TOKYO FMのプレスリリース
TOKYO FMでは、11月3日(水・祝)19時00分~19時55分に、特別番組『銀座の神様~小林亜星との日々』を放送します。今年5月に亡くなった小林亜星の姿を、盟友だった久世光彦、その妻・朋子とのやりとりを通じて描くラジオドラマを、國村隼(小林亜星役)、山崎一(久世光彦役)、辻しのぶ(久世朋子役)が演じます。久世光彦・演出、小林亜星・出演のテレビドラマ『寺内貫太郎一家』に影響を受けたという小説家・道尾秀介や、小林亜星を取材した毎日新聞・鈴木琢磨による証言、そして久世朋子本人もコメント出演し、自身が見てきた小林亜星の実像を語ります。銀座を愛し、コロナ禍の中で亡くなった小林亜星の足跡から描かれる、コロナ後の世界への一筋の光とは。どうぞご期待ください。
◆銀座を愛した小林亜星。盟友の妻・久世朋子が見た、その姿とは。
(写真左から:山崎一、辻しのぶ、國村隼)
物語は、コロナ禍の銀座を舞台に、久世朋子(辻しのぶ)が小林亜星の訃報を聴く場面から始まります。作曲家として8,000を超える楽曲を世に送り出した小林亜星は、朋子の亡き夫でテレビプロデューサーの久世光彦が演出し、向田邦子が脚本を手掛けたテレビドラマ『寺内貫太郎一家』で主演をつとめ、その後も久世光彦・朋子と親交を重ねていました。久世光彦が亡くなった後、銀座でバーを開いた朋子を常に気にかけ、店に訪れたという小林亜星。そこには久世光彦の葬儀で誓ったある約束がありました。
ドラマでは、銀座を歩きながら小林亜星との思い出に思いを馳せる久世朋子、それを天国から見つめる小林亜星と久世光彦の掛け合いを通して、それぞれの抱える思いと小林亜星の人柄を描いていきます。「人の世に生まれ、人を避けろという。悔しいからコロナ後の世界を見るまで死なない。じゃあまた銀座で飲もう。」そう久世朋子に残して今年5月に88歳で亡くなった小林亜星の愛情に満ちた姿から、コロナ後の世界への一筋の光を探します。また、番組では、『寺内貫太郎一家』に影響を受けたという小説家・道尾秀介、過去に小林亜星を取材した毎日新聞・鈴木琢磨による証言のほか、久世朋子本人もインタビューで出演し、小林亜星とのやりとりを、自身の言葉で回顧します。どうぞお楽しみに。
- 【番組概要】
タイトル: TOKYO FM特別番組『銀座の神様~小林亜星との日々』(令和3年度文化庁芸術祭出品作品)
放送日時: 2021年11月3日(水・祝) 19:00~19:55
放 送 局: TOKYO FM
出 演 : 國村隼 山崎一 辻しのぶ
協 力 : 久世朋子、道尾秀介、鈴木琢磨(毎日新聞)