moonridersがクリスマス・ライブで11年ぶりの新アルバム&日比谷野音ライブを発表!

日本コロムビア株式会社のプレスリリース

2021年に45周年を迎えたmoonridersが12月25日&26日、東京・恵比寿 The Garden Hallでクリスマス・ライブ「moonriders live THE COLD MOON」を開催した。

開演時間直前、ステージ下手に登場したのは、moonridersのメンバーの様な面々が”影アナ・バンド”として登場。開演に際しての注意事項を演奏に乗せてアナウンス。そのまま煙を巻くようにステージを降り、暫くするといよいよmoonridersの登場。DAY1(25日)の1曲めは「ぼくはタンポポを愛す」。1995年にリリースされたシングル”HAPPY/BLUE’95″のカップリング曲でアルバム未収録曲。よほどのmoonriders・ファンでなければ知らない曲だ。こんなマニアックな曲をオープニングに選ぶことが、いかにもmoonridersらしい。DAY2(26日)のOP曲は1977年リリースのセカンド・アルバム収録の「独逸兵のように」。これには古参ファンも大喜び。

 

2日間のライブにサポートとして入ったのは澤部渡(スカート)と佐藤優介(カメラ=万年筆)の2人。澤部渡は故・かしぶち哲郎(2013年逝去)のナンバーでは、リード・ヴォーカルも担当し、集まったファンを沸かせた。
後半は鈴木博文の泣き節ボーカルが美しい「ボクハナク」、ギタリストの白井良明が歌うアップチューン「トンピクレンッ子」と鉄板ナンバーを叩き込み、本編ラストは各メンバーが、詞曲アレンジをリレーのように綴るクリスマス曲「.I am a Robot Santa Claus」で締めた。

アンコール1曲目、DAY1はファーストアルバム収録の「火の玉ボーイ」、DAY2はクリスマス翌日ということで新曲「クリスマスの後も」を披露。はちみつぱい時代の名曲「大寒町」を経てラストは、年末にふさわしくベートーヴェンの”第九”に新たに詞をつけた「No.9」を演奏し、2時間に渡ったクリスマス・ライブは終了した。

初日(25日)の終演後、ステージでは記者会見が開かれた。かつてmoonridersは、数々のレコード会社を渡り歩いた事から”ロック界の江夏(投手)”と呼ばれたが、会見ではキャリア12社目となる、日本コロムビアに移籍する事を発表。同時に同社から11年ぶりのオリジナル・アルバムをリリースすることも明らかにされた。また、レコ発記念ライブを3月13日(日)に東京・日比谷野外大音楽堂で開催も発表。moonridersは35周年の2011年に無期限活動休止を宣言。その後、活動休止の休止(=活動再開)を繰り返し、ファンをやきもきさせてきたが、この日、鈴木慶一から”一生バンド宣言”が飛び出し、今後は安定した活動が見込まれそうだ。
moonridersの日比谷野音ライブのチケットは、ただいま先行抽選を受付中(1/7まで)。

<moonriders live THE COLD MOON/セットリスト>
2021年12月25日(土)&26日(日)@恵比寿 The Garden Hall
(収録アルバム/発表年度/ソングライター)
01. DAY1:ぼくはタンポポを愛す(Sg”HAPPY/BLUE’95″CW曲/1995/詞:鈴木博文・曲:岡田徹)
DAY2:独逸兵のように(MOON RIDERS/1977/詞曲:鈴木慶一)
02.Come sta Tokyo?(最後の晩餐/1991/詞曲:白井良明)
03.駅は今、朝の中 (ANIMAL INDEX/1985/詞曲:鈴木博文)
04.プラトーの日々 (最後の晩餐/1991/詞曲:かしぶち哲郎)
05.Love me tonight (BYG High School Basement 1/1995/日本語詞:鈴木慶一)
06.Y.B.J  (AMATEUR ACADEMY/1984/詞:鈴木博文・曲:鈴木博文、鈴木慶一、岡田徹)
07.VIDEO BOY (MODERN MUSIC/1979/詞曲:鈴木慶一)
08.いとこ同士 (NOUVELLES VAGUES/1978/詞:鈴木博文・曲:岡田徹)
09.HAPPY LIFE (Bizarre Music For You/1996/詞:鈴木慶一・曲:白井良明)
10.Cool Dynamo, Right On  (MOON OVER the ROSEBUD/2006/詞:鈴木慶一・曲:岡田徹)
11.スプーン一杯のクリスマス (Bizarre Music For You/1996/詞:鈴木博文・曲:かしぶち哲郎)
12.恋人が眠った後に唄う歌 (月面讃歌/1998/詞:曽我部恵一・曲:鈴木慶一)
13.ボクハナク (DON’T TRUST OVER THIRTY/1986/詞曲:鈴木博文) 14.トンピクレンッ子 (青空百景/1982/詞曲:白井良明) 15.BEATITUDE (Bizarre Music For You/1996/詞曲:鈴木慶一) 16.I am a Robot Santa Claus (Damn! moonriders/1997/詞曲:E.D MORRISON) <Encore>
17.DAY1:火の玉ボーイ (火の玉ボーイ/1976/詞曲:鈴木慶一)
  DAY2:クリスマスの後も(新曲) 18.大寒町(はちみつぱい/詞曲:鈴木博文) 19.No.9(未発表曲)
ムーンライダーズ:
鈴木慶一/岡田徹/武川雅寛/鈴木博文/白井良明/夏秋文尚
サポート・メンバー:澤部渡(Skirt)/佐藤優介(カメラ=万年筆)

<リリース情報>
タイトル未定/ moonriders
発売日:2022年3月12日(土)
形態/品番/価格:CD/COCB-54346/¥3,300 (税込)
※LP(重量盤)もリリース予定、リリース日調整中

<ライブ情報>
moonriders LIVE 2022
日時:2022年3月13日(日) 開場16:30 /開演17:30
会場:東京・日比谷野外大音楽堂  
チケット価格(税込):スペシャルムーンシート(お土産付) 13,200円/指定席 8,800円
チケット先行受付(抽選):2021年12月26(日)16:00~2022年1月7日(金)11:59
※お申込みには、ticket boardへの会員登録(無料)が必要。
チケット受付URL
https://ticket.tickebo.jp/pc/moonriders_live2022_hp/

◆HP
OFFICIAL WEB
http://www.moonriders.net/

日本コロムビア HP
https://columbia.jp/moonriders/

ムーンライダーズ公式Twitter
https://twitter.com/moonriders_net

◆プロフィール

1976年のデビューから45年以上のキャリアを誇るロックバンド。現在のメンバーは、鈴木慶一(Vo,G)、岡田徹(Key,Cho)、武川雅寛(Violin,Trumpet)、鈴木博文(B,G)、白井良明(G)、夏秋文尚(Dr)。70年代前半に活躍した「はちみつぱい」を母体に、1975年に結成される。1976年に鈴木慶一とムーンライダース名義でアルバム「火の玉ボーイ」でメジャーデビュー。翌1977年にムーンライダーズとして初のアルバム「MOONRIDERS」を発表し、以降コンスタントにリリースを重ねる。1986年から約5年間にわたり活動を休止したが、1991年にアルバム「最後の晩餐」で活動を再開。つねに新しい音楽性を追求するサウンドは、同年代だけでなく数多くの後輩アーティストにも影響を与えている。また、各メンバーが積極的にソロ活動も行い、それぞれプロデュースや楽曲提供など多方面で活躍中。

 

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