合同会社舞台裏のプレスリリース
2022年1月12日〜16日、合同会社舞台裏が萬劇場にて超没入型体験エンターテインメントLARP舞台化作品「Stage LARP」を開催!
2021年12月27日
合同会社舞台裏
合同会社舞台裏(本社:東京都渋谷区、代表取締役:土屋彩香)は、L A R Pという現実世界でR P Gゲームを楽しむコンテンツを即興演劇を使って舞台化する「Stage LARP」を2022年1月12日(水)〜16日(日)に開催致します。
LARPとは「Live Action Role Playing(game)」の略称で、近年日本国内でも認知が高まっている超没入型体験エンターテインメントです。「大人のごっこ遊び」とも言われ、物語の世界観を自分の五感を使って没入し、自由に選択しながらストーリーを進めていくものです。海外では、参加者が当事者意識を持って体験できるという特性を活かし、教育や研修などにも生かされています。
最近は日本でT R P Gやマーダーミステリーの舞台化が多くなり、自分で体験できる物語を舞台として観るムーブメントが起こっています。「Stage LARP」では、本来自身が体験する物語を即興演劇俳優のインプロバイザーが担当し、幕が開いてから配役や目的が決まり即興で物語が進む構成になっています。舞台や配信で観劇している方は、投票システムを使いインプロバイザーの行動を選択することによって物語の進み方が大きく変化する役割を担います。
【URL】https://www.butaiura.com/stagelarp
Stage LARP詳細
「Stage LARP」は、LARPという超没入型体験エンターテインメントの舞台化です。物語の筋道は決まっていますが固定されたセリフはほとんどなく、配役・衣装は開演してから決定します。
物語の途中で分岐点があり、劇場・配信ともに投票を行なって舞台上の物語の進む方向を決定します。この投票によって、物語や俳優の結末が大きく変わる上に即興で演じていくため同じエンディングは二度と見られません。
今回は3つの作品を上演します。心霊系Youtuberが森の中にある曰く付きのコテージを訪れ怪奇現象に立ち向かう「ハイロフォビア」、突如現れた不思議な館で開催されるオークションで自身の願いを叶えるために権利を競り落とす「あなたの全てを賭けて」、3日後に世界が終わると言われている世界で、終わりに向かって進んでいく人々を描く「終局世界物語」。1ステージごとにメイン俳優は全員変わるため、何度見ても新しい物語が紡がれます。
Stage LARP実施の背景
昨今、自分自身が体験することに価値を見出している人が多くなっています。「モノの価値」から「体験価値」に移行している今、決まったルートを進むだけではないTRPGやマーダーミステリーなどの物語体験が注目されています。
人生は一度きりで、何かを人生の中で体験して得ようとすると多くのものは得られません。しかし、物語を介して体験すれば、現実にはあり得ない世界も現実の延長線上の世界も、また立場の異なる人の体験をすることができます。
LARPは海外では教育の一環として利用されている例もあります。(参照:https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/244244)
合同会社舞台裏は、演劇を使って新しい価値を生むことをミッションに掲げています。
LARPのような、「自分ごととして体験できる」「新しい発見ができる体験」は、今後エンターテイメントとしても教育としても効果のある必要なものになってくると考えています。
しかし、日本ではLARPはまだ浸透していません。そこで「LARPってこういうものだよ」というのを体感的に楽しんでもらえるようにStage LARPを開催することになりました。
今後、エンターテイメントや教育の分野で、新しい物語体験を通した豊かな体験を提供したいと考えています。
【Stage LARP公演情報】
イベント名:Stage LARP
開催日:2022年1月12日〜16日
会場名:萬劇場
アクセス:豊島区北大塚2-32-22(J R大塚駅北口より徒歩4分)
