公益財団法人サントリー芸術財団サントリーホールのプレスリリース
サントリーホールの新年といえば恒例のウィーン・フォルクスオーパー交響楽団による「ニューイヤー・コンサート」。オミクロン株の対応に関する水際対策措置の強化により2022年も公演開催が叶いませんでしたが、2020年公演のダイジェスト版を含む特別プログラムを無料オンライン配信でお届けします。本場ウィーンの薫り高いニューイヤー・コンサート@Homeで華やかに新年をお迎えください。
優雅で楽しい本場ウィーンのニューイヤーの雰囲気を東京でお楽しみいただこうと、1988年より開催しているサントリーホールのニューイヤー・コンサート。オペレッタの殿堂として名高いフォルクスオーパー(国民劇場)の専属オーケストラ、ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団による本家本元のオペレッタやウィンナ・ワルツの演奏と、舞台をより華やかに彩るバレエで、30年を超える歴史と伝統を誇るサントリーホールの定番コンサートです。
公演開催に向けて来日の準備を進めてまいりましたが、オミクロン株への対応に関する水際対策措置の強化によりウィーン・フォルクスオーパー交響楽団の入国が困難な状況となり残念ながら公演は中止となりました。2021年に続き2年連続で公演開催は叶いませんでしたが、サントリーホールとウィーン・フォルクスオーパー交響楽団は「毎年新年に楽しみにしてくださる日本の皆様へ音楽をお届けしたい」という強い意志のもと、このたび、『キユーピー スペシャル 迎春 サントリーホール ニューイヤー・コンサート@Home ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団』を期間限定(2022年1月1日10時00分から1月31日23時00分まで)デジタルサントリーホール(配信プラットフォーム:YouTubeサントリー公式チャンネル)にて無料オンライン配信を実施します。この配信では、コロナ禍直前の2020年1月1日サントリーホールで開催された『ニューイヤー・コンサート2020』のダイジェストに加え、配信決定に伴い12月18日に現地ウィーンで収録された楽しいサプライズ映像もお楽しみいただけます。
ソリストには、ニューイヤー・コンサートでお馴染みのソプラノ、シピーウェ・マッケンジーとテノールのミロスラフ・ドヴォルスキーの黄金コンビでが登場。指揮は、元ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団の名物コンサートマスターでもあったオーラ・ルードナー。またバレエ・アンサンブルSVOウィーンによる華麗なウィンナ・ダンスなど、見どころ・聴きどころが満載です。
―記―
キユーピー スペシャル
迎春 サントリーホール ニューイヤー・コンサート@Home
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団
【配信期間】
2022年1月1日(土)10:00~1月31日(月)23:00まで
【配信プラットフォーム】
デジタルサントリーホール
https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/dsh/streaming/
YouTubeサントリー公式チャンネルにてご覧いただけます。
【会場】
サントリーホール 大ホール
【出演】
ソプラノ:シピーウェ・マッケンジー Siphiwe McKenzie, Soprano
テノール:ミロスラフ・ドヴォルスキー Miroslav Dvorský, Tenor
指揮&ヴァイオリン:オーラ・ルードナー Ola Rudner, Conductor & Violin
管弦楽:ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団
Symphonie-Orchester der Volksoper Wien
バレエ:バレエ・アンサンブルSVOウィーン
Ballett Ensemble SVO Wien
【曲目】
スッペ:オペレッタ『ウィーンの朝、昼、晩』序曲
カールマン:オペレッタ『チャールダーシュの女王』より「ハイヤ、ハイヤ、私の故郷は山の中」(ソプラノ)
ヨハン・シュトラウスII世:『トリッチ・トラッチ・ポルカ』作品214 (バレエ)
シュトルツ:音楽映画『我すべての女性を愛す』より「ブロンドでも茶髪でも」(テノール)
ヨハン・シュトラウスI世:幻想曲『エルンストの思い出、またはヴェネツィアのカーニヴァル』作品126
レハール:オペレッタ『メリー・ウィドウ』より「ときめく心に唇は黙し」(ソプラノ&テノール)
ヨハン・シュトラウスII世:ワルツ『美しく青きドナウ』作品314(バレエ)
ヨハン・シュトラウスI世:『ラデツキー行進曲』、他
【主催】サントリーホール
【協賛】キユーピー株式会社
【後援】オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム東京