元バーミンガム・ロイヤル・バレエ ファーストソリスト“山本康介”が語る「英国バレエ」の本質とは?

株式会社世界文化社のプレスリリース

株式会社世界文化社(東京都千代田区九段北/代表取締役社長:鈴木美奈子)は2020年3月19日(木)に書籍『英国バレエの世界』を発売しました。

■初心者から上級者まで楽しめる「英国バレエ」の魅力を解説

バーミンガム・ロイヤル・バレエでファースト・ソリストとして様々な役柄を踊り、退団後は、指導者・振付家・演出家・解説者と、多彩な活躍を見せる山本康介氏、初の著書。

自身のこれまでの経験と幅広い知識を凝縮し、英国バレエの魅力を余すところなく紹介します。英国バレエの歴史と今を丹念に紐解き、独自の視点が光る作品解説も満載! また、これまであまり語られてこなかった自身の来歴や現在の仕事について、さらにはバーミンガム時代の仲間である佐久間奈緒氏、平田桃子氏、厚地康雄氏とのスペシャルトークも掲載!

書籍購入特典として、山本氏によるヴァリエーションレッスン動画のQRコードも掲載しています。バレエ鑑賞が好きな方はもちろん、今バレエに打ち込んでいる子どもたちや指導者も楽しめる1冊になっています。

 

<はじめに> ※本書より抜粋

まず、僕にとって本を出版するということが、どれだけ早すぎるということを自分で理解しているかお伝えしなければなりません。

では書かなければいいとおっしゃる方もいるかもしれませんが、本書は、芸能人の写真集のような格好いいものや、卓越した人生観、自分の活躍した分野を熟知しきった達成論を書いたものとは程遠く、ただ単純に自分のバレエに対する思いを書き下ろしたものです。しかし、愛媛で生まれ育ち、ロンドンの学校に通い、バーミンガムで踊っていたことで、少し変わった?少し違った?感性やものの見方から、当たり前と思われていることがそうでなかったりする可能性の大きさを、皆さんが今打ち込んでいるバレエ、好きで鑑賞しているバレエから感じてほしいと思ったからです。

バレエの「美」は、なかなか言語化できるものではありませんが、本にするためには具体的な「ことば」を慎重に選びながら丁寧に紡いでゆくという闘いがありました。また、イギリスのバレエを知ってもらう、僕のことを知ってもらう過程で、どうしてもバレエの専門用語や人名などの固有名詞を出さなければいけなかったため、イギリスのバレエに精通している自信のない方はPart2を先にお読みになってPart1に戻られたほうがわかりやすいと思います。必ずしもページ順どおりの必要はなく、いろいろ前後させながらご自分流に楽しんでいただけたら幸いです。

インターネットなどの普及で書物が売れなくなっている今、バレエを通じてこの本を皆さんが手に取ってくださり、僕とつながってさらにバレエの楽しさ、芸術の素晴らしさを感じていただける期待でいっぱいです。

 

バレエとの出会いからロイヤル・バレエ・スクールでの日々バレエとの出会いからロイヤル・バレエ・スクールでの日々

書籍特典として、購入者だけが見れる特別なレッスン動画!書籍特典として、購入者だけが見れる特別なレッスン動画!

▲特典動画  山本康介氏によるヴァリエーションレッスン(ショート ver.)

 

▲『英国バレエの世界』著者 「山本康介」スペシャルインタビュー

<目次>
Part.1: 僕の来歴と現在について
Part.2: 英国バレエの”歴史”と”今”に迫る
Part.3: 英国的おすすめ演目を徹底解説!
Part.4: バーミンガム・ロイヤル・バレエの仲間との思い出話

<著者プロフィール>
愛知県今治市生まれ。美佳バレエスクールにおいて山口美佳に師事。こうべ全国洋舞コンクール第1位、埼玉全国舞踊コンクール第1位受賞。1996年、13歳という若さで名古屋世界バレエ&モダンダンスコンクールにおいて審査員特別賞、ポーランド国立オペラ劇場からニジンスキー賞を受賞。 1998年、ロイヤル・バレエ・スクール入学。主席として卒業し、ニネット・デ・ヴァロワ賞も受賞。2000年バーミンガム・ロイヤル・バレエに入団。2005年にファーストソリストに昇格。2010年に同団を退団後は、演出家・振付家として数々の作品を手がける一方、NHK「ローザンヌ国際バレエコンクール」「プレミアムカフェ」「らららクラシック」等に解説者として出演。

 

『英国バレエの世界』

■著者:山本康介
■発売日:2020年3月19日(木)
■定価:1,800円+税
■発行:株式会社世界文化社

 

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