ぴあ株式会社のプレスリリース
韓国の大人気ミュージカル『マリー・アントワネット』 が、11月20日(土)・21日(日)に、「~韓流ぴあPresents Kミュージカルシネマ~ 韓国ミュージカル『マリー・アントワネット』」としてオンライン配信動画サービスPIA LIVE STREAMにて日本語字幕付きでオンライン配信されることになった。
遠藤周作の小説『王妃 マリー・アントワネット』を原作とした同ミュージカルは、『モーツァルト!』『エリザベート』『レベッカ』などを生み出したミュージカル界の巨匠ミヒャエル・クンツェ脚本・作詞、シルヴェスター・リーヴァイ作曲で、2006年東宝によって日本で初演された。東宝は2014年、韓国のEMKミュージカルカンパニーに公演ライセンスを与え、韓国版の『マリー・アントワネット』も大成功を収めた。その後ミュージカル『マリー・アントワネット』は両国で大いに認められ、成功的な作品として認識されている。18世紀のフランス革命を背景に、悲劇の王妃マリー・アントワネットと、社会の不条理に立ち向かい革命を引っ張った仮想の人物マルグリット・アルノーという、共に『M・A』のイニシャルを持つ二人の対照的な人生をドラマチックに描く。韓国では2014年の初演以来3度再演された人気作で、今年7月の公演では、初演から計104回の上演を達成、韓国大手チケット会社インターパークの観客評価で9.3点(10点満点)を叩き出し話題となった。
今回配信されるのは、この圧倒的評価を得た3度目の公演。主人公マリー・アントワネットを演じるのは、韓国初演から3回連続で出演しているキム・ソヒョン。マリー・アントワネットを愛するスウェーデン貴族フェルセン伯爵は、BTOBのリードボーカルで澄んだ美声と表現力に優れたイ・チャンソプと韓国ミュージカル界“キャスティング第1位俳優”としてオファー殺到中のミン・ウヒョクがダブルキャストで演じる。事件の黒幕であるオルレアン公もダブルキャストで、今年デビュー23周年を迎えたミン・ヨンギと日本の『レ・ミゼラブル』ほか数々の大作に出演経験のあるキム・ジュンヒョンという2大ベテランミュージカル俳優が演じる。
チケットは、10月23日(土)10:00よりチケットぴあにて発売開始される。なお、チケット購入の中から抽選で10名に「韓国ミュージカル『マリー・アントワネット』2021プログラムブック」がプレゼントされる。
歴史上最も華やかな悲劇、全世界が認める感動の大作を配信で楽しめるチャンスをお見逃しなく。
韓流ぴあPresents Kミュージカルシネマ 韓国ミュージカル「マリー・アントワネット」オンライン配信 【配信日程】 |
【作品紹介】
私たちが夢見る正義とは何か 1784年、華やかな宮殿。あらゆる宝石で着飾った貴族たちの間から、皆を圧倒しながら登場するマリー・アントワネット。舞踏会がしばらく盛り上がった頃、マルグリット・アルノーという招かれざる人物がすっと現れた。マルグリットは自身と市民たちの貧しい生活を訴えるが返ってくるのは貴族たちの冷たい皮肉な笑い声だけだった。 |
【主なキャスト紹介】
キム・ソヒョン
今年デビュー20周年を迎えた韓国を代表するミュージカル女優。ソウル大学声楽科、ソウル大学大学院声楽家を卒業、2001年ミュージカル『オペラ座の怪人』でデビュー。高い音域を自在に行き来するソプラノ発声と、キャラクターの年齢や性格に応じて声を薄くも厚くも自由自在に出すことができる、優れた実力が認められている。 2014年『マリー・アントワネット』の初演では、主人公マリー・アントワネット役で出演し、母性愛の繊細な演技が観客たちの心を掴み、最も適した役であると好評を受けた。『マイ・フェア・レディ』、『モーツァルト!』、『エリザベート』 『ジキルとハイド』、『ウィキッド』、『三銃士』、『ロミオとジュリエット』など、常に大型ミュージカル作品の主役として活躍している。2019年『アジア・カルチャー賞』で『主演女優賞』、2018年『第12回大邱国際ミュージカルフェスティバル』で『今年のスター賞』など、多くの賞を受賞している。
イ・チャンソプ
