鯉食キャンペーン2022特別企画『ベンガル料理にコイして。』福島県郡山市で初開催!~市町村別生産量日本一!郡山の鯉×ベンガル料理の新たな魅力に恋した2日間~

福島県郡山市のプレスリリース

県南鯉養殖漁業協同組合(代表理事組合長 熊田純幸)は、シタール奏者・ベンガル料理研究家である石濱匡雄さんとタブラ奏者ユザーンさんをゲストにお迎えし、『ベンガル料理にコイして。』を開催しました。
本イベントは、ベンガル料理を通じて全国市町村別生産量日本一である郡山特産の鯉の新たな魅力を発信するため、福島県郡山市で2022年1月22日(土)と23日(日)の2日間にわたり初めて行われたものです。

<お二人が郡山に滞在した2日間の様子をまとめた特別映像も郡山市公式YouTubeで本日公開>

■お二人が郡山に滞在した2日間の様子はこちらからご覧いただけます。

〇『ベンガル料理にコイして。』特別映像(URL:https://youtu.be/dozllxgVqAI

 

 

鯉のジョル

1月23日(日)当日の様子(左:ユザーンさん/右:石濱匡雄さん)

 

 

■1月22日(土) 鯉×ベンガル料理を学ぶ!『極上のベンガル鯉カレー料理教室』
1月22日(土)は、『ベンガル料理はおいしい』の著者である石濱さんを講師に『極上のベンガル鯉カレー料理教室』を日本調理技術専門学校で開催。インド・ベンガル州コルカタを20年来訪れ続けている石濱匡雄さんとタブラ奏者ユザーンさんによる、ベンガル地方郷土料理のレシピ本「ベンガル料理はおいしい」に掲載された鯉のスパイスカレーを、著者本人から直接学びました。

教室では、石濱さん私物の鍋を使い、「鯉のジョル」(さらっとしたスパイシーな汁物)、「鯉のカリア」(カシューナッツペーストを加えた濃厚なカレー)、「鯉の頭と豆のスープ」の3品を15名の参加者とともにつくりました。和気あいあいとした雰囲気の中、郡山ではなかなか食べることができないベンガル料理を学べる機会に、参加者も興味津々の様子で臨んでいました。

参加者とともにベンガル料理をつくる石濱さん

スパイスと塩を揉み込んだ鯉の頭

■1月23日(日) インド音楽の幻想的な調べとともに、鯉とベンガル料理の魅力を語る
1月23日(日)は、『インド音楽&トークコンサート 〜ベンガル料理はおいしい〜』を郡山公会堂で開催。ベンガル地方ではメジャーな食材である鯉とベンガル料理の魅力をお二人に語っていただき、シタールとタブラによるインド音楽を楽しめるトークコンサートを実施。シタールの甘く伸びやかな旋律に、深く優しいタブラの音が織りなす幻想的な響きが会場に広がり、訪れた人はしばしうっとりしたひとときを過ごしました。

トークセッションでは、石濱さんは「世界中で食べられている鯉は、湖や沼に住む野生のものです。でも郡山の鯉は養殖もの。餌の配合もこだわっているそうで、身に臭みもないし味がきれいですね。郡山ではお祝いのご馳走として鯉を食べていたそうですが、家庭でも、もっと浸透したらいいと思います。ターメリックと塩をまぶして油で揚げ焼きにするだけでもおいしいですよ。僕はインド生活が長かったので、今は淡水魚の方が好きです」とコメント。

ユザーンさんも「インドに住み始めた頃は少し鯉が苦手な時期もありましたが、今では大好物です。東京ではなかなか売っていないから食べたいときは通販に頼るしかないので、近所で鯉がすぐ手に入る郡山の人たちが羨ましいですよ」と鯉の魅力について語りました。

■鯉×ベンガル料理を味わう!石濱さん自ら手作りした『特製ベンガル鯉カレー』のテイクアウト販売も
さらにコンサート当日は、会場外にキッチンカーを設置し、石濱さんらが前夜に手づくりした150食の「特製ベンガル鯉カレー(鯉のカリア)」と「鯉の頭のポラオ(バスマティ米と鯉の頭を使った炊き込みご飯)」のテイクアウト販売も行われました。郡山の鯉を使った本場仕込みのベンガル料理を味わうために、多くのお客様がこぞって足を運び、コンサート開演前にはすべて完売しました。

 

「特製ベンガル鯉カレー(鯉のカリア)」と 「鯉の頭のポラオ(バスマティ米と鯉の頭を使った炊き込みご飯)」

キッチンカーには多くのお客様が足を運びました。

今後は、石濱さんの料理教室でつくった「鯉のジョル」のキットをネット上で販売する予定です。
鯉に恋する郡山プロジェクトでは、これからも安心・安全な郡山の鯉の新たな魅力を発掘し、発信する活動を展開してまいります。
 

■『ベンガル料理にコイして。』イベント概要

  • イベント① 石濱匡雄×ユザーン「極上のベンガル鯉カレー料理教室」

左上:鯉のジョル/下:鯉の頭と豆のスープ/中央:鯉のカリア

【日時】2022年1月22日(土)15:00〜17:00(受付14:30〜)
【会場】日本調理技術専門学校(郡山市安積四丁目229)
【メニュー】①鯉のジョル ②鯉のカリア ③鯉の頭と豆のスープ
【参加費】1名1,500円(税込)
【定員】16名
【申込】Peatixによる事前申込制
 

