株式会社レプロエンタテインメントのプレスリリース
レプロエンタテインメントと人気実力派劇団箱庭円舞曲主宰の古川貴義氏とタッグを組み、2022年冬に浅草九劇にて古川氏の書下ろし作品を上演することが決定しました。
今回、上演する作品も『ディスコミュニケーションほとばしる現代会話劇』となり、一部キャストを役者たちを深く知ることができるワークショップオーディションを通して選出することとなりました。
ワークショップオーディションは2022年2月4日より御茶ラボにて開催されます。
詳細ページ:
https://asakusa-kokono.com/ochalab/2021/12/id-9892
【カリキュラム】
▼シアターゲーム
・自己紹介を兼ねたシアターゲーム
・コミュニケーションに関するシアターゲーム
▼テキスト1(二人芝居)
・1日目~2日目
・1対1の対話で、人はどのように言葉を発し、コミュニケーションを取っているのか?
戯曲に基き、脳、身体、感覚を意識する。
・チームに分かれて読み合わせ
・全体でテキストについてディスカッション、テキストに対しての共通見解を見い出す
・2日目に中間発表
▼テキスト2(複数人芝居)
・2日目~3日目
・複数人の会話の中で、人はどのように言葉を発し、コミュニケーションを取っているのか?
戯曲に基き、脳、身体、感覚を意識する。
・チームに分かれて読み合わせ
・全体でテキストについてディスカッション、テキストに対しての共通見解を見い出す
・最終日に成果発表
▼ディスカッション
・言葉に対する認識の個人差はどのくらいあるのか?
・日常会話、どのくらい噛み合ってないのか?
・現代劇で会話劇。自分と近しい登場人物をどう演じるか?
・自然に、生の言葉、本物の言葉として発語するには何が必要なのか?
・社会におけるディスコミュニケーションとは?
▼ラップアップ
・今回のWSで得たもの、感じたことなどを忌憚なく発言し合う
【講師プロフィール】
古川貴義 FURUKAWA TAKAYOSHI
「箱庭円舞曲」代表。所属事務所:クリオネ(http://www.clioneinc.com/)
高校で演劇部に入部し、様々な作品を観るうちにどっぷりと芝居の道へ。2000年、日本大学芸術学部に入学。「日芸には超面白い芝居を創っている先輩がうじゃうじゃいるはずだ」と思っていたが、実際にはまったくおらず、これは自分でやるしかないと考え、同年9月に「箱庭円舞曲」を旗揚げ。以降、代表として、旗揚げより全ての作品の脚本・演出を務める。
初期はシチュエーションコメディを創作していたが、そのフレームワークに物足りなくなって違う形を模索。発展形として、日常会話に潜む、ズレたコミュニケーションの可笑しみをベースにした会話劇を展開。極めて日常的な人間関係を細微に描くリアリズムと、生きた人間たちから発されるやるせない感覚が、観る者の脳内を抉り、好評を博す。
戯曲の本質を読み解き俳優の個性を活かす細やかな演出と、思い切りの良いダイナミックな空間演出の双方の手腕を買われ、脚本提供のほかに外部演出でも活躍中。チラシやノベルティグッズのデザイン、CM企画、WS講師なども務めている。また、音楽好きが高じて、クラブDJとしても活躍中。
2015年~ 日本大学芸術学部演劇学科 非常勤講師
2021年~ 桐朋学園芸術短期大学 非常勤講師
【受賞歴】
・CoRich舞台芸術まつり!2011春 グランプリ受賞 『珍しい凡人』
・シアターシャイン 2005年 年間優秀作品賞
【脚本・演出】
2000年~ 箱庭円舞曲全作品
***
2021年
・conSept『サイドウェイ』上演台本・演出 @東京芸術劇場シアターイースト
2020年
・芝居屋風雷紡『赤き方舟』演出 @劇・小劇場【COVID-19対策のため延期】
・Voltage『特別捜査 密着24時 FROM 100シーンの恋+』上演台本・演出 @R’sアートコート
・劇団トローチ『あいついつまでもやってる』脚本 @赤坂RED/THEATER【COVID-19対策のため延期】
・カンムリプロデュース『みんな黙ろう未来のためだよ。』@パールホテル茅場町、他【COVID-19のため中止】
・表現者工房『あの星はいつ現はれるか』~編み直された岸田國士~ 企画・演出 @表現者工房
2019年
