メ~テレのドキュメンタリーが映画に!ミニシアターの奮闘を描いた「コロナなんかぶっ飛ばせ」 2月19日(土)~シネマスコーレにて 先行上映!

メ~テレのプレスリリース

2020年に出された初の緊急事態宣言で、全国の映画館が休業を余儀なくされました。名古屋にあるミニシアター「シネマスコーレ」もその一つです。本作は、新型コロナ禍で、かつてないほどの苦境に追い込まれながらも、映画文化の多様性を守るために奮闘する木全純治支配人を追ったドキュメンタリーです。
2021年3月に放送した「メ~テレドキュメント 復館~シネマとコロナ~」(ギャラクシー賞 奨励賞受賞)に、未公開シーンや継続取材した映像を加え、劇場用に再編集しました。

シネマスコーレ 木全順治 支配人シネマスコーレ 木全順治 支配人

  シネマスコーレの座席数は51席。1983年に映画監督の若松孝二氏が創立して以来、木全支配人が見出したインディーズ映画やアジア映画の“知られざる名作”を“一日も休まずに”上映してきました。近年は坪井篤史副支配人が仕掛ける独創的なイベントで全国的に名前を知られるようになりました。映画作品と観客の「近さ」が魅力だったシネマスコーレは、「密」の回避が叫ばれる社会で存続できるのか。

2年間に及ぶ取材をもとに、ミニシアターが映画文化の発展に果たしてきた役割の大きさ、そして“多様性”が持つ意味を問い掛けます。
音楽は、若松孝二監督の荒々しさ、スコーレスタッフの映画への情熱を表現するため、オリジナル楽曲を制作しました。作曲は松本恵さん。その他ピアニストの山田秀俊さんをはじめ豪華アーティストが参加しています。

メ~テレでは、シネマスコーレの坪井副支配人の映画愛を描いた「シネマ狂想曲 名古屋映画館革命」を
2017年にシネマスコーレで公開しており、今作は、メ~テレドキュメントの映画化第2弾となります。

感染対策を行い、奥田瑛二氏にインタビュー感染対策を行い、奥田瑛二氏にインタビュー

■監督 菅原竜太 (メ~テレ)
「ありえません」「全く違います」・・・インタビュー中に何回、いや何十回と聞いたことでしょう。2年に渡る取材期間、木全純治支配人は私の質問意図や現状認識に疑問を呈し、予期せぬ答えを返し続けました。普段はニコニコ。どんな取材も嫌な顔せずに受け入れてくれますが、相手の意見に簡単には同調しません。「寛容さ」と「常識への疑問」。これらを体現したのが、木全支配人率いるシネマスコーレです。今回の映画は、その背景にある人間ドラマを描きました。大きなスクリーンで体感していただけると幸いです。

■製作総指揮 村瀬史憲 (メ~テレ)
生前の若松孝二監督と中東のレバノンを訪れたことがあります。「エロスと暴力」が作風とされる若松監督ですが、言動の根底に“個性に対する敬愛”があることを知りました。シネマスコーレは、いわば若松監督の「作品」です。新型コロナの感染拡大で「当たり前」になったことを、疑ってみる。本作の主人公である木全純治支配人が守ろうとしているものは、単に映画の世界にとどまるものではありません。若松監督から受け継がれたシネマスコーレに、コロナ禍の社会は何を映し出すのか。是非、ご覧ください。

〈作品概要〉
【出演】木全純治 坪井篤史 奥田瑛二 入江悠 瀬戸慎吾 足立正生 ほか
【語り】韓英恵
【スタッフ】製作総指揮:村瀬史憲 監督:菅原竜太 
 撮影:水野孝  編集:本地亜星、田中博昭 音楽:松本恵   音楽監督・選曲:村上祐美 
MA:犬飼小波 効果:河合亮輔 他 
【制作】 メ~テレ(名古屋テレビ放送)
【配給】 メ~テレ(名古屋テレビ放送) シネマスコーレ
【作品長】95分
【上映】2022年2月19日(土)~3月11日(金)シネマスコーレにて
※3月以降に東京・大阪等での上映を準備中
【チケット】前売り1300円 当日1700円 
  シネマスコーレ、名古屋市内プレイガイドにて販売中。
【HP】 https://www.nagoyatv.com/program_sp/buttobase.html

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