インディーズアイドル研究所のプレスリリース
ライブMCの注目点は「キャラ/人間性」が第1位で約28%!ダンスと歌は「上手さ」ではなく「一生懸命さ/情熱」が上位に!
【インディーズアイドル研究所】https://www.idollab.net/
「インディーズアイドルライブで魅力を感じる瞬間」調査ダイジェスト
【1】ライブで生のパフォーマンスを見る喜び第1位は「その日限りのパフォーマンス」、第2位は「生歌」!
ライブで生パフォーマンスを見る喜び・良さ第1位は「その日限りのパフォーマンスが楽しめる」(約26%)、「生歌」(約25%)、「ライブハウスならではの音響/照明/雰囲気」(23%)がランクイン。ヲタ芸目的ではなく、正に“ライブ感”を楽しんでいる人が多数という結果に。
【2】アイドルステージで注目するポイントTO3!第1位「表情」、第2位「歌」、第3位「ダンス」!
アイドルのステージ上で注目するポイントは「表情」「歌」「ダンス」という順に。ヲタクたちは「容姿」ということではなく、「笑顔であること」「表情が豊かであること」に最も注目していることが分かりました。
【3】「ダンス」「歌」で惹かれるポイントは「一生懸命さ/情熱」が上位に!“上手さ”ではない!
アイドルの「ダンス」は、上手さではなく「一生懸命さ/情熱」(約27%)が最も惹かれるポイントという結果になりました。「歌」においても第2位に支持される結果に。ライブに際し、歌やダンスに取り組むアイドル達の想いがパフォーマンスに現れた際に、ヲタクたちの心を動かすようです。
【4】「ライブMC」で惹かれるポイントNo.1は「キャラ/人間性」で約28%!「グループの一体感」も注視!
アイドルの「ライブMC」は、「キャラ/人間性」(約28%)が最も惹かれるポイントに挙がりました。また、個人だけが突出しているのではなく、「アイドルグループならではの一体感」(約25%)も重要という人がおり、アイドルたちはグループ内でのキャラ分けやMCでの役割分担を話し合って決めておくことが重要です。
※ 公開データの引用・転載の際は、『インディーズアイドル研究所調べ』と明記いただき、可能な限りHPリンクもご掲載下さい。
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《調査データ・詳細解説》
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【1】ライブで生のパフォーマンスを見る喜び第1位は「その日限りのパフォーマンス」、第2位は「生歌」!
インディーズアイドルのライブで「生のパフォーマンスを見る良さ・喜び」を調査したところ、「その日限りのパフォーマンスが楽しめる」と回答した人が約26%で最多でした《図1》。次いで「生歌が聴ける」で約25%、「ライブハウスならではの音響/照明/雰囲気」で約23%という結果になりました。
「コール&レスポンス」や「ヲタ芸が打てる」という、ヲタクたち主体の目的というのは、上位の理由には入りませんでした。これは、コロナ禍の影響を受けていることも多分にありますが、アイドルたちは“生ライブだからこそ楽しむことができるダンス・歌・トークを磨くこと”が重要であると言えます。
【2】ステージ注目ポイントTO3!第1位「表情」、第2位「歌」、第3位「ダンス」!
インディーズアイドルのライブで「ステージ上のパフォ―マンスで注目していること」について調査したところ、第1位は「表情(笑顔がいい/表情豊かである等)」で約23%でした《図2》。第2位は「歌」(約21%)、第3位は「ダンス」(約17%)という結果に。
一方、「ルックス(顔/スタイル)」は約11%と低い結果になりました。
ステージ上では、「容姿」ということではなく、表情や歌、ダンスなど“パフォーマンス自体が魅力的に感じる”ポイントに注目しているヲタクが多いことが分かります。
【3】「ダンス」「歌」で惹かれるポイントは「一生懸命さ/情熱」が上位に!“上手さ”ではない!
●ダンス部門 調査●
インディーズアイドルのライブでの「ダンスで惹かれるポイント」について調査したところ、第1位は「一生懸命な感じ/情熱」で約28%の人が回答しました《図3》。「テクニック/キレ」など“ダンスの上手さ”をポイントとして挙げている人は約19%と第3位の結果に。
「以前より成長がみられる」「表現力」など、上手さではなく、本人たちの想いや一生懸命さ、努力の度合いが分かる部分にヲタクたちが惹かれていることが分かります。
また、「ダンスはそんなに注目していない」人は約2%と非常に低い結果に。つまり、「アイドルパフォーマンスにおけるダンス」は約98%が注目しているポイントだということが結果から分かりました。
●歌部門 調査●
続いて、インディーズアイドルのライブでの「歌で惹かれるポイント」について調査したところ、第1位は「表現力」で約22%の人が回答しました《図3》。
注目すべきは第2位の「一生懸命な感じ/情熱」(約19%)です。「テクニック」が約9%という低い注目度合いからも分かるように、先の「ダンス」アンケートと同じく、“歌の上手さ”ではない点にヲタクたちが魅力を感じていることが分かります。
また、「歌はそんなに注目していない」と回答した人が0.7%と低い数値となっていること、また、「生歌であるかどうか」というポイントが約16%で第4位に挙がってきて来ることを見ると、「歌」は99%のヲタクが注視しており、また「生歌であること」はライブパフォーマンスにおいて重要視されていることが分かります。
インディーズアイドル達は、ダンス同様、「歌」についてもしっかりと練習を重ね、生歌で届けられるようパフォーマンスを磨いていく必要がありそうです。
【4】「ライブMC」で惹かれるポイントNo.1は「キャラ/人間性」で約28%!「グループの一体感」も注視!
