原田愛、浮気騒動3回の夫・原田龍二に「不穏な動きはいまのところない」。夫「死ぬまで執行猶予中」です。エッセー『別れない理由』出版を記念し、いい夫婦の日に永遠の愛誓う

株式会社講談社のプレスリリース

東京都文京区音羽・今宮神社の神主の立ち会いで、神前結婚式を挙行。桂由美ブライダルハウスの協力のもと、紋付袴姿の龍二と白無垢姿の愛が、三三九度、結婚指輪の交換、そして玉串を納め、永遠の愛を再確認することとなった。

お互いの衣装を見比べ龍二は「結婚から20年も経つと、“えーっ、なんだ!?”という気持ちになるかもしれませんが、それはないです。今から10年後でも変わらないと思います。たとえば全裸だったとしても、違和感がないくらい(笑)」といえば、愛は、「凛々しくて、素敵な格好で、気持ちが引き締まります」と、惚れ直した様子。

結婚式への感想として愛は「私たちは今年結婚して20周年になります。20年前は結婚式も、指輪の交換もしなかったものですから。神前式を挙げてもらえるということで、主人もようやく指輪をしてみようか、と言ってくれました」と、今回の経緯を話すとともに、白無垢姿には「20年目にして着せて頂けて感激しております」と、幸せそうな笑みを浮かべた。

一方、式を終えた龍二は、「なんだか不思議なご縁を頂きました。そして20年越しの式を行いました。この式は妻がエッセーを出版したという、その記念の意味合いが強いと思います。いろんなお知恵を拝借しまして、結婚指輪も交換させて頂けました。私としてはとても嬉しく思います」と、晴れやかな表情を浮かべるとともに「決して指輪をしたくなかったわけではないんですよ(笑)。俳優という仕事をしていると、指輪を取り外す機会も多くて、無くしては嫌だということと、基本的に装飾品が嫌いなので」と、釈明した。

  タイトルと内容について愛は、「題名の通り、私たちがなぜ別れなかったのか。どうやって今ここに立っているのか、という道のり。いろんな夫婦の形があると思いますけど、私たちはこういうふうにして今日に至っていますというお話を書いています」と、しみじみと振り返った。 

龍二は内容の補足として「期待して読まれる方は肩透かしを食らうかもしれません。おそらくどこの家庭でもあるような(笑)浮気する男が主人公です。アメリカ映画みたいではありません。こんなものかと思う方も、中にはいるかもしれません」と、語る。

  読んだ感想として龍二は「名古屋から東京までの新幹線の中で読みましたが、新横浜あたりで目頭が熱くなりました。そこまで、僕がいかに浮気してきたかという浮気遍歴が書いてあって自責の念に駆られたんです(苦笑)。
でも、新横浜あたりでグッときました。まさかあんな素晴らしい一言が書かれているとは思いませんでした」と、思わず涙した出来だといい、妻・愛も本を書いてみて「やっぱり自分の愛する人はこの人なんだな、と再確認しました」という。

すでに龍二の弟の妻で義妹にあたる松本明子に読んでもらったという愛。反応として「『ありのままの最高の家族だね』と後押しをしてくれて、嬉しかったです」と、好反応だったそうだ。

会見中盤にはサプライズで、3年前同じ会場で龍二が “裸一貫” で開いたイベントも紹介され、場は一気に和んだ。この日交換した指輪は、会見前日に買ったもの。
「シンプルがいいなと思って、どなたでも手が届く値段です」など、さまざまなエピソードが明かされた。
 
そんななか記者からはズバリ、「芸能界ではトラブルを起こされて消えていく方も多いですが、龍二さんは逆に露出が増えていると思うのですが、そのコツは?」と、切り込む質問があり、龍二は「この状態がいつまで続くか分からないです。僕の仕事は、一寸先は闇ですから。いいことも悪いことも人それぞれ、いろんなタイミングで訪れると思います。その1つが2年半前の出来事(3回目の浮気発覚)でした。そこからはその人の持っている運だとか、支えてくれる方、こんな僕にでもオファーをくださる方々、その人の仕事の向き合い方によって、1つ1つがまた次の仕事につながるかどうかだと思っています。しっかり向き合う気持ちでやっているということで、いまここに立たせて頂いているかと思います」。

