知って、肝炎プロジェクト・健康一番プロジェクトのプレスリリース
この度、杉良太郎健康行政特別参与が山形県を表敬訪問し、山形県知事の吉村美栄子氏らとともに、同県の肝炎対策について懇談を行いました。懇談のなかで、杉特別参与は全国の肝炎に対する意識について、「自分は大丈夫だと思わず、肝炎が発症する前に検査に行ってほしい。」と述べられました。
- イベントレポート
■吉村知事 「早期発見・早期治療をもっと発信していかなければならない」
吉村知事は、山形県の肝炎の現状や対策について、「山形県は積極的に肝炎対策に取り組んでおり、拠点病院を中心に、かかりつけ医療機関と肝炎専門医療機関との連携を強化している。その呼びかけや山形県民の真面目で協力的な県民性もあって肝炎ウイルス検査の受検率も高い。しかし、特に若い方々の関心が低いこともあり、肝炎は肝硬変や肝がんにまで発展する恐れのある病気であることを伝え、早期発見・早期治療をもっと発信していかなければならない。本日の懇談を契機として、県民挙げて肝炎対策に取り組んでいきたい。」と、肝炎に対する思いを語りました。
吉村知事の発言に対して杉特別参与も、「山形県民の真面目な県民性を活かして肝炎への取り組みを強め、山形県が全国の見本にして、他県でも同じような意識づくりができるように取り組んでいってほしい。」と期待を寄せました。
懇談後、吉村知事から杉特別参与へ、山形県の名産品であるお米「雪若丸」とラフランスが贈呈されました。
■杉特別参与「日本人は肝炎に対して関心が薄い」
懇談後に行われた記者会見のなかで、杉特別参与は、「山形県は真面目な人が多く、肝炎検査などの取り組みにとても積極的な印象を受けている。来年は山形県で本プロジェクトのスペシャルサポーターなどを動員してイベントを行い、県民の健康への対応に対する感謝と、もう一度、県民に対して健康意識を引き締めてほしいという思いを伝えていきたい。」と今後の取り組みへの意欲も語りました。
また、杉特別参与は肝炎の全国的な状況について、「日本人は肝炎に対しての関心が薄い。そのため、自分は肝炎ではないから大丈夫だと思って検査を受けず、気付いたときには肝硬変や肝がんを発症してしまっている。重症になる前に肝炎ウイルス検査に行ってもらいたい。そして自分の健康な体を保ってほしい。」と、肝炎に対する関心を持つことの大切さを訴えました。
■新ポスターの披露
この日、会場では知って、肝炎プロジェクトの2021年度新ポスターが初めて披露されました。杉特別参与は、「1枚目は乃木坂46のメンバーを起用し、若い人にも肝炎に関心を持ってもらいたいという意図で作成した。2枚目はHIPHOPダンスを踊るような衣装を着て賑やかな雰囲気を出し、ダンスなどの楽しい運動で健康になることをアピールしている。ダンスに関しては、現在、全国に高齢者ダンスチームを作って、アイドルのような衣装や音楽を用意して踊ってもらうなども計画しているため、それらの活動を通して今後、よりアピールしていきたい。そして日本の高齢者がより健康で長寿でいることができるようにしていきたい。」と2種類のポスターを紹介し
ました。
- 開催概要
催事名 :山形県 表敬訪問
日時 :2021年11月2日(火) 15:00:~16:00
開催場所:山形県庁
出席者 :「知って、肝炎プロジェクト」
健康行政特別参与 杉 良太郎 氏
山形県知事 吉村 美栄子 氏
山形大学医学部長 上野 義之 氏
山形県健康福祉部長 渡邊 丈洋 氏
山形県健康福祉部医療統括監 阿彦 忠之 氏
厚生労働省 肝炎対策推進室長 簑原 哲弘 氏