手話映画「ヒゲの校長」~上映に向けたクラウドファンディングを4月3日まで実施中!

株式会社Dream Stageのプレスリリース

昭和初期、会話は口と声だけでするものではなく、手を使い視覚に訴える手話も言語の1つとして広めるべきだと手話の普及に努めた教育者、髙橋潔を描く映画「ヒゲの校長」(監督:谷進一)は、「言語や文化が違う人達が共存できる社会」につながるよう、映画のクオリティ向上と上映会会場確保などの公開規模の拡大のため、社会問題と向き合う人のクラウドファンディング プラットフォームのGoodMorningにて、クラウドファンディングを開始した。現在目標額の50%集まっており、4月3日まで実施する。

自主制作手話映画「ヒゲの校長」は、大正末期から昭和初期、聴覚障害者への教育として、口話法(口元を読み取り理解する方法)が、ろう教育界を席巻し、手話を締め出した時代を描く。こうした口話法絶対の流れに対して、異を唱えたのが当時、大阪市立聾唖学校の校⾧だった髙橋潔先生だ。映画では、手話を守った髙橋先生の人生を描いている。

映画「ヒゲの校長」には、すべての人がろう者の文化や手話を知るきっかけとなってほしいという願いがある。
そして、顔と顔を向き合わせ表情や手で語り合う手話を知ることで、「伝える」ことに相手への思いやりをもち、言語や文化が違う人達が共存する社会に一歩近づけると信じている。
 

主演の髙橋潔役には、ろう者の両親を持つ耳の聞こえる子どもとして、手話を母語に育ってきた尾中友哉(株式会社Silent Voice、NPO法人Silent Voice代表)。髙橋潔を支える妻を演じたのは、映画「繕い裁つ人」「日本のいちばん長い日」やCM、舞台など、関西を中心に活躍する女優日永貴子。また、ゲスト出演には、ドラマ「新選組血風録」で主演、土方歳三を演じ注目を集めた、京都の時代劇の大御所、栗塚旭。
 

 

また、全日本聾唖連盟初代連盟長となる藤本敏文先生役は、常から舞台で演じている、NHK手話ニュースキャスターでお馴染みの那須英彰。そして、吉本興業の手話部に所属する次長課長の河本準一がアドリブも手話でツッコミを入れている場面は必見である。
 

さらに、ラジオパーソナリティグループ「Dream Zone」のリーダー江﨑 夢も手話を学ぶ婦人役で参加。
当グループは普段は口と声を使って話しているが、「全ての人にエンタメと笑顔を!」を追求し、声ではない別の言葉として手話にたどりつき、現在勉強中とのこと。
 

手話映画「ヒゲの校長」は自主制作映画である。前回作品の手話映画「卒業~スタートライン」も財政基盤が弱く苦労したこともあり、今回は、広く支援を求めながら様々な人たちと繋がって上映の実現に努めたいという思いでクラウドファンディングを開始した。
クラウドファンディングで得た資金は、持出している交通費や食費、衣装にかかった費用の他、今後予定されている編集や音声、音楽のクオリティアップ、全国での上映や劇場公開を実施するための費用に充てる予定だ。
 

支援金のコースは、1,000円から300,000円まで、様々なコースが用意されており、金額に応じて、ポストカードや、先行上映のペアチケット、映画で使用した小道具、ポスターなどが支援者にプレゼントされる。

映画の完成、先行上映は、2022年の秋頃を予定している。

クラウドファンディングは、4月3日まで実施。
以下のURLから申し込みが出来る。

〈制作〉「ヒゲの校長」実行委員会

〈後援〉吉本興業株式会社/京都府聴覚障害者協会/大阪聴力障害者協会

〈協力〉NPO法人 Silent Voice  NPO法人 大阪ろう難聴就労支援センター ひまわり教室 /藤花塾

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▼「ヒゲの校長」クラウドファンディングのページ
https://camp-fire.jp/projects/view/512454

▼映画「ヒゲの校長」について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000092687.html
 

【お問い合わせ】
〒104-0053
東京都 中央区晴海 3丁目13番2号 DEUX TOURS WEST 4011
株式会社 Dream Stage 髙橋 誠
Email:contact@dreamstage.jp

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