龍二に四たび浮気するような “不穏な動き” はないのか、という質問も飛んだ。愛は「不穏な動きはいまのところないです」といい、龍二は「精進中で、死ぬまで執行猶予中です。前向きに進んで行く姿を1日1日見せていくことが信用につながると思います。神様にどこを見られても恥ずかしくない生き方をしようと思って生きています」と、キッパリ。これに愛は「執行猶予なんて言われちゃうとヤですけど、こうして指輪をしてくれたり、ちょっとずつ寄り添ってくれていて、精進してくれていることは感じています」と、実感を口にしていた。

愛からは読者に向け「一生懸命書いたんですけど、(この本に)点数をつけるなら70点です(苦笑)。ありのままの私たちのいざこざを書いたものです。軽い気持ちで手に取ってもらえたら嬉しいです」と、メッセージが寄せられた。

 お互い度々笑顔を交わしながら、ジョン・レノンとオノ・ヨーコのような関係をこれから目指したいと語った2人。書籍内だけでは描き切れない “別れない理由” が、確かにそこにあることを感じさせた。

【桂 由美さんコメント】
本の出版、またご結婚20周年、おめでとうございます。
現在私は記念すべきアニバーサリーWDに、白の婚礼衣装を再び着る、欧米の習慣を勧めているので、結婚式を挙げていないお二人がそのチャンスを得られたことは非常に嬉しく思います。
 
この白無垢の柄は亀甲(きっこう)と言って、亀は万年というように、長寿吉兆のお柄ですが、お二人がいつまでも健康で、末永く幸せが続きますように、という願いを込めてこちらを選びました。ユミカツラの白無垢の中でも一番人気の白無垢です。

桂 由美

【松本明子さんコメント】
「原田、アウト」
あの時、 義母と私たち家族は祈るような気持ちで ただただ原田家を 見守ることしかできなかった……。「大丈夫、大丈夫……」 私は自己暗示を繰り返していました。
赤裸々に、ありのままに書かれたこの本。 考えさせられたり、 納得したり、感動したり、 読み終えた時にほっこりしました。 私のことも書いてくださり恐縮です。
いつも穏やかで、時に激しく、 深い愛でまわりを包み込む義姉は、 まるで茅ヶ崎の海のよう。
お義兄ちゃんは幸せ者です。

松本明子(タレント)

【原田 愛コメント】
夫の浮気をのりこえ、本の出版までさせていただくことになりました。人生、何が起こるかわかりませんね!
コロナ禍で結婚式をされない方が6割以上という今、結婚20周年という節目に、
神様の前で、桂由美さんの美しいお衣装をまとい、2人で誓いを立てることができる日がくるとは……夢にも思っていませんでした!!
見守ってくださる皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

色々な夫婦の形があると思いますが、ありのままの私たちを綴った本です。
夫の浮気や色々な悩みをかかえてる方々に……少しでもお役に立てたなら嬉しいです。
みんなで幸せになれますように。

原田愛

正式書名:『別れない理由』(わかれないりゆう)
造本体裁:四六判 仮製 144ページ
定価:1430円(税込)
ISBN:978-4-06-526499-7
発売日:2021年11月22日
『別れない理由 』(原田 愛)|講談社BOOK倶楽部 (kodansha.co.jp)

◆原田龍二(はらだ・りゅうじ)
1970年10月26日、東京生まれ。90年、第3回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」準グランプリ。03~10年まで時代劇「水戸黄門」で5代目・助さん役を務めお茶の間で親しまれ、多くのドラマ、映画に出演している。

 ◆原田愛(はらだ・あい)
1973年6月16日東京生まれ、神奈川育ち。15歳で芸能界デビュー。タレント・女優として活躍し、1992年に引退。1994年にドラマ『若者のすべて』で仕事復帰を果たすが、1年弱で再び引退する。俳優・原田龍二とは1992年ドラマ『キライじゃないぜ』(TBS系)での共演がキッカケで交際が始まり、10年間の交際期間を経て2001年12月25日、結婚。1男1女をもうける。今回まで、「結婚式」は挙げていなかった。夫の不倫騒動に際し「原田、アウト」の名言を放ち、現在芸能活動を再開、テレビを中心に活躍中。

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