天道清貴の新曲「ずっと大事な人」のMV公開！男性同士のカップルの日常を自然体で描いた、今の時代感が詰まった作品。

株式会社オフィスエンカレッジのプレスリリース

近年、LGBTQの割合は１３人に１人とも言われている。
それに対し、同性同士のカップルが自然に描かれているミュージックビデオというのは日本ではほとんど見られないのが現状だ。
日本ではいわゆる「オネエタレント」と呼ばれている人たちはいるが、LGBTQをカミングアウトしている芸能人やアーティストは残念ながらまだまだ圧倒的に少ない。

同性婚も欧米を中心としたほとんどの先進国では認められているのに対し、日本ではなかなか実現が進まない。
そんな中、2001年「The Only One」で40万枚のセールスを記録し、2000年代初頭、R&B界の新星と呼ばれた天道清貴(ex-清貴)が2015年にカミングアウトしたことは記憶に新しい。

そんな彼が今回、自身初となる男性同士でのカップルを演じたMVをリリースした。
忙しい中で、大事な人の幸せを静かに願う。まるで1本の映画のようなストーリーとなっている。「手を繋ぐのが男性同士であることは特別なことではなく、自分にとってごくありふれた日常」と今回のMVについて語っている。

「ずっと大事な人」は一度聴いたら忘れないサビのリフレイン、アコースティックギターとピアノのシンプルなバックに清貴のウィスパーボイスが乗り、何度も繰り返し聴きたくなるようなサウンドに仕上がっている。
忙しい日々に追われる中で、ふとフラッシュバックするあの頃の想い出。今はもう遠く離れた大切な人の笑顔を静かに願う。過去を受け入れながら、今を大事に生きていこうというメッセージが込められた、前を向く強さと、人を想う優しさが溢れてくる、そんな楽曲だ。

「このMVを通して、LGBTQを人と違う変わったものと捉える社会の風潮を少しでも変えたい」という本人の言葉の通り、誰もが自分に素直に生きれるように背中を押してくれる、そんな本作品を是非一度観てみて欲しい。