河合楽器製作所 新たな中期経営計画「Resonate 2024」を策定

株式会社河合楽器製作所のプレスリリース

株式会社河合楽器製作所は、2022年4月から2025年3月までの3年間を対象期間とする
第7次中期経営計画「Resonate 2024」を策定いたしました。

 

  • KAWAIの目指す姿

 当社グループは、創造性豊かな好感度企業を目指し、「快適で豊かな生活環境の創造」・「お客様の満足を第一とした商品・サービスの提供」・「新しい時代に向けた企業活動の推進」・「社員を大切にし、明るい企業をめざす」を経営の理念とし、ピアノをはじめとする楽器・音楽教育等を通じて感動を皆様に広げ、快適な生活環境の創造に貢献することを使命としております。
 

  • 長期ビジョン

『100年ブランドの確立』
 100年、そしてさらにその先の継続的な発展に向け、祖業であるピアノづくりで世界一を目指し、各事業の強 みをさらに深化させ、お客様満足度の追求・向上と音楽文化の発展を通して、企業価値・ブランド力の向上と持 続的な成長を図ります。
 

  • 第7次中期経営計画「Resonate 2024」について

【位置づけ】
 2019年の前中期経営計画の時点では、2022年4月からの3年間は「成長の加速」と位置づけていましたが、巣ごもり需要等の影響を受けて想定よりも大幅に前倒しで収益が増大したことや、巣ごもり需要後の鍵盤楽器需要の不透明さ、サプライチェーンの混乱なども踏まえ、第7次中期経営計画の位置づけを「新たな事業環境での堅実な成長」に変更いたしました。

【基本方針】
 100年ブランドの構築に向け、新たな事業環境に適合しながら堅実に成長し、100周年に向けた盤石の体制を構築いたします。そして、100周年の「その先」を見据え、KAWAIが実現したい未来を描きます。

【重点戦略】
 ・顧客接点の進化
  顧客購買行動の変化に適合したプロモーション政策を強化し、リアル施策とデジタル施策を融合させて「より多くのターゲット顧客」に対して、製品・サービスの価値を「より分かりやすく」伝えていきます。

 ・需要拡大領域の強化
  ライフスタイルの変化により、ハイブリッド製品、デジタルピアノに対する需要が増加しており、こうしたニーズに応えるラインナップの拡充と生産体制の増強に取り組みます。

 ・コスト増への対応
  半導体などの材料費や海外輸送費の高騰によるコスト上昇に対応する為に、生産性の向上と販売価格の適正化を進めます。

【基本戦略】
 ・楽器教育事業
  (1)ブランド力の強化
    「100年ブランド」構築に向けたKAWAIブランドの更なる強化
  (2)販売力の強化
     ① 楽器製造販売 各市場における高付加価値化とシェアアップの追求
     ② 音楽教育 音楽文化の振興と普及によるブランドの発信と鍵盤楽器の需要創造
  (3)製品・サービス力の強化
     ピアノメーカーならではの技術を生かした「顧客満足度」の絶え間ない探求
  (4)生産力の強化
     グローバル生産体制におけるQCDF※の強化
     (良い製品を、効率的に生産し、適時に、安定的に供給する ※Quality, Cost, Delivery, Flexibility)
  (5)組織力の強化
     機能面から組織を見直し、企業拡大のために必要な組織体制の構築と人員配置の実施

 ・素材加工事業
  (1)金属事業
     ① 車載向け新規品の受注拡大と増産体制の構築
     ② 既存品の横展開と新規品の受注
     ③ 生産性向上のための設備投資の加速
  (2)音響事業
     ① 個人用途の拡大と法人市場の開拓
     ② 快適な音響空間の追求による新商品開発
     ③ 増販に対応する為の生産体制の確立

■詳細については下記URLからご確認ください。
 ・中期経営計画「Resonate 2024」策定のお知らせ:https://www2.kawai.co.jp/ir/pdf/2022/disclo_20220325.pdf
 ・中期経営計画「Resonate 2024」説明資料:https://www2.kawai.co.jp/ir/setsumei_pdf/2022/20220325_2022chukei.pdf

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