バイアコムCBSと韓国CJ ENMがグローバル戦略パートナーシップを発表

バイアコム・ネットワークス・ジャパン株式会社のプレスリリース

2021年12月7日、バイアコムCBS(NASDAQ: VIACA、VIAC)(所在地:米国・ニューヨーク)と韓国の総合エンターテインメント企業である株式会社CJ ENM(所在地:韓国ソウル市瑞草區方背洞)は新たな戦略的パートナーシップ協定を締結することで合意しました。

このパートナーシップは、オリジナルシリーズや映画の共同制作、コンテンツライセンス、バイアコムCBSとCJ ENMの主要ストリーミングサービスでの配信を含む包括的なグローバル契約で、世界中の視聴者にプレミアムエンターテインメントを提供します。

​また、2022年に韓国ではParamount+をCJ ENM社のストリーミングサービスであるTVINGとの独占バンドルとしてデビューし、アジア市場への初参入を果たします。

バイアコムCBSグローバル・ディストリビューション・グループPresidentのダン・コーヘンは
「CJ ENMは、アカデミー賞受賞作品『パラサイト 半地下の家族』をはじめとする、国境を越えた国際的な大ヒット作品を生み出してきました。CJ ENMとの強力なコラボレーションにより、視聴者の皆様を魅了するワールドクラスのコンテンツをお届けし、当社の大陸間ネットワークを拡大し、ストリーミングサービスの成長を加速させることができることを嬉しく思います。」
と述べています。

バイアコムCBSとCJ ENMは、両社が持つグローバルなリーチ、制作能力、世界的に有名なIP、ヒット作の系譜を活用して、両社で重要なシナジー効果を発揮していきます。
●パラマウント・テレビジョン・スタジオとCJ ENM/Studio Dragonは、CJ ENM/Studio Dragonの作品をベースにした英語の脚本シリーズを共同開発・共同制作し、Paramount+で放映します。
●バイアコムCBSとCJ ENMは、劇場公開およびストリーミング配信用の映画を共同開発・共同出資し、年に1本、様々な地域で劇場公開する予定です。
●バイアコムCBS と TVING は、Paramount+ でのグローバル配信を目的とした韓国の新シリーズに共同で出資します。
●パラマウント+は、CJ ENMの豊富なIPライブラリーから韓国語のシリーズをライセンスします。
●米国でNo.1の無料広告付きストリーミングテレビサービス(FAST)であるPluto TVは、米国の視聴者向けにKコンテンツを提供するCJ ENMブランドの専用チャンネルを12月14日に開設します。

本パートナーシップについて株式会社CJ ENM代表取締役社長カン・ホソンは次のように述べています。
「CJ ENMは、リー・ジェイヒョン会長のビジョンに沿って、CJの存在感をグローバルレベルで拡大するために、世界をリードするエンターテインメント企業に成長しています。CJ ENMの膨大なオリジナルIPライブラリーは、バイアコムCBSの制作能力や配信チャネルとの相乗効果を生み出し、世界的なスマッシュヒットコンテンツへと発展していくでしょう。」

また、バイアコムCBS・ネットワークス・インターナショナルの社長兼最高経営責任者である務めるラファエレ・アネッチーノは次のように述べています。
「我々は、Paramount+を世界中の市場で急速に拡大することに注力しています。TVING社との戦略的パートナーシップにより、Paramount+の加入者数の増加を加速させるとともに、この重要な市場の視聴者により多くのプレミアムコンテンツを提供することができます。」

その他の契約条件は公表されていません。

■バイアコムCBSについて
ViacomCBS (NASDAQ: VIAC; VIACA) は、世界中の視聴者に向けてプレミアムコンテンツや体験を提供する、世界有数のメディアおよびエンターテインメント企業です。CBS、Showtime Networks、Paramount Pictures、Nickelodeon、MTV、Comedy Central、BET、Paramount+、Pluto TV、Simon & Schusterなど、世界で最も象徴的な顧客ブランドの多くで構成されています。同社は、米国のテレビ視聴者に最大のシェアを提供しており、テレビや映画のタイトルでは業界で最も重要かつ豊富なライブラリーを誇っています。革新的なストリーミングサービスやデジタルビデオ製品の提供に加えて、ViacomCBSは制作、配信、広告ソリューションにおいて強力な能力を提供しています。

■CJ ENMについて
CJ ENMはドラマ、放送、映画、アニメーション、音楽、舞台・ミュージカル、動画配信サービス等を展開する韓国最大の総合エンターテインメント企業です。第92回アカデミー賞授与式にて最多4部門(作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞)で受賞した『パラサイト 半地下の家族』の投資・配給社であるCJ ENMは日本でもっとも話題作となった『愛の不時着』、『ヴィンセンチォ』、『サイコだけど大丈夫』、『ミセン~未生~』そして日本でもシリーズや映画としてリメイクされた『ボイス』等数々の作品を創り出してきました。韓国のみならずグローバル市場でもCJ ENMの高い映像コンテンツ企画・製作能力そして作品クオリティーは認められています。

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