映画アンソロジー・シリーズ 『スモール・アックス』自由を奪われた人々が必死に声を上げる第1話の予告映像解禁!さらに、今回限りのトークイベント付き第1話最速無料試写会開催決定!

株式会社スター・チャンネルのプレスリリース

アカデミー賞受賞『それでも夜は明ける』のスティーヴ・マックイーン監督・脚本
イギリス・黒人差別の歴史をレゲエ音楽と共に伝える傑作シリーズが、待望の日本初上陸!

『株式会社スター・チャンネル(東京都港区)が運営する「スターチャンネルEX」では、アカデミー賞作品賞を受賞した映画『それでも夜は明ける』のスティーヴ・マックイーン監督が、初めて挑んだTVシリーズ『スモール・アックス』(全5話)を、 3月29日(火)から独占配信!

ゴールデン・グローブ賞で最優秀助演男優賞(ジョン・ボイエガ)ロサンゼルス映画批評家協会賞では『ノマドランド』を抑えて最優秀作品賞に輝くなど、世界中の映画賞で高い評価を獲得。“BLM(ブラック・ライブズ・マター)”の叫びが世界を揺るがす今、絶対に見逃せない、鋭い社会的メッセージとエンタテインメント性を備えた一級作品だ。
そしてこの度、本作の第1話『マングローブ』の予告映像が解禁となる。

“マングローブ”は1992年までロンドンに実在した黒人住民憩いのレストランを指し、本作は当レストランに対し不当に手入れを繰り返す白人警官たちを相手に裁判を起こした9人の黒人グループ “マングローブ9”の実話を描いた。イギリス警察による黒人差別が初めて法の下で裁かれた、イギリスの黒人コミュティにとって歴史的なターニング・ポイントとなった事件である。今回初解禁となった第1話の予告映像では、差別や偏見で苦しんでいる者たちが警察に取り押さえられ、自由を奪われていく様が映し出される。レティーシャ・ライト演じるアルシアが、拡声器を手に「黒人に対する攻撃はこれで終わらない。この組織的な攻撃はこれからも続く!もうウンザリだと声を上げるの!」と仲間たちを鼓舞する。理不尽な理由で苦しんでいる人々が、団結し立ち向かう姿は胸を熱くさせる。まさに世界情勢が混沌となった今こそ観るべき予告映像となっている。

さらに、トークイベント付き第1話最速無料劇場試写会の開催が決定。試写会後には映画・音楽ジャーナリスト宇野維正が登壇し、本作の見どころを解説する。本作を映画館で上映するのは今回限りの貴重な機会のため、是非チェックして欲しい。

<スティーヴ・マックイーン監督作『スモール・アックス』第1話最速無料試写会>
■日時:3月26日(土) 12:15 入場開始/12:00 受付開始/12:30 上映開始(14:37上映終了)/14:45~15:15 トークイベント
■会場:TOHOシネマズ 日本橋 スクリーン6(東京都東京都中央区日本橋室町2-3-1 コレド室町2 3階)
■ゲスト:宇野維正(映画・音楽ジャーナリスト)
■チケットのご予約はこちら:https://t.livepocket.jp/e/smallaxe
※3月15(火)18時より、上記にて先着順でご予約を受け付けます。 / 注意事項をご一読の上、ご予約をお願いいたします。

<見どころポイント>
■『それでも夜は明ける』のスティーヴ・マックイーン監督が手掛けた、賞レース24受賞・85ノミネートの大傑作!

アカデミー賞作品賞を受賞して話題となった『それでも夜は明ける』の俊才スティーヴ・マックイーン監督が、自身のルーツであるロンドンのカリブ系コミュニティの人種差別の歴史にスポットライトを当てた、5本の”映画” から成るアンソロジー・シリーズ。カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクションに2本(第1話『マングローブ』&第2話『ラヴァーズ・ロック』)が選出されて大きな話題を呼び、2020年11月にBBCで放送が開始されるや大絶賛を浴び、その後、さまざまな賞レースを席巻して世界規模の注目を集めることとなった。アカデミー賞の前哨戦であるロサンゼルス映画批評家協会賞では『ノマドランド』を抑え、TVシリーズとして初めて最優秀作品賞を受賞したことは、歴史的な快挙に。オバマ元大統領は「2020年のベスト”映画”」に第2話『ラヴァーズ・ロック』を選んだ。一方、一つ一つのエピソードを“Film=映画”と位置付け、いわば5本のTV映画として構想・製作された本シリーズは、劇場用に製作された作品ではないという理由でアカデミー賞の選考基準から外れ、映画業界に「映画とは何なのか?」という議論を巻き起こした。

■ジョン・ボイエガ、レティーシャ・ライトら実力派キャストの迫真の演技、無名の若手俳優の発掘!
イギリスのカリブ系黒人が経験してきたこれまであまり語られなかった史実を、ジョン・ボイエガ(『スター・ウォーズ』シリーズ)、レティーシャ・ライト(『ブラックパンサー』)、マラカイ・カービー(ドラマ『DEVILS~金融の悪魔』)ら実力派が熱演。第1話『マングローブ』で反人種差別運動家を熱演したマラカイ・カービーは英国アカデミー賞(BAFTA)テレビ部門で最優秀助演男優賞を受賞第3話『レッド、ホワイト&ブルー』の主人公を演じたジョン・ボイエガはゴールデン・グローブ賞で最優秀助演男優賞を受賞した。さらに、往年のベテラン俳優やまだ機会に恵まれていない若手黒人俳優にチャンスを与えたいという監督の意向で、無名の若手俳優たちを多数起用。キャスティング・ディレクターを務めたゲイリー・デイヴィは、製作の裏方を表彰する英国アカデミー賞(BAFTA)テレビ技能部門でキャスティング賞の受賞に輝いた

