この春、卒業式をあなたに。「ラジオで卒業式」大団円迎える

朝日放送ラジオ株式会社のプレスリリース

3月22日(日)お昼2時からABCラジオで放送された3時間の生放送特別番組「ラジオで卒業式~今こそ、家族とABCラジオ~」。M-1王者ミルクボーイ、ET-KINGら豪華ゲストが生漫才・生ライブで卒業生の門出を祝福した。
番組オープニングから大エンディングまで完全リポート!

ABCラジオでは、日本政府から休校要請の出た3月2日から、『今こそ、家族とABCラジオ』と題した
キャンペーンを平日の生放送番組で展開してきた。

その最終日である3月22日(日)昼2時~夕方5時の3時間生放送で『ラジオで卒業式』を開催。

卒業式を行えなかった小・中・高校生の卒業式で伝えたかった想い、
悲しむ子どもの姿を見守る親御さんの想い、生徒たちに何も伝えられず別れるしかなかった先生方の想いを
救済していく。
また、出演する場所を失った芸人やアーティストの救済として生ライブの場も用意された。

メインスタジオとなるABCラジオ第2スタジオでは、ABCラジオ毎週火曜~金曜夜6時から生放送の
『伊藤史隆のラジオノオト』で司会を務める伊藤史隆アナと木曜パートナーの小林祐梨子、
そして『M-1グランプリ2019』王者で、4月からはABCラジオでレギュラー番組『ミルクボーイの煩悩の塊』が
スタートするミルクボーイの4人が司会を務めて番組を進行。

女子1500メートル日本記録保持者の小林とミルクボーイ駒場がスポーツ筋肉談義を楽しむ和やかな雰囲気の中、式場と称される第1スタジオでも同時に生放送で進行された。

そちらの中継を担当するのは、ABCラジオ毎週水曜夜10時から生放送の『よなよな水曜日』を担当する
シンガーソングライターの近藤夏子と北村真平アナ。

式場には、元からスタジオにあるグランドピアノが真ん中に置かれ、右端にはDJブース、

 

左端には高座

、そして、その前にはサンパチマイクが置かれた。

 

 

音楽、落語、漫才、全てに対応が出来る特設状態でスタンバイ。

ABCラジオだからこそ出来るセッティングだが、その見た目は、やはり強烈なインパクトがあり、
伊藤アナいわく「30何年アナウンサーをやっているけど、こんなスタジオを観た事ない!」と驚く。

近藤と、「情報量が多いスタジオ!」と興奮する北村アナが進行の中、式場には最初、この日登場するET-KING、
有華、ネイビーズアフロ、丸亀じゃんご、桂米輝、総勢11人が集合して、賑やかなオープニングトークを。

そして、トップバッターはABCラジオ毎週金曜夜9時5分生放送の『下埜正太のショータイムレディオ』で
アシスタントを務める有華。

大きなノートに手書きで書いた歌詞をグランドピアノの譜面台に置き、緊張した面持ちで歌っていく。

オリジナル曲「カラフル」から始まり、『ショータイムレディオ』でも歌った事があり、自身の中で卒業ソングと
言えば思い出すというアンジェラアキ『手紙~拝啓十五の君へ』へ。

ラストは『ただいま、おかえり。』と全体的に卒業式らしいしっとりした雰囲気で歌われた。

漫才パートは、丸亀じゃんご、ネイビーズアフロの順で登場。

劇場も休止されている為、人前で漫才をするのは半月ぶりという丸亀じゃんごは、卒業の話題から初恋を
テーマに幼稚園児のネタを。

 
ネイビーズアフロは、自己紹介と見せかけて、同じく神戸大学出身の北村アナのプロフィールを延々と話し、
その後も、これまた同じく神戸大学出身の伊藤アナ、その上、近藤夏子のプロフィール、そして見学に来ていた
増田紗織アナ、最後は目の前で観ていた後輩の丸亀じゃんごを巻き込んでの、本当にこの日限りの特別な漫才を
披露した。
 

ミルクボーイも第2スタジオから式場へ移動して、近藤と北村アナとトークを。

その昔、近藤がミルクボーイの漫才を生で観ていた秘話も打ち明けられ、そして、本番を控えたET-KINGも観に来て爆笑する中、オカンの好きなゲーム『ビンゴ』を題材にした漫才が披露された。

先程までミルクボーイの昔のネタをいじりまくっていた近藤だが、シンガーソングライターのスイッチに
切り替えて、まずは学生時代を想い出を話してから、中島みゆきのカバー『時代』を歌い上げる。

 

以前、高校3年生の女子の依頼を受けて制作された『宝物』、続いて卒業式の定番『旅立ちの日に』と卒業ソングを2曲連続歌ったが、『旅立ちの日に』では北村アナが男性パートを歌う珍場面も!

この日、唯一の落語家となった御自身いわく『落語界のひよこ饅頭』こと桂米輝は、学校での落語会での
思い出を枕に、むちゃくちゃな料理店の店主を描いた創作落語『DNA』を披露。

その後のトークでも師匠の桂米團治とのエピソードや現在300人の落語家が所属する上方落語界の話も
明かされた。

大トリはABCラジオ毎週日曜夜11時から放送の『ET-KINGのえべっさんでぇ!』にも出演するET-KING。

1曲目『愛しい人へ』からスタジオは大盛り上がりとなり、2曲目では10数年ぶりのライブ演奏となる
井上順のカバー『お世話になりました』を。

「先輩、先生、お父さん、お母さん。今まで本当にありがとう!」というMCもされて、昭和の大名曲が
リズミカルに歌われた。

ラストは『ギフト』が歌われ、式場で鑑賞する近藤、北村アナ、ミルクボーイ、そして、式場のガラス越しに
見守る有華、伊藤アナ、小林ら関係者全員が手を上げてノリノリに。

アンコールでは、ミルクボーイもCM出演するindeedとのコラボソングを、ミルクボーイについて歌う特別な
歌詞で披露。

普段は色々な人を題材にした漫才も披露するミルクボーイだが、自身を題材にされて大照れに!

番組最後は出演者全員が式場に集合して、有華のピアノ伴奏で長渕剛の大名曲『乾杯』を熱唱。

この日、多くのリスナーから卒業式にまつわるメールが紹介されたが、『乾杯』披露の後には、
91歳の祖母をもつリスナーから当時、敗戦と学校制度の急な変更で祖母の女学校卒業式が開催されなかった
エピソードが紹介された。

それでも明るく人生を過ごしているという91歳のエピソードには、コロナ憂鬱で疲れ切ったリスナーの方々も
励まされたのではないだろうか。

〆は出演者全員での『卒業おめでとうございます!!』という大合唱。

こんな時だからこその元気なラジオ生放送は、こうして大団円を迎えた。

(取材文・鈴木淳史)

「ラジオで卒業式~今こそ、家族とABCラジオ~」は
放送から1週間以内ならスマホやPCからradikoでお聞きいただけます!

http://radiko.jp/share/?sid=ABC&t=20200322140000

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