日系二世としてワラビーズの一員となった実在の主人公、ブロウ・イデの生涯を描く感動のラグビー小説『栄光へのノーサイド』が創作落語として誕生!

河出書房新社のプレスリリース

小説『栄光へのノーサイド』増田久雄(河出書房新社刊)の創作落語を立川志の八が12/21独演会で披露!

この度、映画プロデューサー・増田久雄によるラグビー小説『栄光へのノーサイド』(河出書房新社刊)が、落語家・立川志の八により落語演目としてとりあげられ、12月21日(土)に開催される立川志の八落語会「しのはちの巣in横浜〜栄光へのノーサイド」にて披露されますのでお知らせいたします。

今回の落語化について、立川志の八は「落語の話を覚えるとき、私はまず頭の中で映像化します。この本を読んだとき、ページをめくった瞬間に景色や登場人物たちが生き生きと動き出しました。そしてすぐ”落語にしたい”と思い、読み終えたときには決心していました。」と語る。小説が落語化されることは非常にめずらしく、すでに完成された文学作品を話芸に変える困難に挑んだ落語家・立川志の八を著者の増田久雄も絶賛、小説家と落語家の夢のコラボレーションが実現しました。

小説『栄光へのノーサイド』は本年7月に小社より刊行いたしました。1930年代にオーストラリアに実在した日系二世のラグビー選手、ブロウ・イデを主人公に、第二次世界大戦ではオーストラリア兵として出兵し、日本軍の捕虜となった実話を基にしています。ブロウが人種差別に負けずラグビーに打ち込んだ青春、オーストラリア代表ワラビーズの一員に選ばれるも叶わなかった夢、戦争によって起こった悲劇、その中で貫いた正義、ラグビーを通して結ばれた日本軍との友情…描かれる様々な場面に涙をこらえられない、感動のラグビー小説です。
ぜひ、『栄光へのノーサイド』にご注目くださいますようお願いいたします。

〈イベント〉立川志の八落語会『しのはちの巣 in 横浜 〜栄光へのノーサイド』
・12月21日(土)13:30開演
・トークゲスト:増田久雄(『栄光へのノーサイド』著者)  
・横浜関内ホール・小ホール
https://www.kannaihall.jp/detals/001267.php

増田久雄(ますだ ひさお)
早稲田大学政治経済学部卒業。石原プロモーションで映画製作に携わる。その後、フリーランスの映画プロデューサーとして活動。プロデュース作品は『矢沢永吉 RUN&RUN』『チ・ン・ピ・ラ』『課長島耕作』『ラジオの時間』など40作品を超える。著書に『太平洋の果実/石原裕次郎の下で』『デイドリーム・ビリーバー』などがある。

立川志の八(たてかわ しのはち)
1974年(昭49)5月24日、神奈川県生まれ。デザイン学校を経て2000年立川志の輔門下に。2011年、第10回さがみはら若手落語家選手権優勝。2012年第四回前橋若手落語家選手権優勝。2017年、真打ち昇進。出ばやしはエイトマン。

【書誌情報】
書名:栄光へのノーサイド
著者:増田久雄
体裁:46判/並製/
264ページ
定価:本体1600円(税別)
発売日:2019年7月23日
ISBN 978-4-309-02811-8
出版社:河出書房新社
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309028118/

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