10代のためのクリエーションの学び舎「GAKU」 「WONK」「millenium parade」キーボーディスト・江﨑文武氏による音楽の授業を開講

ログズ株式会社のプレスリリース

 

10代のためのクリエーションの学び舎「GAKU」は、音楽に関心のある受講生に対し、音楽とともに、音楽を通して他の領域への学びを深めるクラス「Beyond the Music」の第2弾を、2022年3月に開講します。

総合ディレクションおよび全編司会を務めるのは、「WONK」「millenium parade」でキーボードを担当するほか、様々なアーティスト作品のレコーディングやプロデュースを手がける江﨑文武氏。尚、本講義は第1弾同様、WEGO及びManhattan Recordsの協賛授業となります。

ゲスト講師として、料理人やファッションモデルとしても活動する「WONK」ボーカリストの長塚健斗氏や、レシピ本「妄想ごはん」を出版し、食の分野でも活動を広げる「ゲスの極み乙女。」ベーシストの休日課長氏、ピアニストの身体の動きから脳のメカニズムに迫る「ピアニストの脳を科学する」などの著書で知られる脳科学者/演奏家の古屋晋一氏他、幅広い分野で活躍する音楽家やクリエイター、研究者も登壇し、全6回の授業を展開します。急速に変化する音楽の制作環境や社会の中で「アーティストはただ音楽をつくる・表現するだけではいけない」という江﨑氏の課題感により、音楽を通して様々な分野を総合的に学ぶ姿勢や視点を育むことが目指されています。

受講対象者は、音楽に関心のある、中高生を中心とした10 代。感染症対策のため実際の教室での参加者は15名程度に限定されますが、一部講義のオンライン配信、また授業実施後にPodcastでの番組配信も予定しています。初回授業の応募は、2月28日(月)からGAKU 公式HPのクラスページにて受付開始。第2回以降の開催日程など応募情報については、HPおよびSNSにてお知らせします。

国内外で活躍するクリエイターが講師となり、新たなクリエーションと教育のあり方を発信するGAKUのクラスにぜひご注目いただけますと幸いです。

 

Beyond the Music 音楽の向こう側

内容:   江﨑文武氏とジャンルを横断して幅広く活躍するミュージシャンやクリエイター、研究者による講義とワークショップ
会場:   GAKU(東京都渋⾕区宇⽥川町15-1 渋⾕PARCO 9階)
メイン講師:江﨑文武(音楽家/WONK、millennium paradeキーボーディスト)
日時:     2022年3月下旬 – 8月下旬 全6回 *詳細の日時は随時お知らせします
料金:     各回3,000円(税抜)
対象:     10代(抽選)
参加方法: 開催毎に事前募集
定員:     15名程度
協賛:   WEGO、Manhattan Records
授業詳細: https://gaku.school/class/beyond-the-music/

主宰者プロフィール              
 

江﨑文武(音楽家/WONK、millennium paradeキーボーディスト)

音楽家。1992年、福岡市生まれ。
4歳からピアノを、7歳から作曲を学ぶ。東京藝術大学音楽学部卒業。東京大学大学院修士課程修了。
WONK, millennium paradeでキーボードを務めるほか、King Gnu, Vaundyなど数多くのアーティスト作品にレコーディング、プロデュースで参加。映画『ホムンクルス』(2021)をはじめ劇伴音楽も手掛けるほか、音楽レーベルの主宰、芸術教育への参加など、さまざまな領域を自由に横断しながら活動を続ける。
2021年、ソロでの音楽活動をスタート。
HP           https://ayatake.co/

Instagram  @ayatake
Twitter       @ayatalce

メッセージ                

Beyond the Musicは、音楽を志す/あるいは音楽に関心のある受講生に対し、音楽を通じて、言語、文化、歴史、物理、民族、テクノロジーといった、他の領域への学びを深める試みです。

今日、音楽を取り巻く環境は急速に変化しています。CDビジネスからデジタル配信・ストリーミングサービスへの移行、アジアのポピュラー音楽の欧米進出、あるいはアフリカのポピュラー音楽の隆盛、さらにはアーティストとBLMをはじめとする社会問題の関係まで。少し気を抜けばあっという間に時代の変化に取り残されてしまういま、アーティストはただ音楽をつくる・表現するだけではなく、こうした背景を理解することがますます重要になってきています。

