爆笑問題・太田光さんが語る 「こんな本を読んできた」インタビュー動画 2月24日(木)公開

東京都書店商業組合のプレスリリース

東京都の「街の本屋」を中心に組織する東京都書店商業組合は、2月24日(木)に爆笑問題の太田光さんのインタビュー動画(https://youtu.be/0PFs_pNWEv4)を公開します。そのほか、池上彰さん、尾木ママさん、トラウデン直美さんなど本屋好き有名人のインタビュー動画も公開します。

 

 

太田さんが影響を受けた本とは?

子どもの頃、母による読み聞かせで本に親しんだ太田さん。小説家志望だった父の影響もあり、高校時代には太宰治や島崎藤村などの私小説を読みふけったと言います。一番好きな太宰の作品は?知る人ぞ知る、隠れた名作です。

 

太田さんは電子書籍と紙の本、どちらが好き?

太田さんの高校時代、日曜日の楽しみは神田の本屋に行くことでした。何度でも読みたい本は紙を買い、売ったり捨てたりしないで自宅の書庫へ収めます。しかし、電子書籍も捨てがたい魅力があるとも言います。

 

そのほか、「本屋さん好きな有名人に話を聞きました」シリーズ動画では、トラウデン直美さん、池上彰さん、尾木ママさん、磯田道史さん、今村翔吾さん、しまおまほさん、宇多丸さんなど多彩な方々が登場します。

■池上彰インタビュー「書店は知のインフラである」【近日公開予定】

「書店って、言ってみれば「知のインフラ」だと思うんですよ。道路だったり、橋だったり、インフラがしっかりしていなければその地域・街・国は成り立ちませんよね」ーー。

■尾木ママに聞く「本屋のことは街ぐるみで考える」

「私はあちこちへ講演会へ行ったり移動が多いので、その時に本屋さんへ行きます。つい最近も、うちから歩いて数分のところに子ども専用の本屋ができて、孫たちと行きました。街の中に本屋があることがめちゃくちゃ大事だと思います」ーー。

■トラウデンさんが、本や本屋さんの魅力を語ります

「私、本が好きなんですよね。別世界に行けるというか、いろんな世界を転々とできるような気がして。本を読んでいると、入り込んでしまう感じがいいですよね」ーー。

■【第166回直木賞受賞】今村翔吾先生インタビュー

歴史小説家の新星!!破竹の勢いで執筆活動を続ける、今村翔吾先生にお話を聞きました。「きのしたブックセンター」を事業承継したきっかけは?、これからの本屋さんは読者にどんな価値を提供していくべきか?、紙の本の魅力とは?、忘れられない本屋さんは?ーー。

■磯田道史さんー石橋毅史さんスペシャル対談【近日公開予定】

石橋氏「本屋は衰退していると言われるが、生き残っている本屋には力強さがある。まだ本屋は十分魅力的な場所」。磯田氏「日本はこの地球上でもっとも出版文化をしてきた土地、デジタルになっても、我々が率先して世界に示さなければならない」ーー。

■本屋さんが好き。〜林芽亜里と本屋のはなし〜

雑誌『ニコラ』で史上初の表紙&裏表紙を飾るなど、絶大な支持を受けるティーンモデルの林芽亜里さん。実は小学生の頃から読書家で、年に100冊読んでいたそう。そんな林さんにお仕事にも役立つという本の話を聞きました。

■宇多丸&しまおまほ街の本屋スペシャル対談【近日公開予定】

宇多丸さんとしまおまほさん二人の文化人によるスペシャル対談。前編は「街の本屋さんの思い出」、後編は「本屋さんの未来」のテーマで、独自の視点で本屋を語り尽くします!

■ラジオドラマ脚本家・北阪昌人さんが語る本と本屋への思い

【北阪昌人】ラジオドラマ脚本家。ラジオドラマ『NISSANあ、安部礼司』は、放送16年目を迎える。

■映画監督・篠原哲雄さんが語る本と本屋への思い

【篠原哲雄】映画監督。2018年『花戦さ』で第41回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞。

■ラジオドラマ脚本家・北阪昌人さんと映画監督・篠原哲雄さんが語る本と本屋への思い

北阪さんと篠原さんに、ふたりの出会いや創作活動、本との関わりについて語っていただきました。

 

「地元の商店街から、本屋がなくなった」 8割も消えてしまった東京の本屋さん

 

 

今から25年ほど前までは、東京に限らず全国の至る所に「街の本屋」がありました。東京都にある中小書店(街の本屋)を中心に組織する当組合の2022年1月時点の組合加盟店舗数は287店。1984年の1426店のピークから8割減少しました(※上図参照)。本の購入方法が「大型書店」や「EC販売」などへ移行したことで、買い物弱者にとって本が遠い存在になりつつあります。

 

街の本屋に深刻な影響を及ぼす出版市場の縮小

日本における紙の雑誌と書籍の販売金額は、1996年の2兆6,564億円をピークに減少し続け、2020年には1兆2,237億円と半分以下に縮小しました。近年はコミックなどの電子書籍の普及がすすみ、2019年以降は紙と電子の販売金額の合計は微増しています。しかし、街の本屋の収入の柱である雑誌の売上げは、最盛期には1兆5,633億円ありましたが、2020年には5,576億円となり、その規模は約3分の1にまで縮小しています。

(出典:『出版指標年報2021年版』出版科学研究所)

 

東京都書店商業組合について

東京都書店商業組合は、東京都にある中小書店(街の本屋)が中心となって組織されています。明治20年に発足した「東京書籍商組合」が元となり、現在に至ります。当組合は、街の本屋が生き残っていくために、読書推進・増売運動・共同購買・取引条件改善等に取り組んでいます。多くの良書をお客様に直接手渡すことができる街の本屋を存続させることが、社会への大きな貢献であるという自負を持ち、今後も活動してまいります。

 

YouTubeチャンネル「東京の本屋さん~街に本屋があるということ~」

東京の本屋たちが本屋の魅力を発信!

ご視聴はコチラから!https://www.youtube.com/c/tokyo-shoten

チャンネル開設日:2021年10月27日

チャンネルの企画・運営:東京都書店商業組合

 

YouTubeチャンネル「東京の本屋さん」では、東京都内にある72書店の紹介動画を順次公開しております(2022年2月21日現在の公開数は65店)。そのうち、40書店程の動画原案を、国内外で活躍する出版ジャーナリスト・石橋毅史氏が担当しました。そのほか、街の本屋を応援する有名人の方々にも協力を仰ぎ、爆笑問題の太田光さん、このたび直木賞を受賞しご自身も大阪で街の本屋「きのしたブックセンター」を営む作家の今村翔吾さん、TV等のニュース解説番組で活躍する池上彰さんなどの賛同を得られました。ラジオドラマ脚本家の北阪昌人さん、映画監督の篠原哲雄さんによる「街と本と」をテーマにしたトーク動画も公開しております。篠原哲雄監督による新作ドラマ「本を贈る」も2月25日(金)より配信予定です。これらの企画が、より多くの方々に「街の本屋」そして街づくり、地域のあり方を考えるきっかけになることを、切に願っております。

 

※本事業は東京都中小企業団体中央会 (https://www.tokyochuokai.or.jp/) より委託を受け、 東京都書 店商業組合が中小企業新戦略支援事業 (団体向け) に係る特別支援 『新しい日常対応型業界活性化プロジェクト』 を活用して運営しています。

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