世界最高峰のバレエ公演が自宅で楽しめる。〈世界バレエフェスティバル〉有料配信詳細決定!

NBSのプレスリリース

コロナ禍で世界中の芸術団体が活動制限を余儀なくされる中、様々な制約を乗り越え、世界中から23名のトップダンサーが東京に集結。45年の伝統を誇るバレエ界最高峰の公演、第16回〈世界バレエフェスティバル〉が実現しました。このたび、その舞台映像のほか、ダンサーたちの生の声をおさめたインタビューやバックステージの様子など貴重な映像が満載の有料配信が決定しました

第16回〈世界バレエフェスティバル〉有料配信
公式サイト
【日本語】https://www.nbs.or.jp/stages/2021/wbf/streaming.html
【English】https://www.nbs.or.jp/english/stages/2021/wbf-on-demand/top.html

3年に1度開催される〈世界バレエフェスティバル〉。1976年の第1回目の開催から45年の歴史と伝統を誇るバレエ界最高峰の公演で、その時代を代表するダンサーたちが一堂に会し、その美と技を競うことから「バレエの五輪」と称されることもある国際的な舞台です。
 

2021年はコロナ禍で開催そのものが危ぶまれましたが、様々な制約を乗り越え、パリ・オペラ座バレエ団(フランス)、ボリショイ・バレエ、マリインスキー・バレエ(ともにロシア)、英国ロイヤル・バレエ団(イギリス)、シュツットガルト・バレエ団、ハンブルク・バレエ団(ドイツ)、モーリス・ベジャール・バレエ団(スイス)をはじめとする著名なバレエ団から23名ものトップダンサーが集結。約2週間にわたり、合計8回の公演を実施しました。
緊急事態宣言の発令をうけ、来日したダンサーの行動制限、入場者数の制限、マスクの着用義務、歓声の禁止などの多くの制約の中での開催となりましたが、出演者、観客、関連スタッフに1人の感染者も出すことなく、フェスティバルは無事に終幕をむかえました。
 

 

BプログラムのカーテンコールよりBプログラムのカーテンコールより

厳しい入場者数制限のために公演を観られなかった観客から「せめて映像だけでもみせてほしい」という非常に多くの要望が寄せられたことを受け、このたび45年の〈世界バレエフェスティバル〉史上初となる有料配信が決定しました。舞台映像は著作権の問題があり、公開が難しいものがほとんどですが、今回は各方面の尽力による異例の措置でAプロ8作品、Bプロ8作品もの舞台映像が配信できることになりました。加えて、本公演にかけるダンサーたちの生の声をおさめた特別インタビューやバックステージの映像など、客席からはけしてみることのできない貴重な映像が満載。公演を主催した(公財)日本舞台芸術振興会で専務理事をつとめる高橋典夫は
「コロナ禍における特別な緊張感の中で開催された本フェスティバルは”奇跡”とまで評されましたが、その映像は長く記憶に留めておく価値があるのではないかと思っています。本フェスティバルをご覧になれなかった人はもちろん、ご覧になった方々も、あの感動をもう一度思い返していただければ幸いです。上演時間は本番さながら、いずれのプログラムも120分をこえるボリュームになることを見込んでいます」と語っています。
 

会場となった東京文化会館のロビー会場となった東京文化会館のロビー

有料配信の映像はいずれも貴重な作品ばかりですが、中でも特筆すべきはモーリス・ベジャール振付「椅子」(音楽:リヒャルト・ワーグナー)の全編配信が実現することです。イヨネスコの不条理劇をもとに創作された「椅子」はかつてベジャール自身が踊ったバレエで、日本ではこれまでに1994年の第7回〈世界バレエフェスティバル〉で一度上演されただけというまさに幻の作品。今回は50代をむかえても今なお第一線で活躍するアレッサンドラ・フェリ、モーリス・ベジャール・バレエ団芸術監督のジル・ロマンというバレエ界のレジェンドが初共演し、会場では円熟の極みに達した2人の圧倒的な演技に客席からは熱狂的な拍手が寄せられました。
 

アレッサンドラ・フェリ(左)、ジル・ロマン(右)が初共演した「椅子」(モーリス・ベジャール振付)アレッサンドラ・フェリ(左)、ジル・ロマン(右)が初共演した「椅子」(モーリス・ベジャール振付)

コロナ禍において有料配信はいまやスタンダードになった試みではありますが、〈世界バレエフェスティバル〉のように国境をこえてアーティストたちが集い、古典から現代作品までのバラエティに富んだプログラムを展開する公演は他にはありません。その意味でも非常に貴重な映像といえるのではないでしょうか。また、今回の配信では最大22日間にわたる視聴期間に何度でも繰り返し映像をみられることも大きなポイントです。実際に舞台をご覧いただいた方も、見逃したポイントを改めて確認したり、好きな場面を何度も繰り返し楽しむことができます。

今年の年末年始は心ゆくまで第16回〈世界バレエフェスティバル〉を味わい尽くしていただけることを願っています。

第16回〈世界バレエフェスティバル〉有料配信
■配信期間: 2021年12月20日(月) 18:00〜2022年1月10日(月・祝) 23:59

■配信内容
世界バレエフェスティバル [Aプロ] 「ゼンツァーノの花祭り」
「ロミオとジュリエット」より第1幕のパ・ド・ドゥ
「パーシスタント・パースウェイジョン」
「オネーギン」より第1幕のパ・ド・ドゥ
「海賊」
「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ
「瀕死の白鳥」
「ライモンダ」
※上記8作品に加え、ダンサーのインタビュー、バックステージの映像が含まれます。

 世界バレエフェスティバル [Bプロ] 「グラン・パ・クラシック」
「スティル・オブ・キング」
「白鳥の湖」より黒鳥のパ・ド・ドゥ
「3つのプレリュード」
「海賊」
「椅子」
「シャル・ウィー・ダンス?」より “アイ・ガット・リズム”
「ドン・キホーテ」
※上記8作品に加え、ダンサーのインタビュー、バックステージの映像が含まれます。

■先行販売: 2021年11月19日(金) 21:00〜11月29日(月) 21:00

・セットチケット 料金:¥11,000(税込) ¥1,000オトク!
 世界バレエフェスティバル[Aプロ]+バックステージ特別映像&ダンサーインタビュー
 世界バレエフェスティバル[Bプロ]バックステージ特別映像&ダンサーインタビュー
 セットチケット先行特典映像 ※先行販売期間にご購入された方のみ

・シングルチケット 料金:¥6,000(税込)
 世界バレエフェスティバル[AプロまたはBプロ]+バックステージ特別映像&ダンサーインタビュー
 シングルチケット先行特典映像 ※先行販売期間にご購入された方のみ

■一般販売:2021年12月6日(月) 21:00〜2022年1月10日(月・祝) 21:00

セットチケット 料金:¥12,000(税込) 
 世界バレエフェスティバル[Aプロ]+バックステージ特別映像&ダンサーインタビュー
 世界バレエフェスティバル[Bプロ]バックステージ特別映像&ダンサーインタビュー

シングルチケット 料金:¥6,000(税込)
 世界バレエフェスティバル[AプロまたはBプロ]+バックステージ特別映像&ダンサーインタビュー
 
第16回〈世界バレエフェスティバル〉有料配信公式サイト
【日本語】https://www.nbs.or.jp/stages/2021/wbf/streaming.html
【English】https://www.nbs.or.jp/english/stages/2021/wbf-on-demand/top.html
 

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