それでは、そうした俯瞰的な視点を持つためにはどうすればいいのでしょうか。その答えの1つには「統合的に学ぶ」姿勢があると考えます。たとえば、音楽を「音波」として捉えると「物理学」との関わりが見えてきます。歌詞に目を向けると「言語学」との関わりが見えてきます。

本講義は、こうした統合的に学ぶ姿勢の獲得を1つの到達点とし、音楽を軸に様々な学問領域を横断しながら展開する、オルタナティブな学びの場です。

江﨑文武
 

 

プログラム                   

第1回 「音楽と食」 2022年3月27日(日) 16:00 – 18:00
「人間の食欲は空間から強い影響を受けるが、空間の居心地を決めるもっとも重要な要素はBGMである」「ゆったりとしたクラシック音楽は食欲を増進させるが、ロックなど激しい音楽は食欲を減退させる」といった先行研究もあるぐらい、音楽と食には深い関わりがあります。また、ロッシーニをはじめ、音楽家と料理人の双方の顔をもつ人物も少なくありません。この授業では、音楽家でありながら料理人としての活動も展開しているゲストをお招きし、食文化の歴史や音楽との関わりを紐解くほか、2つの領域を跨ぎながらの各人の活動についても深くお聞きします。ワークショップでは、参加者と講師が協力し合って、誰かに作ってあげたい「妄想レシピ」を考案します。

ゲスト講師:休日課長(「ゲスの極み乙女。」ベーシスト)
ベーシスト。1987年2月20日生まれ、埼玉県出身。大学時代にベースを始める。2012年、川谷絵音に誘われ「ゲスの極み乙女。」に加入。11年に東京農工大学大学院を卒業後、14年までは一般企業に勤めながらバンド活動を展開。17年に「DADARAY」、18年に「ichikoro」、21年に「礼賛」にベーシストとして加入。趣味は「食」。
Instagram  @kyujitsu_kacho
Twitter       @eninaranaiotoko
 

 

ゲスト講師:長塚 健斗(「WONK」ボーカリスト)
WONKのボーカリスト。個人では、冨田ラボやKing Gnu、millennium parade、Ryohu、elephant gym(台湾)らの作品に参加。料理人としての一面も持ち、大学在学中よりイタリアンやフレンチの有名店出身のシェフの下で本格的に修行を開始。卒業後には都内ビストロの立ち上げに料理長として携わる。現在、自身のYouTubeチャンネル「Kento’s Kitchen」も開設しているほか、所属レーベルEPISTROPH ではオリジナルブレンドコーヒーシリーズや、フレグランスシリーズのプロデュースも行なう
Instagram  @kentwits
Twitter    @Kent_kg

第2回 「音楽する脳」 2022年4月下旬
音楽家の脳を研究する古屋さんとともに、音楽と脳と身体の関わりを学びます。

ゲスト講師:古屋晋一(脳科学者)
ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー・シニアプログラムマネージャー,ハノーファー音楽演劇メディア大学 客員教授,社団法人NeuroPiano代表理事,上智大学 特任准教授,京都市立芸術大学・東京音楽大学・エリザベト音楽大学 講師.大阪大学基礎工学部,人間科学研究科を経て,医学系研究科にて博士(医学)を取得.ミネソタ大学 神経科学部,ハノーファー音大 音楽生理学・音楽家医学研究所,上智大学 理工学部にて勤務した後,現職.主な著書に,ピアニストの脳を科学する,ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと.国際学会Neurosciences and MusicにてScientific Board Memberを務める.
HP      https://www.neuropiano.net/

第3回 「音楽と建築」 2022年5月下旬
教会やコンサートホール、ライブハウスなどの音環境が音楽の発展に影響を与える様々な例をみていきながら、音楽と建築の関係に迫っていきます。

