若手注目俳優 高杉真宙さん書籍の単独カバーモデルに初挑戦!『禁じられた楽園<新装版>』 3/6(金)発売

徳間書店のプレスリリース

株式会社徳間書店 (本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:平野健一)は、これまで数多くの文学賞を受賞、2017年には直木賞と本屋大賞をダブル受賞した人気作家の恩田陸が2004年に発表した名作「禁じられた楽園」のカバー改訂版『禁じられた楽園(新装版)』を、3月6日(金)に発売する事が決定致しましたので、ここにお知らせ致します

禁じられた楽園<新装版> 帯ありカバー(モデル:高杉真宙さん)禁じられた楽園<新装版> 帯ありカバー(モデル:高杉真宙さん)

 建築学部に通う大学生、平口捷(ひらぐちさとし)の前に現れた、若き天才美術家、烏山響一(からすやまきょういち)。日本の大学を中退し、海外で映画の美術を担当し、イタリア映画『至上の愛』で世界的に有名になり、映画の成功後は、サブカルチャーのみならず、広告業界やファッション界でも広く支持を集めている。そんな響一は強烈な印象を残す美術を創っていたが、帰国し、なぜか日本の大学に入り直していた。モデルも務まりそうな端整な顔立ち、恵まれた体躯に、つややかな黒髪の美男子だが、無表情で異質な感じのする顔からは奇妙な拒絶が漂っていた。しかしながら、そのカリスマ的な雰囲気に吸い寄せられるのか、彼の周りには多くの男女が群がっている。捷は、響一のことを講義で見かける程度で話したことはない。にもかかわらず、捷は響一に招待され、熊野の山奥に作られた巨大な野外美術館を訪れた。そこには、むせかえるような自然と奇妙な芸術作品、そして、得体の知れない“恐怖”に満ちていた。
 2004年に発表された幻想ホラー長編「禁じられた楽園」。著者の恩田陸は、本作の2007年の文庫化から10年を経た2017年には『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞および第14回本屋大賞をダブル受賞するなど、ベストセラー作家として走り続けています。そして令和の今、恩田氏の名作をカバービジュアルを新装、さらに恩田氏と同じく、直木賞受賞作家の皆川博子氏の素晴らしい作品解説を加え、『禁じられた楽園<新装版>』として発売することが決定しました。
 カバーモデルには、舞台、テレビドラマ、映画と、その姿を見ない日は無いほどの活躍が続く人気、実力ともにトップクラスの若手俳優のひとりで、書籍の単独表紙モデルは本作が初という高杉真宙さんを起用。物語に登場する主要キャラクター、天才美術家 烏山響一同様、端正な顔立ちとミステリアスな魅力を放つカバーに仕上がりました。

  • 商品情報
[タイトル] 禁じられた楽園<新装版>
[著者] 恩田陸
[発売日] 2020年3月6日(金)
[定価] 本体850円+税
[ISBN] 978-4-19-894543-5
[判型/仕様] 徳間文庫
[発売] 株式会社徳間書店
[商品URL]http://www.tokuma.jp/topicsinfo?tid=24894
https://www.amazon.co.jp/dp/4198945438/
 

  • 高杉真宙さんカバー撮影密着レポート

 2020年1月某日の午後、当日の天気予報では雪が降る可能性があるという寒さの中、都内某公園と徳間書店の社内スタジオにて撮影が行われました。前半は、物語に登場する熊野の森をイメージし、公園内の2ヵ所で撮影進行。ラストは作中で “ご神体” と呼ばれる巨木のシーンと同様、公園内で一番太い幹を持つと思われる巨木の袂で撮影。何とか天気も持ち、屋外撮影は終了。
凍える寒さの公園から、天国の様な温かさのスタジオに移動して衣装チ

ェンジ。高杉さんはトップスを白のスタンドカラーのシャツに着替え、黒バックでの撮影。その姿はまるで烏山響一が憑依したかの様なミステリアスな雰囲気をまとい、撮影スタッフも「禁じられた楽園」の世界に迷い込んだ様な錯覚に陥りました。

 

 

 

 

  • 高杉真宙さんコメント

Q:今回の撮影は如何でしたか?
 まずは撮影中雪が降らないで終了して安心しました。それにしてもとにかく寒かったですね。今回は自分にとって初めての書籍の単独カバーモデルということで、事前に頂いた「禁じられた楽園」を読み、烏山響一がどの様な人物なのか?を把握した上で撮影に臨みました。セリフと所作で表現する映像作品と違い、写真1枚で表現する本のカバーということもあり、如何にして烏山響一という人物の持つミステリアスな魅力を出せるかを非常に意識しました。恩田先生の名作である「禁じられた楽園」を既に読まれているファンの皆さんが、今回のカバーをご覧になって、どの様な印象を持たれるのか非常に気になります。
 

  • 高杉真宙さんプロフィール

高杉真宙(たかすぎ まひろ) 1996年7月4日生まれ。福岡県出身。
舞台「エブリリトルシング’09」(09)で俳優デビュー以降、映画やドラマ、CMと幅広く活躍している。これまでの代表的なドラマ出演作として、「表参道高校合唱部!」(15)、「カッコウの卵は誰のもの」(16)、そして現在フジテレビ系で放映中の「絶対零度 未然犯罪潜入捜査」などがある。映画では、『トリガール!』(17)、『散歩する侵略者』(17)、『虹色デイズ』(18)、『君の膵臓を食べたい』(18・声の出演)、『ギャングース』(18)、『十二人の死にたい子どもたち』(19)、『笑顔の向こうに』(19)、『賭ケグルイ』(19)、『見えない目撃者』(19)など多数の話題作に出演。他にも舞台『カリギュラ』など多くの出演作品がある。

オフィシャルTwitter  https://twitter.com/MahiroTakasugi_
オフィシャルInstagram  https://www.instagram.com/mahirotakasugi_/
オフィシャルブログ  https://lineblog.me/takasugimahiro/
 

  • 著者プロフィール

恩田 陸(おんだ りく) 1964年、宮城県生まれ。
1992年、小説『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞および第2回本屋大賞を受賞。2006年『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞を受賞。2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞を受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞および第14回本屋大賞を受賞。近刊に『失われた地図』『錆びた太陽』『祝祭と予感』『ドミノ in 上海』などがある。

  • 著者:恩田陸さんコメント

あなたのための、邪悪なテーマパークへようこそ。久しぶりに読み返してみたら、我ながらイヤな感じで怖かったです。

 

 

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