「とりあえず撮っておけば…」の風潮に喝! 人気の自然風景写真家3人が明かした本音 合成と加工はどこまで許されるのか?

株式会社朝日新聞出版のプレスリリース

 

写真左から撮影:米美知子さん、菊池哲男さん、前川貴行さん写真左から撮影:米美知子さん、菊池哲男さん、前川貴行さん

「写真は思うように撮れないから面白い」

そう語るのは、風景写真家・米美知子さん。

米さんは「アサヒカメラ」2019年9月号で、「自然風景を撮るのであれば、自然を自然に表現してほしい」と、“インスタ映え”やフォトコンテストの入賞を重視した「レタッチしすぎ」な写真に対する思いを明かして話題を呼んだ、幅広い世代にファンを持つ写真家です。

「アサヒカメラ」2020年4月号では、さらに一歩踏み込んで、風景や動物といった自然写真を撮るうえで、合成・加工についてどう考えるべきかに向き合う、菊池哲男さん、前川貴行さん、米美知子さんという、人気のネイチャー写真家3人による鼎談をお届けします。

「合成が好きな人って、撮ったときに満足していないんじゃないかな」と口火を切った米さんに、「要するに写真を撮ったときにエクスタシーを感じていない」と反応したのは、動物写真を撮り続けている前川さん。「そのわくわく感、撮れた感」こそが「写真の面白さ」だと、山岳写真家の菊池さんが続けます。

「とりあえず撮っておけば後でなんとかなる」という風潮に疑問を投げかけ、「そもそも、合成とレタッチの議論って『写真の楽しさってどういうこと?』というところに行きつく」と語る3人の言葉にあふれる“ワンカット(一枚撮り)の哲学”を、3人の圧倒的なグラビアとともに味わえます。

さて、その「ワンカット」をかなえるためには、カメラのことをよく知り、自在に使いこなす力が必要。そのための大特集が「マニュアルで写真力をアップする」です。

「露出」「ピント」「色」という、写真の基本3要素を核として、実践的なカメラ・レンズ操作のコツを紹介。マニュアル撮影に一家言を持つ人気写真家が哲学やテクニックを明かします。

カメラのAIに「撮らされる」のではなく、自らの手で「撮る」ために、ぜひ読んでいただきたい情報が満載です。

 

また、本号では、1926年創刊のアサヒカメラ94年の歴史において初めて、男性アイドルが表紙とグラビアに登場!

 

今年1月にCDデビューするや旋風を巻き起こした男性グループ、Snow Manの向井康二さんは、小学生の頃にカメラを始め、真剣に写真学校に通うことも考えたというほどのカメラ好き。毎日必ず写真を撮り、日々工夫を重ねてきた向井さんが“読者代表”となって、第一線の写真家に上手な撮り方や心構えを学ぶ、実戦形式のレッスン連載をスタート。スキルアップをしたいすべての方に役立つ内容となっています。

ほか、第45回木村伊兵衛写真賞を発表する別冊の特別付録、幻と消えたCP+2020の誌上再現(ノベルティープレゼント付き)など、読み応えたっぷり。発売前から予約が殺到、売り切れ注意の増大号です。

 

アサヒカメラ 2020年 4月号[増大号]
発売日:2020年3月19日
特別定価:1000円+税
https://www.amazon.co.jp/dp/B084QMDB81
※デジタル版も同時配信中です。

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