東急文化村が動画ストリーミング市場に参入。2021年10月27日より『Bunkamura STREAMING』スタート

株式会社東急文化村のプレスリリース

株式会社東急文化村(所在地:東京都渋谷区)は「日々の暮らしのなかでより気軽に上質な文化芸術のコンテンツを愉しんでいただく」という目的で、2021年10月27日(水)より、文化芸術の動画コンテンツ企画・制作からチケット販売までを行う『Bunkamura STREAMING(ブンカムラ ストリーミング)』の新事業をスタートいたします。

『Bunkamura STREAMING』公式サイト: https://www.bunkamura.co.jp/streaming/

– 背景 –
新型コロナウイルス国内感染の確認から2年近くが過ぎ、ニューノーマルという言葉すらすでに古びてしまった昨今、人々の消費の形は瞬く間に変化しました。なかでも大きく変わったものの一つが文化芸術の“受容形態”と言えるでしょう。
劇場の休館や営業時間短縮、新作映画の公開スケジュールの延期などが余儀なくされ、気軽にリアルな場で文化芸術を愉しめていなかった方も多いのではないでしょうか。
そこで東急文化村では、“文化芸術は非日常ではなく、日々の暮らしのなかで日常的に触れるべきもの、豊かなライフスタイルを実現する価値観を養うためのもの”という想いで、約1年間の開発期間を経て、自社オリジナルのプラットフォームとなる動画ストリーミングサービス『Bunkamura STREAMING』を立ち上げました。

– サービスの概要 –
2021年10月27日(水)より、動画配信サービス『Bunkamura STREAMING』がスタートいたします。インターネットを通じて、Bunkamuraの様々なコンテンツをいつでもどこでも動画で愉しんでいただけます。上演中の作品のライブ配信をはじめとしたBunkamuraならではの作品の配信に加え、音楽、演劇、美術、文学など、文化芸術の幅広い分野での学びになるようなコンテンツも随時配信予定です。

– サービスの特徴 –
『Bunkamura STREAMING』は東急文化村の30年以上にわたるこだわりとノウハウを、時間や場所にとらわれない文化芸術の鑑賞スタイルが浸透するであろう新たな時代にも継続すべく、オンライン配信向けの内容構成から配信、販売までを自社で行うことが出来るのが最大の特徴です。
自社のプラットフォームとすることで、劇場公演とオンライン配信のハイブリッドを前提とした最適な形態に柔軟に対応できます。
また、今後は過去のアーカイブ映像を含めたBunkamuraならではの上質な芸術作品の配信だけでなく、初めて文化芸術を鑑賞する方に向け鑑賞に役立つ基礎知識や見どころ解説といった学びの機会提供も行い、文化芸術を愉しむ層の拡大を図ってまいります。

– サービスご利用の流れ –
※「MY Bunkamura」を利用して配信をご覧いただく場合
① 選ぶ
『Bunkamura STREAMING』WEBサイトから、観たい作品を選ぶ。
※「APARTMENT by Bunkamura LE CINÉMA」での配信作品はMY Bunkamuraでのお取り扱いはございません。

② 購入する
オンラインチケット「MY Bunkamura」で画面の案内に沿って配信チケットを購入。
※チケットの購入・動画視聴にはMY Bunkamuraのご登録(無料)・ログインが必要です。
※ご購入前に必ず推奨環境にて視聴が可能かご確認ください。 

③ 観る
「MY Bunkamuraチケット購入完了のお知らせ」メールまたはマイページの購入履歴の【視聴URL】より動画視聴ページにアクセスして視聴。

– 『Bunkamura STREAMING』配信コンテンツ 第1弾 –
配信内容:COCOON PRODUCTION 2021+大人計画「パ・ラパパンパン」
配信形式:ライブ配信 ※アーカイブ配信はございません。
配信日時:2021年11月10日(水)18:00開演
チケット発売日:10月27日(水)10:00よりMY Bunkamuraにて販売開始
配信チケット料金:3,200円(税込) [Go Toイベント対象]※料金はGo Toイベント適用価格です。

<COCOON PRODUCTION 2021+大人計画「パ・ラパパンパン」概要>

シアターコクーンの芸術監督・松尾スズキが、「念願の夢」と語る、藤本有紀の脚本を初演出。
松尾スズキ演出作品に初出演となる主演の松たか子をはじめ、神木隆之介、大東駿介、皆川猿時、早見あかり、小松和重、菅原永二、村杉蝉之介、宍戸美和公、少路勇介、川嶋由莉、片岡正二郎、オクイシュージ、筒井真理子、坂井真紀、小日向文世と、総勢16名の豪華&実力派キャストが大集結!
現実と物語が交錯しながら、ふたつの世界で起きる事件の真相を突き止める!極上のエンターテインメント作品。
詳細はこちらhttps://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/21_parumpum/

『Bunkamura STREAMING』スタートにあたり
– 代表取締役社長 中野哲夫 –

<東急文化村の在り方について>
Bunkamuraは1989年の開業以来、上演施設としての役割にとどまらず、演劇・舞踊・音楽公演の企画・制作からチケット販売まで自社で行ってきました。これは時代のトレンドやお客様のご要望を提供作品・サービスに適時に反映させるためのこだわりです。
そして今、貴重な価値ある作品たちを未来へ継承していくために、文化芸術分野においてもDX化は大変重要な課題です。文化、そして技術の最先端である渋谷を拠点とする当社は、DX化をリードする使命を担っていると考えています。一方で、デジタルにより安易に消費されるようなものでなく、制作者・出演者にとっても充実した施策でなくてはいけません。
東急文化村らしさにこだわり、独自性を大切にして発信していきたいと思います。

<『Bunkamura STREAMING』のターゲット・目標について>
ターゲットは、文化芸術を愉しみたいと思っている全国の方々です。
現在、「MY Bunkamura」には約60万人の方にご登録いただいておりますが、Bunkamuraの施設が東京・渋谷に集中していることから、現状ではご登録者の多くは関東近県の方が占めております。
今後もホール・劇場や美術館、映画館での生の体験、感動を中心に提供していくことに変わりありませんが、配信を通じてより広く、より多くの方に対して上質な文化芸術に日常的に触れていただく機会を提供していきたいと考えております。
そして、ゆくゆくは国内だけでなく海外の方からもご覧いただけるようサービスの拡充を図っていきたいと思います。

 
 

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