Verklärte Nacht ~浄められた夜~、11月29日にルーテル市ヶ谷ホールで開催

TRIO VENTUSのプレスリリース

スタイリッシュでエモーショナルな演奏が特徴のピアノトリオ「TRIO VENTUS」(以下、トリオ・ヴェントゥス)のメンバーであるヴァイオリニスト・廣瀬心香とチェリスト・鈴木皓矢が出演する6名の弦楽器奏者のコンサート、「Verklärte Nacht ~浄められた夜~」を11月29日(月)にルーテル市ヶ谷ホール(東京都新宿区)にてオンライン、オフラインで開催します。出演者は、森岡聡(ヴァイオリン)、廣瀬心香(ヴァイオリン)、石田紗樹(ヴィオラ)、古屋聡見(ヴィオラ)、鈴木皓矢(チェロ)、中木健二(チェロ)の豪華メンバーにてシューベルトとシェーンベルクの室内楽曲をお届けします。

 

■ コンサート概要
コンサート名:Verklärte Nacht ~浄められた夜~
日時:2021年11月29日(月)19:00 開演 18:30 開場
場所:ルーテル市ヶ谷ホール(東京都新宿区)
プログラム:
F.シューベルト: 弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956/F.Schubert: String Quintet in C Major D.956
A.シェーンベルク: 浄められた夜(弦楽六重奏版)/A.Schönberg: Verklärte Nacht, op.4
出演者:
森岡聡(ヴァイオリン)、廣瀬心香(ヴァイオリン)、石田紗樹(ヴィオラ)、古屋聡見(ヴィオラ)、鈴木皓矢(チェロ)、中木健二(チェロ)
チケット購入方法:
チケットぴあ
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2116713
TRIO VENTUS公式サイト購入ページ
https://www.trioventus.com/2021-9-9-duo-recital/
オンラインチケット(ZAIKO)
https://oreodacci.zaiko.io/_buy/1rCO:Rx:986c0

■コンサートの見どころとプログラムについて(チェリスト 鈴木皓矢よりコメント)

[鈴木皓矢] 秋から本格的な冬へと移り変わる時節。今回の公演は、後の音楽史に多大なる影響を与えた2つの室内楽作品を、今をときめく気鋭の6人の弦楽器奏者が熱演をお届けする、弦楽五重奏と六重奏のプログラムです。
1828年、シューベルトが31歳の若さで亡くなる2ヶ月前に作曲された弦楽五重奏曲は、ヴァイオリン2本・ヴィオラ1本・チェロ2本といった珍しい編成の五重奏曲。シューベルトらしい澄み切った響きと5本の弦楽器の旋律が巧みに交差する、名曲中の名曲です。シェーンベルクの最初の器楽作品として名高い弦楽六重奏曲「浄められた夜」は、リヒャルト・デーメルの同名の詩に基づく室内楽作品です。5節から成る詩をそのまま反映した音楽は、さながら往年のサイレント映画を観ているような感覚を得ます。これ以上ない共演者に恵まれ、憧れのプログラムを演奏出来ることに音楽家として最高の喜びを感じながらリハーサルを重ねています。最大限の熱量を持ってお届けする今回の公演、是非とも同じ空間で観て、聴いて、感じて頂きたいと思います。

■出演者プロフィール
ヴァイオリン 森岡聡(もりおか さとし)

都立芸術高校を経て東京藝術大学音楽学部卒業。在学中に安宅賞、卒業時に同声会賞を受賞。北ドイツLübeck音楽大学に留学。日本国内にとどまらずリサイタル、オーケストラとの共演、音楽祭出演など幅広い演奏活動を行う。日本各地の主要オーケストラにコンサートマスターとして客演。現在、紀尾井ホール室内管弦楽団、神戸市室内管弦楽団首席奏者。プロアルテムジケ協力アーティスト。東京藝術大学大学院室内楽科非常勤講師。
公式ホームページ http://moriokasatoshi.com/

ヴァイオリン 廣瀬心香(ひろせ みか)