チケット代金:劇場3500円、配信1500円
申し込み方法:以下のU R Lからチケット購入
https://www.butaiura.com/stage-larp1ticket
【Stage LARP公演内容】
1/12 18:30
シナリオ:ハイロフォビア
インプロ団体:座・シトラス
インプロバイザー(PC役):石井寿美、石田実織、定方郁斗、新麗以彩、藤野友祐
殺人鬼:アクロ
GM:ましゅー(クトゥルーライブサークル:マスカレイド)
1/13 18:30
シナリオ:終局世界物語
インプロ団体:teamDICE☆K
インプロバイザー(PC役):かつにぃ、ななねぇ、けいご、ななみん
ナガレ:吉田七海
GM:丹波枠(合同会社舞台裏)
1/14 18:30
シナリオ:あなたの全てを賭けて
インプロ団体:INNERSPACE
インプロバイザー(PC役):青山雅士、岡澤由樹、黒田愛美、塚越光、中西悠
ノゾミ:おかもとまゆ(INNERSPACE/合同会社舞台裏)
GM:即興仮面(INNERSPACE)
1/15 13:00
シナリオ:終局世界物語
インプロ団体:インプロジャパン
インプロバイザー(PC役):大菅宏子、小池教之、白井文、多田健一、とりいちえ
ナガレ:釜谷海来(DBproduction)
GM:オオニシタケシ
1/15 18:45
シナリオ:ハイロフォビア
インプロ団体:teamDICE☆k
インプロバイザー(PC役):みとっち、そうちゃん、きの、ゆきな
殺人鬼:タロー(ニガムシカミツブス)
GM:中島咲紀(合同会社十音/ミステリースペースRabbithole)
1/16 13:00
シナリオ:あなたの全てを賭けて
インプロ団体:座・シトラス
インプロバイザー(PC役):伊集院尚悟、稲垣杏橘、淮道遊、ナカムラヤスユキ、宮澤さくら
ノゾミ:橘真凛(DBproduction)
GM:小日向茜(アミュレート)
1/16 17:30
シナリオ:終局世界物語
インプロ団体:Platform
インプロバイザー(PC役):住吉美紅、斉藤らいふ、早さきえこ、宮嶋恵悟、宮嶋野乃花
ナガレ:今井千華(CLANARC Entertainment)
GM:大塚琴子
あらすじ
【ハイロフォビア】
心霊動画をメインコンテンツとする、とあるYouTuber達。
新作動画撮影のため、彼らはとある山深い森の中を訪れていた。この森にはかつてキャンプ場があったのだが、宿泊客の一人が突如として精神に異常を来し、他の客を次々と殺害。最後には自らも喉を掻き切って自殺するという、凄惨な事件が起きたのだという。
以来森の中には亡霊が彷徨うようになり、様々な目撃証言が相次いだ。森の中では行方不明事件も多発し、結局キャンプ場は閉鎖となってしまう。理不尽にも命を奪われた死者達は、今も生者達を仲間に引き入れようとしているらしい。
……それが事実であれ虚構であれ、あなた達には関係ない。必要なのはより刺激的な映像と再生数、ただそれだけなのだから。
地味な取材になってしまわないかと心配していたが、先遣隊として出発したメンバーからは、思っていたより面白い映像が撮れそうだという連絡が来ていた。
あなた達は喜び勇んで取材道具を担ぎ、深い森の中へと足を踏み入れた。
そこに、何が潜んでいるのか──あなた達は、まだ何も知らない。
【あなたの全てを賭けて】
とある屋敷に集められた男女達。それぞれに秘密と事情を抱えた彼らの前に、一人の女性が現れる。「代理人」を自称するその女性は、彼らに対して一方的にオークションの開催を宣言する。
「あなた達には、命を賭しても望むものがあるはずです。ここでは、その全てが手に入ります──正しくは、手に入る可能性があります。皆さんの全てを賭けて、どうぞ、欲しいものを競り落としてくださいませ。ただし一点ご注意を……皆様に賭けていただくものは、お金などでは御座いません。そんなものより、もっと大切なものを賭けていただきます。もしも足りないようであれば、あなたは賭けた全てを失うでしょう──ですがどうかご安心を。一部始終を見物なさっている方達がいらっしゃいますから、彼らから投資を受ければ宜しいのです──」
