名取裕子さんによる朗読「素敵なお墓のストーリー」動画が公開

全優石のプレスリリース

全国約300社の石材店で組織される「一般社団法人 全国優良石材店の会」(事務局:東京都品川区、会長:吉田 岳、略称:全優石)のイメージキャラクターで女優の名取裕子さんによる朗読「素敵なお墓のストーリー」動画が制作され、ユーチューブ動画で公開されます。2月15日より公開されます。(全優石ホームページに埋込まれます)→https://www.zenyuseki.or.jp/

 

お墓と言えば、四角い石を積み上げた画一的な形が連想されます。しかし全優石の調査では、最近は約15%のお墓が世界で一つの「オーダーメイド」のお墓が占めています。それだけ亡くなった方へのご家族の想いや、ご自身の個性や家族の物語などをお墓に込めるお墓づくりが増えています。

「こうした素敵なお墓づくりがあることを、たくさんの方に知ってほしい」と、全優石では1995年から、個性的で心のこもったお墓づくりのエピソードを一般公募する「想いを込めたお墓デザインコンテスト」を開催しています。今回の動画では、その実話エピソードの中から、特に感動的な作品3点を選んで、名取さんがそのストーリーを朗読する内容になっています。

 

椅子に座って感情豊かに読み上げる名取さんの横のスクリーンにはテーマとなったお墓の写真数点が写し出されます。時間は約5分間のショートストーリーとなっています。

 

こんな個性的お墓があったのか!お墓づくりの中にドラマがある!旧来のお墓のイメージが覆った!お墓づくりが楽しそうだ!と感動するエピソードが名取さんによってやさしく、想いを込めた語り口調で読みあげられます。

 

エピソード1は故人が最も愛着をもっていた自宅の居間を再現した静岡県のKさんのお墓づくりエピソードです。お墓の前に黒御影石製のソファーが置かれ、中央にやはり石造りのテーブルがセットされています。故人と家族や友人が、お墓の前で生きていた時と同じようにゆっくりと語り合えるようにという想いがこめられています。(2003年、第9回の大賞作品です)

 

エピソード2は二人のお孫さんが書いた「ありがとう」を二つ並べた山梨県のNさんのお墓が紹介されます。感謝の気持ちを、素直に「ありがとう」といつも口に出していたおじいちゃん。5年生と3年生の孫が、習いたての習字の力を発揮し、堂々としてあたたかい字を書いてくれた。せっかくなので両方の「ありがとう」を彫刻することにしたという。上の「ありがとう」はおじいちゃんが私たちにかけてくれる言葉、下の「ありがとう」は私たちからおじいちゃんへ、だという。そしてお墓参りに来てくれた人への感謝を述べているようでもあります。素朴だが、家族全員で協力して作ったほのぼのさが伝わってくるお墓です。(2015年、第21回の大賞作品です)

 

エピソード3は墓石に2本のシュプールを描いた東京都のYさんのお墓が紹介されます。故人がスキーの指導員で、家族全員スキーが大好きというスキー一家。そこで洋型のお墓に交差する2本のシュプールを彫ってもらいました。シンプルでありながら、家族の絆、共通の心や願いをシンボライズしたお墓です。お墓の前に立つだけで、ありし日の故人の鮮やかなストックさばきが蘇ってきそうです。(1995年、第1回の大賞作品です)

 

エンディングは「こうしてみると、お墓は、故人だけのものではなくて、生存しているご家族にとってもとても大切な存在なのだと感じました。私も、私にとっての想いを込めたお墓について考えてみたいと思います。」と名取さんが締めくくります。この動画を通じてお墓とは?家族とは?生きるとは?を考えるよいきっかけになればと期待します。

 

動画を制作した全優石では、「多くの人に心を込めたお墓づくりに関心をもっていただき、墓地に行っても一目で我が家のお墓とわかるようなデザインのお墓が増え お墓参りに行くのが楽しみになった、そんな声が増えたらいいですね」と語っています。

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