株式会社 Block FMのプレスリリース
“満足感をブースト”をメッセージに掲げる「glo™」と10周年を迎えた新世代の音楽マルチメディア「block.fm」が、2022年3月31日(木)にNEX STAGE presents 「ミライノサクラ2022〜未来への扉〜 」インスタライブを開催した。
昨年の「ミライノサクラ」は、“一生に一度の桜を未来へ”をテーマに開催。東京タワーを直上に見上げるロケーションから配信、会場には透過LEDを搭載したキューブ型のステージが設置され、5組の人気アーティストがスペシャルなライブを行った。イベントの模様はglo™のインスタグラムアカウントから無料で配信され、延べ5000人が視聴。また、配信会場には人数限定で招待された観客が各々の車で来場し、車の中でFM電波を通じて音楽を楽しむ「ドライブインフェス」形式で、ソーシャルディスタンスを保ちながらイベントに参加したことは記憶に新しい。
2回目の開催となる今年は“一生に一度の桜を未来へ”をテーマに、日本庭園や歴史的建築物でも知られる桜の名所「八芳園」を会場に開催。デジタルとリアルがミックスした桜が咲き誇る圧倒的な没入空間の中で、計12組のアーティストが一夜限りのスペシャルライブを披露した。
桜の香りがほのかに香る八芳園では、会場へと続く通路に未来の扉の鍵穴を思わせるゲートやバーチャルの桜が美しく舞い散るLEDモニターによる未来の扉が用意されたフォトブースを設置。会場内では 「八芳園」のリアルな桜と最新のデジタル技術をミックスし、満開の桜を思わせるミライノサクラ空間が演出された。
ライブでは、まず前半戦のトップバッターとして、唯一無二のプレイスタイルでダンスフロアに強烈な一体感を創り出すDJ、DAISHI DANCEと、迫力ある津軽三味線の演奏で国内外から注目を集める吉田兄弟が登場。ライブではDAISHI DANCEのハウスビートに合わせた吉田兄弟の超絶技巧による速弾きや、2人の合奏のみのパフォーマンスも披露。またライブ終盤では、EDMと津軽三味線が融合したエモーショナルかつ壮大なスケールの楽曲等が披露され、来場者を多幸感で包み込んだ。
続いて前半戦2番手として”歌うDJ”としても注目を集めるYonYonが登場。DJプレイでは本人が「春らしい曲をいっぱい持ってきた」と語る通り、春の陽気を感じる軽やかで楽しげな曲がスムースにプレイされていった。DJプレイの途中ではYonYonのオリジナルトラックに合わせて歌う姿が見られたほか、ゲストとして登場した日本のアーバン・ポップス・ブームを牽引する”クイーン・オブ・シティポップ”こと一十三十一とのコラボパフォーマンスを披露。2人のコラボ曲「Overflow」や流線形と一十三十一の「蜃・気・楼」など、アーバンなシティポップ曲で会場を盛り上げた。
次に前半戦3番手として、早耳リスナーからも話題を集める新進気鋭のシンガーソングライターHiplinがギター1本での弾き語りスタイルで登場。 1曲目からしっとりした美しい歌声とギターの音色で来場者の心を掴むと、その後も思わず吐息がもれるようなウェルメイドな音楽を披露。演出のLEDスクリーンから舞い散る桜も相まってまるで春の夜の夢のような雰囲気が漂う中、出会いと別れの季節を思わせるセンチメンタルかつエモーショナルな曲で、来場者の感情を揺さぶった。
そして前半戦最後のアーティストとして、DJ HASEBEが登場。序盤からシネマティックなウワ音が耳に残るメロウなHIP HOPやスムースなR&Bなど、多彩な楽曲をドロップしながらフロアを盛り上げた。また、パフォーマンスの後半にはゲストボーカルとしておかもとえみが登場。2人のコラボ曲の「I Like It」や「ROOM VACATION」などファンにはお馴染みの楽曲とソウルフルなパフォーマンスで会場を盛り上げつつ、来場者に上質な時間を提供してくれた。
前半4組のライブパフォーマンスが終わったこのタイミングでイベントのMCを務める三原勇希と「glo™NEX STAGE」のプロデューサーを務める☆Taku Takahashiがステージに登場。Hiplin、DJ HASEBE、おかもとえみの3組を迎え、「あなたにとって開けてみたい未来の扉は?」というテーマでトークを行った。DJ HASEBEが「まだ自分の音楽と向き合いきれていないので、今後は曲をちゃんと作る」と語ったことを皮切りに音楽制作談義がスタート。アーティストならではの話に花が咲き、来場者もそれに聞き入っていた。