戸惑う五人を余所に、オークションは開始される。屋敷から出ることも許されず、互いの求めるものを競り落とそうとする彼らだが、同時にこの屋敷の奇妙な点にも気付いていく。
この屋敷は何なのか? 代理人を名乗る女性の正体は? オークションは何のために開かれているのか? 屋敷を調べていく内に明らかになる真実。全てのピースが揃ったとき、最後のオークションが幕を開ける。
「さあ、本当に欲しいものを競り落としてください。どうぞ、あなた達の全てを賭けて──」
彼らは、本当に欲しいものを手に入れることができるのか。
あるいは、大切なものを失ってしまうのだろうか。
この屋敷から無事、脱出することはできるのだろうか──。
【終局世界物語】
廃墟に集まる男女。
家族のように仲睦まじく暮らす彼らだったが、その生活はいずれ訪れる“終わり”から逃げられないものだった。
世界終局宣言。
絶対的な終わりが確定した世界。
無数の奇病が流行し、人が次々と死んでいく世界。
現実から目を逸らし、それぞれの抱えた秘密を打ち明けることもできないまま、彼らは懸命にかつての日常を維持しようとしていた。
ある日、彼らの廃墟に一人の人物が現れる。
ナガレと名乗ったその人物は、自らを「この終局の先に、君達を連れて行くつもりの人間だ」と告げた。
彼らはそれぞれの病気と秘密を抱えながら、終わりに抗うべきかを話し合う。
ナガレの言葉を信じるべきか否かも決められないまま、残された少ない日数で、生きるべきか死ぬべきかを模索する。
抗うことのできない終わりに対して、抗う意味はあるのだろうか。
終わりの決まった命には、生き延びる意味はあるのだろうか。
それぞれがそれぞれの答えを導き出したとき、彼らは再びナガレと対面する。
微かな希望に縋り、終局を越えていくのか。
目に見える全てを受け入れて、ただ終局の日を迎えるのか。
これは、終局していく世界に生きる、人間達の物語。
合同会社舞台裏について
合同会社舞台裏は、前身団体である劇団Яeality(https://www.gekidanreality.website/)のメンバーにより設立されました。
《今までの演劇をもっと深く、新しい演劇の価値提供に挑戦する》
合同会社舞台裏が解決する課題は、
すでにある演劇資源を活かしてより魅力的にすることと、演劇の価値観のアップデートです。
演劇には、多くの俳優・スタッフ・技術者・お客様と数多くいらっしゃいます。
その方達がより演劇を追求し、より演劇を楽しみ、より演劇が好きでいられるように。
現在ある公演に関する作業、技術向上ができる場所、情報の提供、新しい出会いをサポートしていきます。
遥か昔から続く演劇は、時代とともにアップデートしています。
今、世界中を襲ったコロナウイルスにより私たちが生きる環境は大きく変わりました。
それに伴い演劇にまつわる環境も変化している最中です。
演劇を含む”物語”を提供するエンターテイメントは、日常生活に置いて必要不可欠なものではありません。
しかし、”物語”に出会うことによって新たな”出会い”や発見があり、人生が豊かになることを私たちは信じています。
合同会社舞台裏は、各劇団が公演を行うのに必要な作業のサポート、活躍できる場所の選択肢、技術向上に貢献したいと考えています。
また演劇を楽しむ方にも、もっと深く楽しむための施策、新たな演劇の楽しみ方の提供をしていきたいと考えます。
変化した時代に対応しつつ、新たな演劇の価値を創出するために合同会社舞台裏は挑戦を続けます。
《事業内容》
LARP事業(Stage LARP)
ワークショップ事業(俳優向け・スタッフ向け・一般向け)
ジョイステ事業(俳優・裏方募集サイト)
HP制作事業
俳優・団体マネジメント事業
【会社概要】
会社名:合同会社舞台裏
所在地:東京都渋谷区恵比寿西1-33-6 JP noie 1F co-ba ebisu
代表者:土屋彩香
設立:2020年9月
URL:https://www.butaiura.com/
事業内容:演劇関連事業・Web関連事業・マネジメント事業
【お客様からのお問い合わせ先】
e-mail:info@butaiura.com