UNICEF創設75周年:UNICEF親善大使 黒柳徹子さん 幼少期と親善大使の活動を語るインタビュー動画を公開

国連児童基金東京事務所のプレスリリース

UNICEFは創設75周年を記念して、第二次世界大戦後の激動の時代を乗り越えてこられた世界や地域で活躍される方々との対話を通じて、これまでの成果や教訓を明らかにし、次の世代に語り継ぐための動画プロジェクトである「The Wisdom Project」を行いました。日本からはUNICEF親善大使の黒柳徹子さんが参加し、幼少期の戦争の経験やUNICEF親善大使の活動について語りました。

2021年12月28日 東京発

国連児童基金(UNICEF)は創設75周年を記念して、第二次世界大戦後の激動の時代を乗り越えてこられた世界や地域で活躍される方々との対話を通じて、これまでの成果や教訓を明らかにし、次の世代に語り継ぐための動画プロジェクトである、「The Wisdom Project」を行いました。日本からはUNICEF親善大使の黒柳徹子さんが参加し、幼少期の戦争の経験やUNICEF親善大使の活動について語りました。

UNICEFは1946年12月11日、第二次世界大戦後の歴史的な危機の中、戦争の影響を受けた子どもたちに人道支援を行うために誕生しました。それから75年、UNICEFは人道支援と開発支援の最前線で、子どもたちを予防可能な感染症から守り、教育の機会を提供し、健康で健やかな成長を遂げることができるように支援を続けています。

しかし、長期化する紛争や気候変動など、世界は依然として数々の課題に直面しており、新型コロナウイルス感染症がもたらした未曽有の危機は、世界中の子どもたちと家族を巻き込み、これまで達成された子どもたちのための成果に暗い影を落としています。

しかし、私達が大きな課題に直面するのは、これが初めてではありません。世界は第二次世界大戦後の甚大な影響を乗り越え、数々の命を脅かすウイルスや病気の制御と根絶を達成するなど、多くの社会的変化を乗り越えて未来を切り拓いてきました。そして再び世界が一致団結して危機と闘う今、過去の教訓は、私たちがパンデミックから力強く立ち上がり、子どもたちのための公平でより良い世界を再創造してくための洞察を与えてくれます。 

UNICEFは2021年、これらの多くの社会的変化を乗り越えて今を築いてきた世代の経験や教訓から学び、これからの未来を築き上げていく子どもたちや若者に語り継ぐための動画プロジェクトである、「The Wisdom Project」を行いました。日本からは、UNICEF親善大使の中で最も長い間、子どもたちのための活動を続けている黒柳徹子さんがプロジェクトに参加しました。黒柳さんはご自身の戦争の経験やUNICEF親善大使として活動を続ける理由などを語り、インタビュー動画がUNICEFのウェブサイトで公開されました。 

日本語と英語のインタビュー動画は、こちらよりご覧いただけます。
日本語:https://www.unicef.org/tokyo/stories/2021/Dec-28
英語:https://youtu.be/VH1FgDkYhZg 

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黒柳徹子さんは、1984年にUNICEF親善大使に就任されました。黒柳さんが視察でUNICEFの支援現場を訪れた国は、これまでに40カ国近くに及びます。いずれの訪問先でも、紛争や自然災害、干ばつによる飢餓や貧困などが時に複雑に絡み合う中で、最も困難な状況に置かれた子どもたちの声に耳を傾け、子どもたちの声を代弁してきました。黒柳さんは現在、世界のUNICEF親善大使の中で最も長い間、子どもたちのための活動を続けています。

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■    UNICEFについて
国連児童基金(UNICEF)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190以上の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。
※UNICEF国内委員会が活動する33の国と地域を含みます
※UNICEFの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■    UNICEF 東京事務所
UNICEF東京事務所は、ニューヨーク本部直轄の国連機関事務所として、日本政府からの政府開発援助(ODA)による資金協力や、国会議員、国際協力機構(JICA)、非政府組織(NGO)等との連携を促進しています。

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