後半戦は”夏フェスの女王”の異名をとるMINMIからスタート。序盤からm-floとの「Lotta Love」など、ファンにはお馴染みの曲が披露されたほか、ダンサーをステージに呼び込んでのダイナミックなパフォーマンスにより、いきなりフロアの雰囲気は最高潮に。また、中盤はムーディなダンスホールや桜の季節にぴったりな「四季ノ唄」なども披露されたほか、MCでは“今も日本とアメリカを行き来しながら次の夢に向かっている”と力強く語り、来場者の注目を集めた。そして、最後にはポジティブなメッセージを会場に向けて語りかけながら情熱的な「さくら〜永遠〜」の圧倒的なパフォーマンスでライブを締めくくった。
後半戦の2番手として☆Taku TakahashiがDJセットで登場。疾走感のあるテッキーな曲からDJをスタートするとその後もグルーヴィーなサウンドでフロアをロックし続け、長く日本の音楽シーンを牽引するアーティストの実力を遺憾なく発揮した。また、来場者の身体を激しく揺らすほど盛り上げたDJパフォーマンスの終盤ではm-floの代表曲のひとつ「orbit-3」もプレイ。アンセム投下により、それまでの盛り上がりをさらに引き上げた。
次に後半戦3番手として、ソロとしてもマルチプレイヤーとしても音楽シーンに存在感を放つTENDREが登場。柔らかなエレピの調べとともにスタートしたライブパフォーマンスでは、LEDスクリーンの舞い散る桜を背に春を思わせる曲が数多く披露された。特に叙情的なメロディと伸びやかな声に会場がつつまれる中、披露されたしっとりした弾き語り曲「DOCUMENT」は、その雰囲気も相まって、来場者全員を魅了。TENDREが奏でるエモーショナルな音楽が心地よい空間を生み出していた。
イベントが終盤に差し掛かる頃には後半戦4番手として、多彩なプレイスタイルで国内外のダンスミュージックファンを踊らせるDJ、TJOが登場。序盤からアップリフティングなテックハウスやハウスミュージックでお花見空間を盛り上げつつ、時にファンキーなディスコやマイケル・ジャクソンの「Rock With You」のようなクラシックなダンスポップをフロアに向けてドロップ。その後も巧みなDJプレイで最後まで来場者の心をがっちり捉えて離さないまま、最高の状態でイベントの大トリにバトンを繋いだ。
そして、いよいよ豪華な桜まつりを美しく華やかに締めくくる大トリとして、今や日本を代表するR&Bシンガーとしても注目を集めるSIRUPがバンドセットで登場。ライブでは「Synapse」、「Overnight」など序盤から聴かせるソウルフルな曲を披露し、艶のある歌声と都会的なサウンドを響かせた。SIRUPの気迫あるパフォーマンスはフロアに集まった来場者にも伝播し、音楽にあわせて思い思いに身体を揺らす様子が見受けられた。また中盤では「LOOP」や「Online」のようなメロウでチルな曲も披露し、その場にいた全員がその音楽に聴き入っていた。
また、終盤ではMCで「最後までこのまま突っ走って終わろうと思う」と語ると、最後は「SWIM」を披露し、会場を心地よいグルーヴで包みこんだまま、大盛況のうちにライブパフォーマンスを終えた。
全12組のアーティストによるライブパフォーマンスが終わった後は再び、三原勇希と☆Taku Takahashiがステージに登場。後半戦に出演したMINMI、TJO、SIRUPを迎え、トークを行った。その中でMINMIは20周年を迎える8月に自身主催のフェスを開催することを語るなど、3組がそれぞれこれから先の目標を熱く語った。
また、最後に☆Taku Takahashiは、「今回のイベントはDJやライブ、色々なミクスチャーがあって、みんなが楽しむことができたし、純粋に音楽を楽しめるような体験ができた。世の中まだ色々と大変なことはあるが、そんな状況の中でもみんなで知恵を絞って、これからもみんなが楽しめる状況を一緒に作っていきたい」と語り、イベントを締めくくった。
glo™とblock.fmは、今後も「NEX STAGE」 を、アート、カルチャー、テクノロジー、価値観など様々が交差する場として、新感覚のライブイベント、ポッドキャスト、インタビュー、ワークショップなど、あらゆる形で音楽をアップデートし、アーティストと共にネクストレベルの「新しい体験」を創造していく。
イベントの様子はこちらからもご覧いただけます https://block.fm/news/mirainosakura2022_report
- NEX STAGE (ネクストステージ)とは
“満足感をブースト”をメッセージに掲げる「glo™」と 2021年に10周年を迎えた新世代の音楽マルチメディア「block.fm」による新プロジェクト「NEX STAGE」(ネクストステージ)。2021年12月にローンチした「NEX STAGE」は音楽の新しいソーシャルプラットフォームとして、アート、カルチャー、テクノロジー、価値観など様々が交差する場として、新感覚のライブイベント、ポッドキャスト、インタビュー、ワークショップなどあらゆる形で音楽をアップデートし、アーティストと共にネクストレベルの「新しい体験」を創造していきます。