桐朋女子高等学校を経て、桐朋学園大学を首席卒業。ドイツ国立ベルリン芸術大学学士課程、修士課程を共に最高位で修了。ドイツ・イエナフィルハーモニー、九州交響楽団など国内外のオーケストラと共演、東京文化会館にてソロリサイタルを開催。 桐朋学園大学卒業時には皇居の桃華楽堂にて御前演奏の機会を与えられた。ベルリンコーミッシェオペラ管弦楽団を経て、ハノーファー州立管弦楽団フォアシュピーラー奏者を務める。2020年10月TRIO VENTUSとして東京文化会館にてデビューリサイタル並びに日本アコースティックレコーズ社より1stCDをリリース。これまでにヴァイオリンを木野雅之、加藤知子、ノラ・チャスティン、ノア・ベンディックス=バルクリーの各氏に、室内楽を東京クァルテット、アルテミスカルテットに師事。桐朋学園大学附属音楽教室講師。

ヴィオラ 石田紗樹(いしだ さき)

東京藝術大学卒業、同大学院修了。学内にて同声会賞、大学院アカンサス音楽賞を受賞。大学院修了を機にヴィオラへ転向し渡欧、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学を修了。2019年第13回ライオネル・ターティス国際ヴィオラコンクール セミファイナリスト賞、特別賞を受賞。The Strad誌ウェブサイトにて、高い評価を受ける。
ヴィオラ・スペース、プロジェクトQ、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、サイトウ・キネン・オーケストラなどに参加。関西フィル、日本センチュリー響、芸大フィルと共演。 紀尾井ホール室内管弦楽団2019年度シーズンメンバー。クァルテット奥志賀メンバー。現在、東京都交響楽団ヴィオラ副首席奏者。

ヴィオラ 古屋聡見(ふるや さとみ)

山梨県出身。桐朋学園音楽学部在学中にN響アカデミーに在籍・修了。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンに入学。ベルリンフィルハーモニー管弦楽団を始めとする、ドイツ国内の主要オーケストラにエキストラとして参加する。その後セビリア王立管弦楽団にて副主席として半年間期間契約で在籍。現在は日本フィルハーモニー交響楽団、アンサンブル金沢、仙台フィルハーモニー管弦楽団等の国内オーケストラで客演首席として出演している。江戸純子、岡田伸夫、ヴァルターキュスナーの各氏に師事。

チェロ 鈴木皓矢(すずき こうや)

桐朋学園大学チェロ科首席卒業。バルセロナのリセウ音楽院にてルイス・クラレット氏のもとで研鑽を積み、その後渡独。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン修士課程を修了。小澤征爾音楽塾オーケストラプロジェクトIに参加。第10回ラス・コルツ国際コンクール器楽部門第4位入賞。日本チェロ協会主催「第9回チェロの日」にソリストとして出演。2019年、東京文化会館にてソロリサイタルを開催。各方面より好評を博す。古典から現代までのレパートリーに加え、新曲初演にも多く携わる。現在ソロ、オーケストラの他にDUO CHISPA、DUO CORNU、TRIO VENTUS、Paulownia Cello Qu artet 等幅広い分野で活躍中。

チェロ 中木健二(なかぎ けんじ)

東京藝術大学を経て、パリ国立高等音楽院、スイス・ベルン芸術大学ソリスト・ディプロマコースの両校を首席で卒業。第5回ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第1位受賞。第1回Note et Bien国際フランス音楽コンクールでグランプリならびにドビュッシー特別賞、ブーレーズ特別賞を受賞するなど受賞多数。これまでに、キングレコードよりデビューCD「美しき夕暮れ」、「J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲」(レコード芸術誌・特選盤)をリリース。紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。東京藝術大学音楽学部准教授。Thomastik Infeld社契約アーティスト。使用楽器はNPO法人イエロー・エンジェルより貸与されている1700年製ヨーゼフ・グァルネリ。

■TRIO VENTUS(トリオ・ヴェントゥス)について
“VENTUS”はラテン語で「風」を意味する。2011年〜2019年ドイツ・ベルリンを留学の地として活動していた三人の音楽家によるピアノトリオ。日本へ活動拠点を移すのを機に、2019年9月に結成。「同じ土地の風」を浴びたメンバーによる、三者三様の風の重なりを聴いて欲しい、という想いで活動している。スタイリッシュでエモーショナルな演奏スタイルを特徴としている。
また、2022年1月に、東京・大阪・宮崎にてツアーを開催予定。
公式サイト:http://www.trioventus.com

以上

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