公益財団法人静岡県文化財団のプレスリリース
スペシャル対談
「演劇を通じたまちづくりの可能性」
劇作家・演出家、豊岡演劇祭フェスティバルディレクター:平田オリザ氏
藤枝ノ演劇祭フェスティバルディレクター:山田裕幸
地元だけでなく首都圏から来た観客が、藤枝のまちを散策し普通の町の普通の生活や歴史に触れつつ、観劇ができるのが「藤枝ノ演劇祭」です。
本プレ企画は演劇祭をアピールする場として、演劇祭の約1か月前に開催するスペシャル対談です。ゲストに劇作家・演出家の平田オリザ氏を招き、藤枝ノ演劇祭フェスティバルディレクター・山田裕幸と対談を行います。演劇がどのようにまちづくりにつながるのか、また『記録』ではなく『記憶』などの数値化できない価値を見出し、これからを担うこどもたちにどのようにかかわっていくのかを、演劇とまちのかかわり方を開拓するトップランナーの一人である平田氏から伺います。まちが支える、まちが盛り上げる演劇祭が目標です。
日 時:2022年1月28日(金)19:00 (終了予定時刻21:00)
会 場:藤枝市民会館ホール(藤枝市岡出山1-11-1)
参加方法:下記特設サイトからご予約下さい。
https://uniquepoint.wixsite.com/taidan
入場無料、要予約、定員になり次第終了
主 催:藤枝宿世代をつなぐ商店街づくり実行委員会
支 援:アーツカウンシルしずおか
【藤枝ノ演劇祭について】
「藤枝ノ演劇祭」は、演劇を鑑賞しながら藤枝のまちの魅力を再発見する演劇祭です。キーワードは「ないものをほしがるのではなく、すでにそこにあるものに気づいてみよう。」数値化できないまちの記憶や、そこに暮らす人たちの歴史がまちの財産です。次代を担うこどもたちのため、私たちが暮らすまちの未来のために、演劇祭はどんなことができるのでしょうか。様々な世代の人たちが、どのようにコミュニケーションをとればいいのでしょうか。平田オリザ氏との対談を通じ、ご来場の皆様と一緒に考えます。
【「藤枝ノ演劇祭」プログラム】
◎第七劇場(三重):白子ノ劇場/商店街にある店舗を改装した劇場
◎アートひかり(大阪):ひとことカフェ/茶工場跡で客席、ステージに茶箱をそのまま活用。
◎みょんふぁ(東京):大慶寺/静岡県の天然記念物に指定された「久遠の松」で有名な760年の歴史を持つ地域を代表する寺院
◎世 amI(東京):蓮華寺池公園イベントエリア/藤枝市のほぼ中央に位置する「花・水・鳥・笑顔」がテーマの公園
◎ユニークポイント(静岡)*3/6のみ:生涯学習センター/鬼岩寺という、藤枝市の有形文化財に指定された寺院間近の市民センター
平田オリザ氏 プロフィール
劇作家・演出家。芸術文化観光専門職大学学長。劇団「青年団」主宰。江原河畔劇場芸術総監督、こまばアゴラ劇場芸術総監督。豊岡演劇祭フェスティバルディレクター。
演劇の手法を用いた多様性理解・コミュニケーション教育にも取り組み各地の自治体・NPOとも連携してワークショップを実施している。2019年より豊岡市日高町に移住し劇団の新拠点となる江原河畔劇場を設立。豊岡市芸術文化参与もつとめる。
著書に「わかりあえないことから~コミュニケーション能力とはなにか」「新しい広場をつくる」「下り坂をそろそろと下る」がある。
- アーツカウンシルしずおかについて
アーツカウンシルしずおかは、“視点をかえる 発想をひらく”をキャッチフレーズに、住民主体のアートプロジェクトの支援を中心として、創造性を活かして物事の見方に変化を促し、発想を広げるお手伝いをする組織です。(2021年1月静岡県文化財団内に設置)誰もが持っている創造力が活かされる道をひらき、まちづくりや観光、福祉、教育など社会の様々な分野においてイノベーションが生まれる創造的な地域づくりに貢献します。
https://artscouncil-shizuoka.jp/
アーツカウンシルしずおかの取組は、静岡県の企業版ふるさと納税対象事業となっております。取組にご賛同いただき、寄附をご検討いただける企業の皆様は以下の静岡県のページからお申し込みをお願いします。
https://www.pref.shizuoka.jp/kikaku/ki-030/kigyou-hurusato.html