2012年3月21日、アイドルグループBTOBのリードボーカルとしてデビュー。澄んだ美しい歌声と繊細な強弱調節による深い表現力でファンたちの心を掴んでいる。2017年から、『花より団子』でミュージカル初舞台を踏み、『ナポレオン』、『エドガー・アラン・ポー』では主演を務め、ミュージカル俳優としての道を着実に歩み始める。2018年、オフブロードウェイで上演されたミュージカルの韓国版『ドッグファイト』にて主人公のバードレイス役を演じ、アレクサンドル・デュマ原作のミュージカル『アイアン・マスク』では、ルイ14世役を演じた。2021年、ミュージカル『明成皇后』の25周年記念公演にも出演し話題を集めた。今後のミュージカル界での活躍が期待されている。
ミン・ウヒョク
2003年、韓国ドラマのOSTで歌手デビュー。2013年『若さの行進』でミュージカル初舞台を踏み、ミュージカル俳優の道へ。2015年、ミュージカル『レ・ミゼラブル』のアンジョルラス役、『ウィキッド』のフィエロ役、『アイーダ』のラダメス役、『フランケンシュタイン』 『ベン・ハー』、『アンナ・カレーニナ』など、次々に大作ミュージカルに出演し好演。さらに韓国の人気音楽番組「不朽の名曲」に出演し、ミュージカル俳優ならではの歌唱に込めた演技表現が高く評価され、バラエティ番組「家事をする男たち」ではイクメンぶりを発揮し演劇界を超えて話題を集めた。2021年11月より開幕の、ミュージカル『フランケンシュタイン』にも出演が確定している。
ミン・ヨンギ
劇場を圧倒する声量が特徴の今年デビュー23周年を迎えたミュージカル俳優。漢陽大学の声楽科を卒業、1998年にオペラ『ドン・ジョヴァンニ』でデビュー。その後、2001年、ソウル芸術団に入団し、2003年に初主演作品『ロミオとジュリエット』で第9回韓国ミュージカル大賞「男優新人賞」を受賞、2007年に『火星で夢見る(原題)』で第1回ミュージカルアワード「主演男優賞」を受賞し、ミュージカル俳優としての地位を固めた。『ジキルとハイド』、『英雄』、『李舜臣(イ・スンシン)』、『レベッカ』、『モーツァルト!』、『明成皇后』、『三銃士』など大型ミュージカル作品の主役として活躍するだけでなく、小劇場ミュージカル『インタビュー』や『The One(オム・ギジュン&ユ・ジュンサン&ミン・ヨンギ&キム・ボムレのユニット)』韓国/日本のコンサート出演など縦横無尽に活動している。JTBCドラマ『ミスティ』のOSTにも参加。カンツォーネ風の楽曲である『永遠』で切ない愛の歌をイタリア語で歌いドラマの品格を一層高めた。 2021年11月より開幕の、ミュージカル『レベッカ』にも出演が確定している。
キム・ジュンヒョン
2005年、劇団四季のオーディションに合格し、翌年『ライオンキング』でデビュー。在籍中には、『エビータ』『ジーザス・クライスト=スーパースター』『レ・ミゼラブル』など、劇団四季を代表する作品に出演。すらっとした長身とパワフルな歌唱力、そして優れた日本語の実力で独歩的な存在感を誇り、日本のミュージカル界に彼の名前を刻印した。退団後、2010年から韓国で活動開始。『ジキルとハイド』『ジャック・ザ・リッパー』『アイーダ』『明成皇后』『三銃士』『ゴースト』など、大作の舞台に立つ。2005年、EMKミュージカルカンパニー初の創作ミュージカル『マタ・ハリ』では男性主人公のラドゥ大佐を演じ、ミュージカルファンにあらためて彼の存在感を印象付けた。 2021年11月より開幕の、ミュージカル『レベッカ』にも出演が確定している
Produced by EMK Musical Company
Executive Producer Eum Hong Hyeon
Book and Lyrics by Michael Kunze
Music and Orchestration by Sylvester Levay
Direction & Dramatization by Robert Johanson
Producer Sophy Jiwon Kim
Inspired by the novel “QUEEN MARIE ANTOINETTE” by Shusaku Endo
Original Production by Toho Co., Ltd.