・Sun-mallstudio produce『Crime -1st-』女性犯罪編 演出 @サンモールスタジオ
・劇団山形 第83回公演「俺の酒が呑めない」脚本 @山形市中央公民館ホール
・一人芝居ミュージカル短編集 サクマ企画VER. VOL.2「三人寄っても一人芝居」IN 新潟「ひとくち、アイスクリン」演出 @ギャラリー蔵織
・芝居屋風雷紡「’72年のマトリョーシカ」演出 @シアターミラクル
・Voltage『スイートルームで悪戯なキス』FROM 100シーンの恋+ 上演台本・演出 @R’sアートコート
・IKSALON表現者工房「あなただけ元気」脚本・演出 @表現者工房(大阪)
・ジェットラグプロデュース「見渡す限りの卑怯者」 作・演出 @あうるすぽっと
2018年
・Zu々プロデュース公演 2人芝居「いなくなった猫の話」 脚本・演出 @Performing Gallery & Cafe 絵空箱
・第八回市民参加のてづくり舞台「長い、会い直し~會長幾星霜~」 上演台本 @會津風雅堂
・兵庫県立ピッコロ劇団第60回公演「マルーンの長いみち~小林一三物語~」 作 @兵庫県立芸術文化センター
2017年
・Clione Compilation Reading Volume Ⅲ「Rain men in Noel 雨男たちのクリスマス」 演出 @初台DOORS
・劇団だるめしあん「学園恋愛バトル×3!」 演出 @花まる学習会王子小劇場
・Zu々プロデュース 森奈津子芸術劇場 第一幕 ~パトス編「哀愁主人、情熱奴隷」 「いなくなった猫の話」 脚本・演出 @紀伊國屋ホール
その他、多数
【映画】2011年 『少女たちの羅針盤』長崎俊一監督 (舞台シーン脚本・演出)
【ラジオ】2012年 ネスレWebラジオドラマ『きっちん日和』〜あげたての家〜 脚本・演出
【DJ】渋谷club asia/渋谷VUENOS/青山fai/青山蜂/青山Club ever/六本木alife/中目黒solfa/下北沢風知空知/下北沢ARENA/ほか多数
【講師コメント】
あの俳優が演じる人物は、どうして、生身の言葉を喋っているように感じられるのでしょうか?
台本があり、決められた台詞を言っているはずなのに、自然に会話がかみ合っている。演じているように見えない。そこには、“本当”があるように見える。
日常における人間の対話や会話は、自然に成立しているように見えて、実際にはまったくかみ合っていません。ひとりやふたり相手の会話ですら、ディスコミュニケーションの塊です。それが至る所で起きている。人間関係のいざこざも社会的な問題も、たいてい原因はディスコミュニケーション、つまり互いの認識のズレが、思った以上に肥大化することで発生しています。そうやって、我々の暮らす世界は成り立ってしまっています。
それでも成立している我々のコミュニケーションについて、戯曲やエチュードを用いて体感することで、俳優が目指すべき“演技”とは何か、そこに“本当”を立ち上げるには何が必要なのか、一緒に捉え直しましょう。
【日時】
2022年
2月4日18:00-21:00
2月5日14:00―21:00
2月6日14:00-21:00
【料金】
18,000円(税込)
プレワークショップ参加者:16,000円
【定員】
18名
【応募資格】
・18歳~40歳までの男女※書類選考有
・本ワークショップオーディションの全日程、および上記の稽古&公演のスケジュール調整が可能で全日程参加できる方
※演技未経験者応募歓迎
【応募方法】
https://sgfm.jp/f/940763bc2581a303cd552d0e1d9bff7c
※定員に達し次第、募集を終了いたします。
※応募多数の場合は、選考となりますので、あらかじめご了承くださいませ。
※応募フォーム提出が、参加を確定させることではないこと、ご了承くださいませ。
※申込締切日以降に、参加確定か否かをフォームに記載いただいたメールアドレスにご連絡いたします。
【場所】
御茶ラボ
【お問い合わせ】
info_ochalab@lespros.co.jp
<会社概要>
社名:株式会社レプロエンタテインメント
公式HP:https://www.lespros.co.jp/
お問い合わせ先:https://www.lespros.co.jp/contact/