デジタルハリウッド株式会社のプレスリリース
IT関連及びデジタルコンテンツの人材養成スクール・大学・大学院を運営するデジタルハリウッド株式会社(本校/本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:吉村毅、学長:杉山知之)では、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)」において、2011年より「CGアニメーション部門」を設置してきました。
このたび、2022年より本部門の名称を「アニメーション部門」へ変更し、CG、ストップモーション、手描きなどあらゆるジャンルのアニメーション作品を世界公募することとなりました。また、本部門の優秀賞を受賞した作品は、次年度米国アカデミー賞短編アニメーション部門ノミネート候補となります。
米国アカデミー協会からの発表により、新たに短編アニメーション部門への推薦枠が認められ、これにより、SSFF & ASIAでは「インターナショナル部門」「アジア インターナショナル部門」「ジャパン部門」「ノンフィクション部門」、そして「アニメーション部門」の合計5つの部門優秀賞に、次年度のオスカー獲得へのパスポートが授与されることとなりました。
これまでの「CGアニメーション部門」では3DCGにより制作された作品のみが対象となっておりましたが、「アニメーション部門」では、3DCG作品のみならず、あらゆる手法で制作されたアニメーション作品が公募対象となります。
2022年より、アカデミー賞へのノミネート候補作品として選ばれるチャンスができた「アニメーション部門」、海外のみならず、国内においてアニメーション制作をおこなうクリエイターからの応募を是非お待ちしております。作品の応募期限は2022年1月31日迄となります。
■SSFF & ASIA 2021 CGアニメーション部門 優秀賞受賞作品
SSFF & ASIA 2021「CGアニメーション部門」優秀賞
『私、バルナべ/I, Barnabé」Jean-François Lévesque / 15:06 / カナダ / アニメーション / 2020
写真左より:今年のCGアニメーション部門の審査員を務めた落合賢監督、篠原ともえさん、杉山知之(アワードセレモニーにて)
- アニメーション部門 作品応募ガイドライン
●応募期間
一次:2021年8月1日(日)- 2021年9月30日(木)
二次:2021年10月1日(金)- 2021年11月30日(火)
三次:2021年12月1日(水)- 2022年1月31日(月) ←応募受付中
●登録料
一次募集:¥2,000(税込)
二次募集:¥3,000(税込)
三次募集:¥4,000(税込)
●U-25割引
2022年3月末時点25歳以下の監督については以下の割引価格にてご応募頂けます。
尚、本割引は映画祭ホームページからのエントリーのみ対象とします。
一次募集:¥1,000(税込)
二次募集:¥1,500(税込)
三次募集:¥2,000(税込)
●応募ガイドライン
1. プレミア規定
ジャパンプレミア(日本初上映)は問いません。
2. ジャンル
アニメーション
アニメーション映像が作品全体尺の75% 以上使用されている作品。CGの使用有無は問いません。
3. 尺
25分以内(エンドクレジットを含む総尺)。
4. 制作年
2020年6月以降に制作された作品。
※作品エンドクレジットに表記されたコピーライトの年度を、基本その作品の制作年とします。したがって、製作や諸準備が多年度にまたがった場合、最終的に作品制作が完了した時点をもって制作年とします。
5. 制作国
全ての国と地域の作品対象。
6. 言語
日本語または英語。
それ以外の言語が使用されている作品は、オリジナル言語の対訳の日本語字幕もしくは英語字幕をつけて下さい。
7. フォーマット
映像データ(Quick Time)
●賞
優秀賞 60万円
上記のほか、入選作品は以下の賞の対象となります。
ホッピーハッピーアワード:50万円
日本人監督のノミネート作品の中から「Be HAPPY with HOPPY」を掲げるホッピーの思いを体現するショートフィルムに贈られる賞。
受賞作品は、「HOPPY HAPPY THEATER」にて配信される予定です。さらに、受賞監督には、HOPPY + SSFF & ASIA製作作品を監督するチャンスも授与されます。
バイオジェン・アワード:30万円
「神経科学の不可能を、可能に」をビジョンに掲げ、神経疾患の治療薬を提供し続けているバイオジェン。 上映作品から「Make Impossible Possible(不可能を、可能に)」というテーマを力強く伝える作品に「バイオジェン・アワード」が授与されます。
※賞の名称、賞金等は変更の可能性があります。
●応募方法
1.オンライン応募フォームを、全項目記入のうえ送信してください。 登録完了後、受付番号が記載された応募確認書がご登録いただいたメールアドレスに送付されます。
2.お支払サイトにて、登録料をお支払ください。お支払はクレジットカードのみ受付可能。
3.作品を提出してください。
応募確認書で案内されたURLにて、受付番号を入力の上、指定の動画ファイルをアップロードしてください。
・対応フォーマット:MOVまたはMP4
・フレーム:1920×1080 推奨
・ファイルサイズ:500MB以内 推奨
●選考結果通知
入選候補作品(ショートリスト)をご応募月の翌々月末にウェブサイトで発表致します。