  • イベント② 石濱匡雄×ユザーン「インド音楽&トークコンサート 〜ベンガル料理はおいしい〜」

【日時】2022年1月23日(日)14:00〜16:00(13:15開場)
【会場】郡山公会堂(郡山市麓山一丁目8-4)
【参加費】無料
【定員】150名(※参加者同士の距離をとるため、席数を制限)
【申込】Peatixによる事前申込制
 

  • 【コンサート当日限定】 石濱さん特製ベンガル鯉カレーテイクアウト販売

コンサート当日150食限定で、石濱さんらが前夜に手づくりした「特製ベンガル鯉カレー(鯉のカリア)」と「鯉の頭のポラオ(バスマティ米と鯉の頭を使った炊き込みご飯)」のテイクアウト販売を実施。

【販売日時】2022年1月23日(日)11:00〜14:00
【販売場所】コンサート会場(郡山公会堂)前キッチンカー
【販売価格】特別価格600円(税込)
【販売数】150食
【その他】コンサート会場隣にある中央公民館1階の調理室を飲食スペースとして利用(人数制限あり)。

  • 本イベントの主催

主催:県南鯉養殖漁業協同組合
共催:郡山市、こおりやま食のブランド推進協議会
 

  • 「鯉食キャンペーン2022」について

2022年1月11日(火)〜3月7日(月)の期間中、郡山市内を中心にスーパーや飲食店など約80店舗で“旬の鯉”を購入又は味わうことができるキャンペーン。「アンケートに答えてプレゼントをもらおう企画」も実施しています。
https://koriyama-koikoi.com/
 

  • 鯉に恋する郡山プロジェクトについて

福島県郡山市は、鯉の生産量全国市町村別第1位の生産地であったものの消費地ではありませんでした。
そこで、郡山市と県南鯉養殖漁業協同組合が連携して「鯉に恋する郡山プロジェクト」を始動。鯉食文化の歴史を守り、そのおいしさを全国に広げ、そして新たな食文化の創造を目指しています。
https://koriyama-koikoi.com/
 

  • ベンガル地方郷土料理のレシピ本「ベンガル料理はおいしい」

毎年数カ月間をインドで過ごすユザーンの、超私的な願望をきっかけに生まれたベンガル料理本のニュースタンダード。 ベンガル料理とは、インド・西ベンガル州からバングラデシュにかけて広がる地域(ベンガル地方)の料理。野菜をふんだんに使うことが特徴の一つであり、コース料理のようにダール(汁物)からスタートし、野菜、魚、肉、と順番に食べていくスタイル。主食も米で、和食とも親和性があります。
本書では、現地の味に慣れ親しんだユザーンが絶賛する、シタール奏者・石濱匡雄によるベンガル料理レシピをご紹介。初心者でもトライしやすく、日本の食卓でも再現しやすいサバやチキンのカレー数種、魚や野菜のマスタードカレー、レンジでも調理可能なチョッチョリ(野菜や魚の蒸し煮)、簡単にできるご飯もののキチュリから手の込んだビリヤニまで。そしてチャイやヨーグルトのデザートも。
「石濱さんが作るベンガル料理のおいしさは、ちょっと異常だ」。そうユザーンが語る、35のレシピを網羅しました。
著者:石濱匡雄/監修:ユザーン/出版社:NUMABOOKS/定価:2,035円(税込)/発売日:2019年6月14日
 

  • 石濱匡雄さん プロフィール

15歳でインドの弦楽器シタールを習い始め97年渡印、モノジ・シャンカールさんに師事。在印中から様々なコンサート活動を行い、2003年より活動の基盤を日本へ移す。
近年はブロードウェイの人気ミュージカルSTOMPのキース・ミドルトンとの共演、ダリル・ジョーンズやロバート・アーヴィング3世率いるマイルス・エレクトリックバンドの来日公演にシタール奏者として参加するなど、古典音楽のみならずシタールの新たな可能性を打ち出している。2018年には初のニューヨーク公演を成功に収め、初のラジオ番組「シタール奏者・石濱匡雄のカレーだけじゃないインド」もMBS毎日放送より不定期放送中。2019年コルカタ・ニューヨーク・大阪の3都市でレコーディングされたニューアルバム『Tattva』をリリース。また、インド在住経験を生かし現地の家庭料理のレシピを紹介した初の著書「ベンガル料理はおいしい(著者:石濱匡雄 監修:U-zhaan)」も6月にリリースし、料理家としての側面も持ち合わせている。
http://www.tadao.in/
 

  • U-zhaan(ユザーン)さん プロフィール

オニンド・チャタルジー、ザキール・フセインの両さんからインドの打楽器「タブラ」を師事。2000年よりASA-CHANG&巡礼に加入し、『花』『影の無いヒト』など4枚のアルバムに参加。2010年に同ユニットを脱退後、U-zhaan × rei harakamiとして「川越ランデヴー」をリリース。2014年、ゲストに坂本龍一、ハナレグミらを迎えたアルバム『Tabla Rock Mountain』を発表した。2017年に蓮沼執太との共作アルバム『2 Tone』をリリース。2021年、U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESSとして、アルバム『たのしみ』をリリース。2019年にはレシピ本『ベンガル料理はおいしい(著:石濱匡雄)』を監修している。http://u-zhaan.com/

 

  • < 新型コロナウイルス感染症対策について >
    受付時の体温測定(体温が平熱+1℃以上ある方は参加をお断り。)、手指消毒、マスク着用、参加者同士の距離をとるなど、感染症対策を行った上で実施しました。

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