インディーズアイドルのライブでの「MC・トークで惹かれるポイント」について調査したところ、第1位は「キャラ/人間性」で約28%の人が回答しました《図5》。
また、「その会場でしか聞けない話(話の内容)」(約26%)が第2位に。設問1(図1)で第1位に挙がった「その日限りのパフォーマンス」からも分かるように、MCの内容もその日しか楽しめない内容を期待しているヲタクが多いことが分かります。
興味深い結果は、第3位に挙がった「グループとしてのMC・トークの面白さ」(約25%)です。「キャラ/人間性」が1位となる一方で、「個人のトーク力」は約14%と低い結果になったことから、“グループでキャラ分けし、MCでは役割分担をしてグループとしてのトークカラーを出していく”ことが重要であると言えます。
一人だけが面白い、一人だけがしゃべり倒すということは「アイドルグループ」である以上、魅力を感じるポイントとなっておらず、インディーズアイドルたちはMCについても、事前にしっかりとグループ内で対話をし、考えてからライブに臨む必要がありそうです。
所長:遠藤舞より考察
今回はライブにおいて、ヲタクのみんながどんなところに注目し、魅力を感じているかのアンケートをとらせていただきました。
やはりせっかく足を運びアイドルに会いに来る・ライブを観に来るということもあり、「その日だから観られる特別感」だったり「生歌」であることが重要視されるのですね。
ある意味では歌詞が飛んでしまったり音を外してしまったり、ダンスが遅れてしまったり、アイドル側にとっては「ああ失敗した・・!」と頭を抱えてしまうことでもヲタク側からしたらその日にしか見ることができない、嬉しいサプライズの一つなのかもしれません。笑
そして歌・ダンスなどのパフォーマンスにおいてはスキルよりも「ひたむきさ」「情熱」といったものがより刺さるようです。もちろん歌唱力やダンスのキレなどパフォーマンススキルを観てくれているヲタクもいるので、鍛錬は重要ですが、「わたしは歌(ダンス)が苦手だから・・」と卑下したり諦めたりする必要は全くありません。キラッキラの表情で、自分の情熱をパフォーマンスに思い切りぶつけ、ステージ上で目一杯輝きましょう。
MCにおいても、個々のトークスキルというよりも、その子がどんなキャラクターかを知ることができる方がヲタクたちは嬉しいみたいです。グループのみんなとMCの打ち合わせをたくさんして、それぞれのキャラクターをアピールできるようなエピソードをMCに盛り込みましょう!
調査方法
調査期間:2021年10月3日~10月14日
調査対象:WEB調査(Twitter調査)
有効回答数:N=366
調査実施・分析:インディーズアイドル研究所
インディーズアイドル研究所
「インディーズアイドル(地下アイドル)」、そのアイドルを支える「ファン(ヲタク)」を中心に構成さえている「インディーズアイドル業界」について、独自の調査を行い、定量的・定性的に分析していきます。元「アイドリング!!!」・遠藤舞が所長となり、生の「アイドル」「ヲタク」の声を発信していきます。
インディーズアイドルとは
本研究所においては、「インディーズアイドル」とは、「メジャーレーベルからCDデビューしていないアイドル」と定義いたします。世間では「地下アイドル」「ライブアイドル」と呼ばれる場合もあります。本研究所では「インディーズアイドル業界」について調査・分析を行っていきます。
「インディーズアイドル研究所」活動予定
●インディーズアイドル業界の調査分析・発信(マーケテイングリリース配信)
●インディーズアイドルのブッキング/紹介
●インディーズアイドルのトレーニング(ボイストレーニング/パフォーマンス指導/メンタルトレーニングなど)
●インディーズアイドル、運営企業へのサポート(マーケテイング調査支援、調査データ支援など)
「インディーズアイドル研究所」メンバー
《インディーズアイドル研究所 所長:遠藤舞》
アイドルグループ「アイドリング!!!」のリーダーとして活躍、後にエイベックスよりソロデビュー。現在はボイストレーナーとして多くのアイドルグループや歌手に歌唱指導を行う。「インディーズアイドル研究所」所長に就任。「アイドルの現場に携わる人々」がより良い活動を行うために役立つ情報を調査・分析し“アイドル業界のリアル”を発信している。
●Twitter https://twitter.com/endo_mai2
《ブランドPRプロデューサー:福地セイカ》
ポップスバンド「Neontetra(ネオンテトラ)」ボーカル、作編曲家。2020年に「時の旅人 ~令和ゆかりの地・太宰府のうた~」でメジャーデビュー。会社員経験があり、担当した企業は、上場、M&A、ビジネスの収益化を達成させ成功に導く。2021年には「日経xwoman」アンバサダーにも就任。
●Twitter https://twitter.com/seika_letter
●Neontetra HP http://neontetra.jpn.com/
「インディーズアイドル研究所」概要
・名称:インディーズアイドル研究所
・URL:https://www.idollab.net/
・所長:遠藤 舞
・活動内容:インディーズアイドル業界の「アイドル」「ヲタク」に関する調査・分析・情報発信 など
※ 公開データの引用・転載の際は、『インディーズアイドル研究所調べ』と明記いただき、可能な限りHPリンクもご掲載下さい。
【インディーズアイドル研究所】https://www.idollab.net/