入選作品(映画祭で上映される作品)は2022年4月末までにショートリストの作品から選出し、ウェブサイトで発表致します。
●ナショナル&インターナショナルツアー
SSFF & ASIAでは東京開催後、国内外でツアーを実施します。入選作品はすべて東京開催にて上映されますが、ツアーでの上映作品は若干異なることがあります。上映される作品については事前に権利者へご連絡いたします。ツアーの開催地、日程については後日発表致します。
●注意事項
·過去SSFF & ASIAにご応募された作品は、再応募いただけません。また未完成作品は選考対象外とします。
·動画のオンラインアップロード完了をもって応募完了となります。郵送の場合、各締切日消印まで有効とします。
· 登録料のお支払いは各締切日までに完了してください。ご登録料はお支払日が含まれる応募期間によって確定します。尚、お支払いただいた登録料は理由の如何を問わず返金は出来かねます。やむを得ずクレジットカードでお支払いただけない場合は、submission@shortshorts.org までご連絡ください。
· 1作品以上を同時に応募する場合は、作品ごとにそれぞれ別の応募フォームにてご応募してください。
·作品が入選された場合には、上映素材としてApple ProResデータをご提出いただく他、上映および映画祭プロモーションに必要な素材を別途ご提出頂きます。
·賞の名称、金額やツアーなどに関する詳細は、変更の可能性があります。
·応募作品についてはSSFF & ASIA 2022内の別部門およびプログラムで上映する場合があります。
·本部門入選作品は映画祭期間中、映画祭オンライン会場でも配信されます。
·必要に応じ、監督の年齢を証明できる資料をご提出いただく場合がございます。
- ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (SSFF & ASIA)について
米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優 別所哲也が、米国で出会った「ショートフィルム」を、新しい映像ジャンルとして日本に紹介したいとの想いから1999年にアメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル創立。2001年には名称を「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」とし、2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定されました。また同年、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を目的とし、同年に「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF & ASIA 共催:東京都)」が誕生しました。現在は 「SSFF & ASIA」を総称として映画祭を開催しています。また、2018年に映画祭が20周年を迎えたことを記念し、グランプリ作品はジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」となりました。2019年1月には、20周年の記念イベントとして「ショートショートフィルムフェスティバル in ハリウッド」が行われ、2001年にSSFFで観客賞を受賞したジェイソン・ライトマン監督に、SSFF&ASIAから名誉賞が送られました。また、2019年の映画祭より、オフィシャルコンペティション(インターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門)およびノンフィクション部門の各優秀賞、最大4作品が翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる権利を獲得し、2020年からはソニー株式会社にオフィシャルコンペティションをサポートいただいています。2021年には、新たに短編アニメーション部門への推薦枠が認められ、これにより、「インターナショナル部門」「アジア インターナショナル部門」「ジャパン部門」「ノンフィクション部門」、そして「アニメーション部門」の合計5つの部門優秀賞に、次年度のオスカー獲得へのパスポートが授与されることとなりました。
SSFF & ASIAは映画祭を通じて引き続き、若きクリエイターを応援してまいります。
- デジタルハリウッド株式会社について
1994年、日本初の実践的産学協同のクリエイター養成スクールを設立。
現在、東京と大阪に専門スクールと、全国の各都市にWebと動画について学べるラーニングスタジオ「デジタルハリウッドSTUDIO」、そしてeラーニングによる通信講座「デジハリ・オンラインスクール」を展開。
2004年には、日本初となる株式会社によるビジネス×ICT×クリエイティブの高度人材育成機関「デジタルハリウッド大学院(専門職)」、翌年4月には「デジタルハリウッド大学」を開学。
設立以来、9万人以上の卒業生を輩出している。
さらには、2015年4月、スタートアップ志望者を対象としたエンジニア養成学校『ジーズアカデミー』を開校、同年11月には日本初のドローンビジネスを皮切りに、ロボットサービス産業の推進を目的とした『デジタルハリウッド ロボティクスアカデミー』を開校した。
デジタルコンテンツ業界の人材育成と、産業インキュベーションに力を注ぐ。