ゲスト講師:花摘知祐(建築家)
1990年東京生まれ。2015年東京理科大学大学院理工学研究科建築学専攻修士課程修了。2015年より永山祐子建築設計勤務、現在は番頭を務める。主な設計担当作に「2020年ドバイ国際博覧会日本館」(2021年)、「東京駅前常盤橋プロジェクトTorch Tower低層部デザイン」(2027年度竣工予定)、「LIXIL社屋オルタナティブトイレ」(2019)など。住宅、商業、公共建築、都市開発、プロダクトデザインなど、ジャンルや規模を問わず担当。建築や都市空間が持つ「大きさ」という概念に着目し、設計を行う。

*第4回以降の内容は、公式HPやSNSで順次お知らせいたします。

第1弾の様子               

【プログラム】
2020年11月から2021年5月にかけて開催された第1弾では、音楽を通じて、言語、文化、歴史、物理、民族、テクノロジーといった、他の領域への学びを深めていきました。少人数ならではの授業として、一人ひとりとの対話が大切にされ、授業終了後も音楽観や職業観についての質問が絶えないなど、幅広い10代による活発な様子がみられました。

第1回「音響と物理」井上幹(WONKベーシスト/ミックスエンジニア)、矢田部浩平(早稲田大学表現工学科・講師)
第2回「音楽とことば」額田大志(作曲家/演出家)
第3回「音楽と世界史『プロテストソングの世界地図』」 ermhoi(トラックメーカー/シンガー)
第4回「音楽人生Beat学」石若駿(打楽器奏者) 
第5回「芸術と科学」細井美裕(ボイスプレイヤー)
第6回「芸術と経済」常田俊太郎(ミュージシャン/株式会社ユートニック共同代表)

授業のレポート:https://gaku.school/report_genre/beyond-the-music/

【Podcast】
より多くの方々に本クラスの内容をお楽しみ頂くため、実践した講義やワークショップを振り返りながら「音楽を通じて社会を捉える」をテーマに、ゲスト講師と江﨑氏が新たに収録し、授業と同名称のPodcast番組として配信しています。

Podcast番組:https://open.spotify.com/show/13wFou8vCZmLNL897RDc94

協力企業情報               

WEGO
全国に約 160 以上のストアを展開。YOUR FAN をコーポレートスローガンにかかげ、 ファッションの提案にとどまらず、ストリートから派生している様々なカルチャーをピックアップし、商品開発やイベント運営など多岐にわたるプロモーションを行う。あらゆるテーマをあらゆるルートで取り扱い、WEGOをストア機能としてだけでなくひとつのメディアとして捉え、発信し続けている。
公式HP        wego.jp
公式Instagram   @wego_official 
公式Twitter          @WEGO_press      

Manhattan Records
1980年に渋谷でスタートした、クラブミュージックの専門店。
R&Bやヒップホップをはじめとするミュージックシーンの最先端を紹介しつづけている。さらに販売事業だけでなく、レコードレーベル「Manhattan Recordings」として、ヒップホップ/R&Bを中心とした国内外のアーティストをマネジメントし作品をリリース。 レコードカルチャーの聖地と呼ばれ、クラブカルチャーにおける伝説の存在に。
公式HP            manhattanrecords.jp
公式Instagram   @manhattan_records
公式Twitter          @ManhattanR

GAKU概要                
 

名称   GAKU(ガク)
場所   渋谷 PARCO 9 階(東京都渋谷区宇田川町 15-1)
運営   LOGS inc.(ログズ株式会社 東京都中央区日本橋横山町 7-14)
公式 HP    https://gaku.school
問合せ先 info@gaku.school

10 代のためのクリエーションの学び舎「GAKU」
世界的なクリエイターを多く輩出するファッションデザインスクール「ここのがっこう」代表の山縣良和をディレクターに迎え、10代のためのクリエイティブ教育の場として、音楽、建築、食、ファッション、デザイン、アートなど多種多様なクラスを展開いたします。講師となるのは、国内外で活躍する“本物” のクリエイター達。未知なる存在と共に試行錯誤することにより、 自己の感性と思考に向き合い、豊かな精神を育むことを目指します。
毎週水曜日にオンライン番組「ガクジン」配信中。https://gaku.school/gakuzine

 

お問合せ先                 

本件に関するお問い合わせは、下記担当者までご連絡ください。
佐藤海(サトウカイ) sato@gaku.school

 

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