■ “BLM運動” に至るまでの、知られざる⾧い闘いの歴史
2020年、アメリカで、白人警官による不当な暴力によってアフリカ系アメリカ人男性が死亡する事件が発生した。この「ジョージ・フロイド事件」に抗議する大規模なデモの報道で、一躍世界中に響き渡った“Black Lives Matter(BLM)”というスローガン。しかし、この言葉が生まれたのは、2012年に同じく白人警官が黒人少年を射殺した「トレイボン・マーティン射殺事件」への抗議が発端だったと言われている。“BLM”という言葉はなくとも、その源流と言える“闘い” には知られざる⾧い歴史があった。本作では、「イギリス」、「カリブ系黒人」という視点が興味深い。マックイーン監督は自身にとって初のTVシリーズとなった本作について、「私の母親でも家で気軽に観られるように、TVで放送する作品として作りたいと思った」と語っている。さまざまな切り口で描かれる5つの物語を通して見えてくる1つの大きなメッセージ。今、多くの人々に見てほしい、知ってほしいテーマだ。

■ボブ・マーリーのレゲエ曲「Small Axe」に歌われた不屈のメッセージ
シリーズ・タイトル『スモール・アックス(Small Axe)』は、1973年にボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズのアルバム「Burnin’」に収録されたレゲエ曲「Small Axe」から取られている。その歌詞の中に引用されたことで世界的に有名になったフレーズ「If you are the big tree, we are the small axe(おまえが大きな木なら、俺たちは小さな斧だ)」は、19世紀後半まで続いた黒人奴隷貿易に起源をもつ、ジャマイカなどカリブ地域のアフリカ系黒人コミュニティに伝わる諺で、権力を持つ者を大きな木に喩え、自分たちは小さな斧だけど刃を研ぎ澄ましいつでも切り倒してやる、という反骨のメッセージが込められている。全話を通してレゲエやスティールパンの鳴り響く中南米音楽が作品の重要な要素で、特に第2話『ラヴァーズ・ロック』は、レゲエのジャンルの一つ”ラヴァーズ・ロック”の楽曲がふんだんに散りばめられた青春ラブストーリー。理不尽な社会の中でも彼らのルーツの音楽が常に身近にあり、歌い踊り陽気に生きる彼らの本来の姿が描かれている。
 

<配信および放送情報> 映画アンソロジー・シリーズ『スモール・アックス』 (全5話)
<配信>「スターチャンネルEX」
【字幕版】3月29日(火)より配信開始
作品ページ:https://ex.star-ch.jp/special_drama/W7iMz
<放送>BS10 スターチャンネル
【STAR1 字幕版】 4月19日(火)より 毎週火曜23:00 ほか
※4月16日(土)16:00 字幕版 第1話 先行無料放送

公式ページ:https://www.star-ch.jp/drama/smallaxe

<メインキャラクター>
第1話「マングローブ」

■フランク(ショーン・パークス)
レストラン「マングローブ」のオーナー。理不尽な人種差別に立ち向かった、”マングローブ9”の1人。
■アルシア(レティーシャ・ライト)
ブリティッシュ・ブラックパンサー運動の主導者。”マングローブ9”の1人。
■ダーカス(マラカイ・カービー)
反人種差別活動家。”マングローブ9”の1人。

第2話「ラヴァーズ・ロック」
■マーサ(アマラ=ジェイ・セント・オービン)
親に内緒でハウスパーティーに行き、フランクリンと出会い恋に落ちる。
■フランクリン(マイケル・ウォード)
自動車修理工場で働く青年。ハウスパーティーでマーサと出会い恋に落ちる。

第3話「レッド、ホワイト&ブルー」
■リロイ(ジョン・ボイエガ)

理想に燃える警察官。白人優位主義の警察組織を内側から変えようと志すが思わぬ壁にぶち当たる。

第4話「アレックス・ウィ―トル」
■アレックス(シェイ・コール)

1981年の“ブリクストン暴動”に関与して懲役刑を受けた作家。15歳まで閉鎖的な白人系養護施設で育つが、ある出会いを機に自らのルーツに目覚める。

第5話「エデュケーション」
■キングスレー(ケニヤ・サンディ)

読字障害のある12歳の少年。黒人の生徒を特別支援学校に転校させる非公式の隔離政策により教育の機会を奪われる。
 

<スタッフ>
【監督・脚本・製作総指揮】スティーヴ・マックイーン(『それでも夜は明ける』)
【製作総指揮】トレイシー・スコフィールド(『堕天使のパスポート』)、ローズ・ガーネット(『ジュディ虹の彼方に』)ほか
【出演】ジョン・ボイエガ、レティーシャ・ライト、マラカイ・カービー、ショーン・パークス、ナオミ・アッキーほか

<スターチャンネルEX>
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