類し把握
・「誰が」「何に」「いくら」支出しているかを分析したリアルなデータ
・全国7エリアを性年代別人口構成比で割付した調査設計により、市場規模の推計が可能
・既存の各業界団体別の出荷/売上データからは把握できなかった支出項目も捕捉
・シングルソースデータのためコンテンツのジャンルをまたいだファン行動の分析が明らかに
・どんな機器やサービスを使っているか等のコンテンツ利用環境とのクロスデータも算出可能
・コンテンツファン行動だけでなく、意識・価値観や、コンテンツ以外の財・サービス購入・関心も聴取

 
Billboard JAPANデータ
Billboard JAPAN では複数のデータを合算した複合チャートを公表すると共に、それらの元データをグラフ化した分析ツール「CHART insight」をB2B向けに提供。ダウンロード・ストリーミング・動画再生を始めとして8種類のデータ指標からなるデータ解析および全国推定フィジカル売上データを蓄積している「SoundScan JAPAN」によるデータ解析を組み合わせ、アーティストと競合アーティストの各種データ遷移を比較することで、アーティストが生み出すコンテンツの利益を最大化する可能性を提案。

                      サービスロゴ

【コンテンツビジネスラボとは】
独自調査「コンテンツファン消費行動調査」の知見をもとに、コンテンツを起点とした広告やビジネス設計の支援を行う専門チーム。独自に提唱する「コンテンツファン発火モデル」を用いて、企業やコンテンツホルダーが実施するコンテンツを起点とした広告コミュニケーションの設計支援や、新規事業・サービス展開のマーケティング支援等を行っている。博報堂のマーケティングプラナーとナレッジ開発職員、博報堂DYメディアパートナーズのコンテンツビジネス開発の専門家などで構成されるメンバーは、スポーツ、ドラマ、アニメ、ゲーム、音楽など、さまざまなカテゴリの熱心なファンでもあり、コンテンツに対する豊富な知見と情熱を有している。

【Billboard JAPANとは】
2008年よりCDシングルセールス、ラジオ放送回数を掛け合わせた総合チャート「JAPAN HOT100」の公表を開始、その後、ダウンロードやストリーミング、動画再生、Twitterなど合計8種類の異なるデータを掛け合わせた、世界でも類のない網羅性の高い総合音楽チャートとなり、現在では、地上波に留まらず各種メディアで広く取り上げられるヒットチャートとなった。2016年より、B2Bへの事業領域拡大を本格化させ、当チャートを構成する各指標データの相関を把握することができるマーケティング支援ツール「CHART insight」の提供を開始し、レコード会社、音楽出版社、マネジメント、放送局、広告会社などへの販売を行っている。2019年より、各データを用いてアーティストにフォーカスしたマーケティング支援ツール「Artist Watch」の提供を開始、自社に留まらず他社も含めたアーティストのヒットの要因を解析し、今後のアクションに繋げるソリューションとして広く利用されている。

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